ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

SEEの俳優さんコメンタリー

2005-02-05 23:38:02 | Tolkien・映画
***ROTK SEEネタバレです。***
いよいよ我が家にもROTK SEE日本版が届いたので,さっそく,俳優さんコメンタリーからチェックしました。で,まだ半分位しか(字幕を(^^;))見てないのですが‥,先に,デヴィッド・ウェナムさんの発言がおかしい,と書きましたが,今回は,他にも笑える発言が多いようですね。

まず,昨日,ゴスモグのポイントが高いと書いたばかりですが,このゴスモグとナズグルの親分二役(へ~っ二役だったんですか)を演じるローレンス・マコーレさんのコメンタリが脳天気で,とても楽しかったです。
ワーグに乗って登場するシーンでは,「ワーグって何?って思ったよ」ナズグルの飛び交うシーンでは「ナズグルって何?って思ったよ」この無邪気さがたまりませんねえ。アングマールの魔王の最期のシーンでは,「彼が潰れたら観客は大喜びだ,ヒーローばっかりでなくて悪役も愛して欲しいな」と語ってましたが,私,アングマールの魔王はお気に入りですよ~。特に,その,クシャクシャクシャッとなってしまうシーン,好きですよ。(爆) ついでに,ゴスモグがエオウィンにとどめを刺そうと「うりゃ~~っ!」と声を上げながら迫って来る所は,これ皆に余計な追加シーンって言われているだろうなあと思いつつ,私は結構気に入ってます。

ミランダ・オットーさんは正直(笑)! エオメル以外は兜似合わないわよ。アラゴルンは汚い格好の方がいいわ。一般の人が思っている通りに言ってくれるんで,楽しいです。(彼女以外は兜似合ってたというドムの発言もなるほど~と思いましたが)

バーナード・ヒルさんは,TTTの時からずっと思っていたのですが,相変わらず,何気におかしな人ですね。特にエオウィンがセオデンをかばってナズグルと戦う辺り(つまり彼が死にそうな時)で,爆笑発言炸裂。最初の予定では,自分を潰している馬の上にさらにエオウィンを立たせると聞いて「余計な体重かけるな」は大笑いでした。で,"I am no man!"のシーンで,「エオウィンの兜」についてまとめる所も

皆が結構ウケを狙って,ユーモアたっぷりの発言をする中で,オーランド・ブルーム君の発言は,1人でやたらクールで,冷静に演技を分析しているものが多く,原作レゴラスそのもののようにマイペースなのがまた笑えました。

Book Club次のお題

2005-02-05 21:16:24 | 読書
英語のモーパッサン短編集,やっと読み終わりました。話の舞台は19世紀終盤のパリ,である事が多く,よくよく考えてみれば,なんと,映画ムーラン・ルージュとほぼ同時代,つまりは,あの世界なんですね。なかなか華やかな大人の世界,含蓄に富んだ男女の機微(あ~普段使わない言葉を使うと喉がっ)を描いた話が多かったですよ。

次は,以前は戯曲を読みそうだと書きましたが,結局,Homerの,Odysseyです。いろいろバージョンがあるようですが,どうやらこれ(右)っぽいです。という事で,しばらくギリシャ神話のお勉強。ちょうど去年トロイを映画で観て,ショーン・ビーン(が演じたオデッセウス)への興味から,読んでみたいと思っていた所です。(なんという短絡的な理由;)


日本語化に挑戦

2005-02-05 09:18:54 | ハリポタ全般・J.K.Rowling
このごろ,ブログ人全般にわたって(海外から?)TB攻撃を受けています。前にも書きましたがこのブログにも被害が出てます。そこで,もし,こちらで怪しいコメントやトラックバックを見た場合,そこへジャンプしないようご注意願います。特に,このブログは,一応,日本語ですので,そもそも英語なんぞでコメントやトラックバックを送ってくるようなヤツは要注意です。

‥とは言うものの,実は私の書いている文章自体がアヤシイじゃん!(爆) ‥という事で,これを機会に,ハリポタ日記を,人名,地名位は日本語化に挑戦してみようと思います。「ハリー・ポッター大辞典 (寺島久美子著)」準拠で。え,何か違う?(^^;),すいません,日本語版原作持ってないんですよ~; いや,その「大辞典」は原作準拠のはずですので。(笑)

