パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

2012春 関東各地から体調異変の知らせ(1)

2012年05月02日 | フクシマ原発震災
 《放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ「福島第一原発を考えます」》から
 ▼ 東葛地域で心臓痛、甲状腺石灰沈着、腺腫樣甲状腺腫、
   意識喪失、サイログロブリン高数値。


 (略)
 東葛地域から避難したお母さんから、ご自身の症状と、我孫子市でおきているみなさんの健康被害の症状を伝えてきていただきました。
 このエリアで健康被害の頻度は尋常の域を超えています。数千Bq/kgを超えていて、最低でも、「希望移住地域」にするべき数値です。東京二十三区東部も含めて、とにかくこの地域から、極力避難させるべきです。
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 我孫子市の友人・知人、そしてそのお子さんの症状を箇条書きに書いておきます。
「大人・心臓痛あり。西に移住して2ヵ月後、症状は消える」

「原発事故後外出は1度もせず、爆発後すぐに1ヶ月ちかく西に避難。子供二人共に、甲状腺に石灰沈着。ホルモン数値、うち一人は正常値のMAXギリギリ」
「小学生男児。5月から酷い下痢。足の節々を痛がる。くるぶしの内側外側や膝の内側。疲れやすく、朝からだるいと言うことが多い。」
「女児。昨年4月から目の下にクマが目立つ。昨年3月~4月口内炎で受診。頭痛、腹痛、疲れ。」
「女児。目の下のクマ。下痢。疲れ。

「大人。庭の薔薇の花殻つみをしたあと、のどがキリキリ痛み、左の指の皮膚炎、首のリンパに触るとしこり、動悸、息切れ、睡眠中に動悸で目覚める。」
「小学女児。昨年の3月~7月、お子さんに鼻血と発熱(特に風邪の症状は無い)何度か発熱、疲れ気味。夏休み疎開後は体調回復。」
「9歳女児。プールに入ったら鼻血。二度目のプールでも。鼻血を出したことがない子。足の関節痛。庭の芝生をはがした日に、風邪の症状はないのに発熱。」
「10歳男児・心臓痛

「小学生・甲状腺に腫れ。腺腫樣甲状腺腫と診断。サイログロブリンが高く100前後。県外へ避難」
「祖父母は昨年3月下旬から毎日芝生や庭の草取りを一日二時間以上→心臓を悪くし、次々にダウン。(2人とも過去には疾患なしです)」
「大人・突然のめまいと心臓の動悸の後、意識を失い倒れる。すぐに気がついて起き上がった」
「大人・甲状腺検査でサイログロブリンの数値が300超えた。要経過観察」

「大人・3月16日か17日、自転車に乗っていたら突然鼻血(鼻血は子どもの頃以来、出たことが無い)」
「大人・口内炎が何度もできる。呼吸が苦しい」

「12歳女児・昨年3月後、急激にアレルギー悪化。口にヘルペス

 これら以外にも、体調の変化がある方など多々耳にしています。
 一人の症状だけ聞くと、ちょっとした体調不良レベルですが、こうやって身近なところで大勢の方に同じような体調不良がでている話を耳にすると、放射能の悪影響は確実に起きつつあると実感しています。
 勿論、放射能の影響ではない方の症状も含まれているとは思いますが、鼻血を出さない子が鼻血、心臓に異変を感じるなど、似た症状が多いのは異常だと思います。
 3月15日の爆発後、危険と感じて屋内待機。
 3月16日、仕事で屋外を数時間ほど出歩く。マスクはしていた。外出はその時だけ。後はずっと屋内。窓は開けず。
 3月19日、子どもを連れて新幹線で九州へ一時避難。
 3月27日、仕事に穴を空けられないので我孫子に戻る。

 3月末頃から心臓と胸の痛みが酷く、毎晩旦那に背中をさすってもらっていたのを覚えています。
 同時に肩と首の後ろもかなり痛くなった。びっくりするほどでした。

 水は3月末から九州の水を使う。
 食べ物も4月くらいからは、かなり気をつけていました。
 外食もしましたが、産地を調べたりで、食べ物からの内部被爆はかなり避けていたと思います。
 夏の2ヶ月間は海外に避難。
 今年3月末から九州に移住。

 胸の痛みは減ったものの、未だに胸の痛みあり。
 先週、初めて病院で診察してもらった。「胸の痛み、心臓痛、頭痛、手足のしびれ、疲れ、動悸、息苦しさ」が症状。
 血液検査、甲状腺検査、心電図検査異常なし。
 精神を安定させる系の漢方薬を処方されるも、全く効かず。
 蛋白尿検査薬で自分で検査するも異常無し。

 3.11以前は、全くの健康体でした。持病なし。人間ドッグでもひっかかったことはありません。
 震災後、体力が落ちて非常に疲れやすく、眠いです。
 朝、目が覚めるときに心臓がバクバクすることが多くあります。
 昨年の4月には、見たこともない酷い口内炎が出来て病院に行きました。舌癌かと思ったからです。
 口内炎なんて震災前は皆無でした・・震災後、5回くらいは口内炎ができました。
 他にも昨年4月、風の強い日に学校の校庭で授業参観していた時、ネックレスをしているところが赤く腫れてきました。金属アレルギーのような症状?
 昨年3月16日から数日間、唇が異常に腫れてビックリしたのを覚えています。(まさか放射能のせい?いやまさか?!)と思ったので覚えています。
 今年3月末、引越し荷作り作業中、マスクをして作業したが酷い頭痛。普段から、庭の掃き掃除などをすると、すぐに頭痛が起きていました。
 N95マスクに切り替えて作業した日は、頭痛は皆無。むしろ頭がスッキリして呼吸もラクに。皆が「N95マスクは苦しいよね」と言うのですが、私には呼吸がラクになる感じがして、N95マスクが大変気にいりました。
 私の子どもですが、3月15日の爆発後、1週間ほど連続して鼻血を出しました。
 夏休みは海外に2ヶ月間保養にでましたが、帰国した当日、成田で見たことの無い大量の鼻血をだした。近くに居た人が、ポケットティッシュを差し出してくださるほどの、大量の鼻血。
 昨年の原発爆発後は、風邪の症状は無いのに食欲不振が長く続き、腹痛を訴えていました。現在は疲れやすく眠気がひどい。めまいも一時期ありました。
 私自身の明らかな体調の変化に身の危険を感じ、東葛地域から九州に母子移住しましたが、国や県や市からの何の援助も無いので、非常に経済的に苦しいです。
 福島県のある地域とは線量が同じ位ですが、福島県の場合は国などからの補償が出ているようです。諸外国からの支援団体の援助も多くあると聞きました。
 同じ程度の汚染が東葛地域にもあるのに、「県が違う」というだけでなぜ補償がないのでしょうか。
 福島県のの方は勿論ですが、我孫子市、東葛地区でも多くの方が苦しみ悩んでいます。経済的なことが理由で、お子さんに体調不良があって移住したくてもできない方が多々いらっしゃいます。勿論、福島県でも汚染が酷い場所が多々あります。そういう所のお子さんが真っ先に、移住などの補償をされるべきとは思います。ただ少しでも東葛地区に目を向けていただきたいと思いましたので、思い切って私の症状などを報告させていただきました。
 子どもだけは何とか守りたいので頑張ります。
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『放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ「福島第一原発を考えます」』(2012-04-21)
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/afa1a72cc6f07fde1a7e6da1213a8926
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