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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

TAIMS

2010年06月22日 | 暴走する都教委
 ◆ TAIMS
S・J (現職、高校教員)

 今年度からTAIMSパソコンなるもので、業務が大幅にシフトされることになった。
 自己申告書(こんなん早く、仕分けしてほしい!!)を始め、メールやら研修やらとにかく、これを使えという..。
 TAIMSパソコンにアクセスするには、自分の職員番号をIDとして打ち込まなければならない、その結果職員がどれだけパソコンにアクセスして仕事をしたか、またはしていないかが都教委につつぬけになる。
 A教員は毎日これだけアクセスし、これだけ仕事をしている。それに反し、B教員はちっともパソコンを開かず仕事をしていない、ダメ教師(M教師)だということになる。
 これらを調べるのは簡単で、YahooなりGoogleで検索をした際、それに関することがたちどころにズラーっと出てくることと同じで、職員番号を入れればその職員の履歴がたちどころに出てくるのだ。
 ソートすれば、好い順にも悪い順にも並べた職員リストが完成する。
 TAIMSパソコン経由であれば、その職員がどんなサイトにアクセスし、日々どれだけ業務・教材開発に熱心なのかが分かる。
 また、メールをサーチすれば、部活の連絡や研修の履歴をみてその人も業務評定もたちどころである。
 つまり、都教委は寝ながらにして職員の業務実績を調べれるのである。従って、とにかくなんでもかんでもTAIMSパソコンに強制的に触らせることによって証拠固めに走っていくのだ!!
 ※東京都高度情報化推進システム
 (TAIMS:Tokyo Advanced Information Management System)


 『藤田先生を応援する会通信』(第41号 2010/6/3)

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