別館ブログの方では,指輪関係はほとんど日本語化しているのですが,実はせっかく原書を読んだので,なるべく英語を忘れないよう,文章を書く時キャラクタや地名等は英語で書いているんですよ。だからあちらも,実は原文はここのハリポタ日記と同じようになります。そして,こんな事をして,もともと書いた文章を変換しているんですよ。

で,さっそく,ハリポタ用にこの変換ツールを作りましたが,これがまた大変で。何故かと言いますと,指輪の登場人物はホビットだけが苗字を持ってますが,ハリポタの登場人物は,ほぼ全員が持っているんですね。だからいちいち2つずつ分変換コマンドを入れなくてはならないんですよ。こんな感じで。

replaceall "Harry Potter" , "ハリー・ポッター", ask;
replaceall "Harry" , "ハリー", ask;
replaceall "Hermione Granger" , "ハーマイオニー・グレンジャー", ask;
replaceall "Hermione" , "ハーマイオニー", ask;
replaceall "Ron Weasley" , "ロン・ウィーズリー", ask;
replaceall "Ron" , "ロン", ask;

(爆)(爆)まあ,ともかく,次からは多少読み易い日記になると思います。

ただ,ハリポタ以外の原書読書に関しましては‥‥,日本語版を持ってないし,辞書もない事も多いので,ちょっと対応は難しいかな。。。


SEEで気に入ったのは‥

2005-02-05 00:33:21 | Tolkien・映画
***ROTK SEEネタバレです。***
ROTK SEEで追加されたシーンの中で,結局どれが気に入ったかと考えてみたら,
  • サルマン様の美声
  • オスギリアスでのファラミアが,なんかやたらカッコいいんですが。
  • ギムリとレゴラスのビール飲み比べをきょとんと見ているエオメル
  • ピピンを見送りながらアラゴルンに彼との思い出を語るメリー
  • 動かない馬を一生懸命蹴り蹴りしているメリー
  • パパに「Father?」と言うファラミア
  • ピピンとファラミアのお話(ファラミアのセリフの真意は気になるんだけど‥)
  • 死者の道でのレゴラスとギムリ
  • エオウィンとゴスモグの戦い
  • エオウィンに駆け寄るエオメル

意外にもポイントの高かったのが,ゴスモグです。実は,お目目ぱっちりモリアのオークや,鎖やブリキをおしゃれなアクセサリにしているアイゼンガルドのオーク達などは,元々結構好きだったのですが,彼は最初なかなか馴染めませんでしたね。劇場版で最初に観た頃は,よく「いや~ん何アレ?悪趣味!B級ホラー映画の出来損ない!」と言っていたものですが,よくよく見ると彼は悪人には不釣合いなつぶらな瞳をしています。SEEでの彼の追加シーンは楽しいのばっかりです。

悪役と言えば,悪役では1番のお気に入りのナズグルの親分さんなんですが,元々彼を気に入った理由は,原作でのミナス・ティリス大門前でのガンダルフとのやり取り。SEEにそれ「っぽい」のが追加されていましたが,‥やっぱし,原作の方がいい~。「鳥」じゃなくて馬に乗ってきて欲しかったです~。

え~それと「48秒のロマンス」が入ってないって。すいませんね。ホントにファラミアのファンなのかって,いや本当ですよ。これ以外のファラミアの追加シーンは全部お気に入りですよ。‥‥では何が気に入らないかって,。。。。

ROTKを観返していて,最近,結構大事な事に気がついたんですよ。映画エオウィンが,男性を見送り取り残される役割はイヤだって,何度も言ってくれたおかげで。実は彼女に惚れた男に課せられたのは,その彼女が最も嫌う仕事でした。彼はホントはアラゴルンについて黒門に行きたかった。でもたとえ元気だったとしても,行けなかったでしょう。しかもアラゴルンが無事帰ってくれば,彼はますますその役割から逃れられないわけです。しかし「兄貴とは違う種類の強さを持つ」彼は,自分の仕事がイヤだとかいうような素振りも全く見せず,淡々とこなしているんですね。エオウィンはそんな事にやがて気がついて‥‥

‥なんで映画ではそこを全然言ってくれないんだ?
という辺りが,このシーンを気に入らない理由の説明になりますかね?

Run!Run!Run!