《学校と地域をむすぶ板橋の会『手と手 声と声』から》
① 校長への要請文
○○○学校長様
2023年5月
学校と地域をむすぶ板橋の会
日頃の学校運営、生徒に対する熱意溢れるご指導に敬意を表します。
私たち「学校と地域をむすぶ板橋の会」は、2005年以来、毎年「板橋のつどい」を開き、国や都、板橋区の教育施策や教育行政の問題点を様々な角度から考えてきました。
2018年からは、自衛隊の学校教育への浸透に疑問を感じ、板橋区に質問書を提出してきました。
2020年からは、区教育委員会との話し合いも実現し、主に「中学校の職場体験候補に自衛隊を含めないよう」求めてきました。
区教委からの情報提供では、板橋区内中学校の自衛隊職場体験は、2015年度が3校、16年度2校、17年度1校、18・19年度は0校、20年度はコロナのため不実施でしたが、21年度は1校が、22年度には2校が自衛隊(練馬駐屯地)で実施、実施内容の詳細について、要望書記載内容以外は把握していないとのことです。
職場体験の学習は、貴校のキャリア教育の全体計画に従って行われることと思いますが、職場体験の計画を立てる際には、候補に自衛隊を選ばないでほしいというのが、私たちの考えです。私たちの意見を記した要望書を同封いたします。
日頃の教育活動でお忙しいこととは存じますが是非ご一読いただき、板橋区民の中にこのような意見があることをご承知いただき、今後の学校運営の際、ご一考願えればと思います。
※ご意見ご質問等ございましたら、連絡先 高井までメール等でご連絡ください。
②教職員宛
教職員のみなさまに
2023年4月25日
学校と地域をむすぶ板橋の会
日頃の生徒に対する熱意溢れるご指導に敬意を表します。お忙しいところ申し訳ありませんが、現場の先生方にぜひお読みいただきたいと、届けさせていただきました。
私たち「学校と地域をむすぶ板橋の会」は板橋区の住民・労働者の集まりです。2005年以来、毎年「板橋のつどい」を開き、国や都、板橋区の教育施策や教育行政の問題点を様々な角度から考えてきました。
2018年からは、自衛隊の学校教育への浸透に疑問を感じ、板橋区に質問書を提出してきました。
2020年からは、区教育委員会との話し合いも実現し、主に「中学校の職場体験候補に自衛隊を含めないよう」求めてきました。
板橋区内中学校の自衛隊職場体験は、2015年度が3校、16年度2校、17年度1校、18・19年度は0校、20年度はコロナのため不実施でしたが、21年度は1校が、22年度には2校が自衛隊(練馬駐屯地)を選びました。
若手自衛官が不足している自衛隊はリクルートを強めています。格差拡大の社会で経済的徴兵制の恐れも感じます。私たちは子どもたちが、平和で人権が保障される世の中の主役になってほしいと願っていますので、このような流れに少しでもブレーキを掛けたいのです。
区教委によれば職場体験の責任者は校長先生とのことですので、裏面の要望書(今回加筆:注)を提出させていただきました。
職場体験の学習は、貴校のキャリア教育の全体計画に従って行われることと思いますので、子どもの最も身近にいらっしゃる教職員みなさまにも読んでいただければ幸いです。そして、みなさまの声で職場体験の計画を立てる際には、候補に自衛隊を選ばないでいただきたいと願っています。どうぞよろしくお願いいたします。(注)校長宛文書です
※ご意見ご質問等ございましたら、連絡先 高井までメール等でご連絡ください。
学校と地域をむすぶ板橋の会『手と手 声と声 NO.25』(2023年6月19日)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます