今日は家族で大学の卒業制作展を見に行きました。
名古屋からは約140km、
神奈川からだと約410km。
これからはそう簡単に行ける距離ではないので、
一旦見納めです。
建築デザインは約50点の展示がありました。
「結構沢山の人が卒業するのだなぁ~」と思う反面、
「入学生はもっといるなぁ」と少し厳しい現実を実感。
今日は見てよかったです。
Webや写真でも豊富な情報量ですが、
その場だからこそ感じられるもの、
伝わるものがありました。
今回見た作品は、
駅と何かを複合させたもの(図書館、美術館とか)と
集住体
が多かったです。
それぞれ土地の読み取りやテーマの深堀りがあって
ダイアグラムやシナリオ、シークエンスが巧みに織り交ぜられ
建築を通して何か伝えたいという気持ちが伝わってきました。
その中で幾つかが入賞や奨励賞になっていて
確かに力作ばかりと感じましたが、
実は賞を取っていない作品の中にもどうしてこれが入賞しないんだろうとか、
この部分は好きだなぁと感じるものが多々ありました。
そこは紙一重の世界で、選ぶ方も難しいんでしょうね^^;
確かに賞を取れたら嬉しいだろうけど、
実はそれは全体のほんの一面に過ぎず、
卒業するまでの苦労や成長はそれだけでは語れないんだろうなと
妙に実感しました。
(来年に向けた言い訳かも知れませんが^^;)
今回はもう一つ。
家族みんなで鑑賞できたことが良かったです。
感じたことを共有できるのは貴重です。
今後の制作の励みにもなります。
みんな、パパのわがままに付き合ってくれてありがとう。
ちなみにいつものことながら
パパだけやたらと鑑賞時間が長いので
みんなはその間、地下1Fのこども図書館「ピッコロ」で
待っててくれました。
原広司さんの京都駅を眺めてから帰途に。