◆ 育鵬社教科書問題・役員の女性比率等、
フジ・メディアHD総会で追及予定
皆様
こんにちは。増田です。これはBCCで送信しています。重複、長文、ご容赦を!!
かなり前になりますが「反リストラ産経労」松沢弘委員長(産経記者でしたが、御用組合でない真っ当な組合を立ち上げたために懲戒解雇されました。ちょっと古い記事ですが、以下をご参照!)
※ 田中龍作ジャーナル | 労組 「フジTVの偏向報道、東電との癒着」 総務省に指導要請 (tanakaryusaku.jp)
から「扶桑社は株式非公開ですから親会社のフジTVの株主になると、株主総会で扶桑社教科書問題を追及できますよ」と唆されて(笑)以来、現在はフジ・メディア・ホールディングス(FMHD)になり、教科書は扶桑社の子会社の育鵬社の発行になりましたが、株主総会で追及を続けています。
FMHD役員の態度ときたら、年々さらに酷くなり、去年はついに「質問は一つ、2分以内」と一方的に宣言して、株主質問中にマイクを切ったりするなど、全く聞く耳持ちません。
今年の株主総会は25日(金)ですが「発言は1分以内」なんて言い出すんでしょうか? ソフトバンク(株)の株主総会はYouTubeでライブ配信しているそうですが、ぜひ、フジTVでFMHD総会をライブ中継してほしいものです。
育鵬社関係部分と役員の女性比率…なにしろ、総会会場壇上には男性しかいません…を問うた部分を以下にご紹介します。
ご興味ある方には、ぜひ、添付全文をお読みください!
※ 株式会社フジ・メディア・ホールディングス 第80回定時株主総会に対する質問状
https://1drv.ms/w/s!At3wl3Mk0w4TgZVV-TRFKpBNoQ5e-Q
**********************************
3、③また、育鵬社については、これまで「黒字になっている」旨の回答をされていたが、「道徳の教科書パイロット版」として出版した『13歳からの道徳教科書』を教科書として発行できなかった状態から見れば、育鵬社では教科書部門は赤字になっている可能性が限りなく高いとみていることを去年の質問状で明らかにし「今後も教科書発行事業を継続することは、株主として容認しがたい状況である」こと、「黒字化の見込みがなく、100%出資子会社である扶桑社の足を引っ張っている育鵬社中学歴史・公民教科書出版については、新学習指導要領に基づく全面改定を機に、潔く撤退することで経営の健全化を図り、株主の利益を守るべきであると考えるが、いかがか?」と明快に指摘してきた。
そして、昨年の教科書採択において、大きなニュースになったように育鵬社は大惨敗を喫した。昨年11月18日付産経新聞によると「公民で育鵬社が前年度比約9割減の4287冊(占有率0・4%)、歴史も約8割減の1万2533冊(同1・1%)と大幅に勢力を縮小した。」のである。
その結果、公式発表でも「▲当期純損失 1890万4000円(赤字転換)、 利益剰余金 ▲1億4477万8000円 (赤字拡大)」ということになってしまった。
そこで、以下の問いに答えられたい。
私が、ずっと指摘してきたように、育鵬社中学歴史・公民教科書出版については、この資本主義社会ではあり得ない赤字事業であり、今度こそ、潔く撤退することで経営の健全化を図り、株主の利益を守るべきであると考えるが、いかがか?
本件について、当社はずっと「教科書の発行には社会的責任があるから、今後も発行を続ける」旨、回答された。
しかし、明らかなウソ・フェイク記載が多数あり、扶桑社・育鵬社教科書で学ばされた中学生たちは学習権の中核である「真実を学ぶ権利」という人権を侵害されてきた。
育鵬社教科書は、歴史も公民も自国の最高法規である日本国憲法を敵視し、無民主主義・無基本的人権の大日本帝国憲法を異常に持ち上げ、基本的人権を軽視し、男女の役割分業を強調し「女性は良妻賢母たれ」というような苔の生えた主張をしている。
数あるフェイクのうちのほんの一例を挙げる。育鵬社公民教科書に『江戸しぐさ』という
1980年代になって発明されたことが明らかな「しぐさ」を、さも江戸時代の庶民たちの「しぐさ」であるかの如くコラムに記述した嘘=フェイク記載があった。これを育鵬社は、こっそりと2016年度からは削除したのであるが、では、2007年から9年間、この教科書で学ばせられた中学生たちに対して嘘を教えた社会的責任は、どのように果たされるのか、明らかにされたい。
④現在、発行中の「公民」教科書のコラム「『子どもの貧困』と『子ども食堂』」の「特にひとり親の家庭は経済的に余裕のない状況にあります」と断定的に記述している部分は、ひとり親の家庭の児童生徒の誇りを傷つけ、侮辱しているだけでなく、他の児童生徒などに偏見を植え付け、いじめや差別を助長・誘発させる危険性がある。
こうした危険性及び不当性は、同教科書が採択中の見本本の段階にあった時から、市民団体などによって繰り返し指摘されていた。それにもかかわらず育鵬社は是正措置を講じないまま、生徒に学ばせている。
この状況に対し、傘下企業の社会的責任ある経営について、当社は監督責任をどのように果たされるのか、明らかにされたい。
⑤、③④に指摘したように「真実を学ぶ権利」を奪い、「いじめ防止対策推進法」にも背くような人権侵害教科書を、利益を度外視してまで、21世紀に発行し続けるなど、「企業の社会的責任」に著しく反しているのではないか。
本「第80回定時株主総会招集ご通知」P28には「2018年4月に当社は国連グローバルコンパクトに署名」とあるが、この教科書は、その10原則の内「原則1:企業は、国際的に宣言されている人権の保護を支持、尊重すべきである」「原則2:企業は、自らが人権侵害に加担してはならない」に反していると考えられるが、当社の見解を明らかにされたい。
5、昨年も株主総会質問状において「フジテレビにおいては長年セクハラや差別発言を許容する風土が根付いていたのではないかとしか思えないが、それは役員・管理職構成にあまりにも女性が少ないことも影響しているのではないかとも考えられるので、当社における役員・管理職構成において女性はどの程度の割合を占めているか、明らかにされたい。」と糺した。
しかし、これ自体は、調べればすぐにわかるはずの数字にもかかわらず、当社役員は、まるで聞く耳は持たなかった。
そこで、以下の質問は去年のものであるが、上記のように無回答だったので…これ自体、本「第80回定時株主総会招集ご通知」P28の「積極的にSDGsを推進していきます」とあるSDGsの「目標5:ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る」に違反している…今年は、必ず、正対した回答をされたい。
① 当社における役員・管理職構成において女性が占める割合は去年の株主総会時と比較して、どのくらい増えたか、明らかにされたい。
② 役員・管理職構成において、今後、女性をどの程度登用する予定であるか…例えば、先ず20%を目指す等…明らかにされたい。
フジ・メディアHD総会で追及予定
皆様
こんにちは。増田です。これはBCCで送信しています。重複、長文、ご容赦を!!
かなり前になりますが「反リストラ産経労」松沢弘委員長(産経記者でしたが、御用組合でない真っ当な組合を立ち上げたために懲戒解雇されました。ちょっと古い記事ですが、以下をご参照!)
※ 田中龍作ジャーナル | 労組 「フジTVの偏向報道、東電との癒着」 総務省に指導要請 (tanakaryusaku.jp)
から「扶桑社は株式非公開ですから親会社のフジTVの株主になると、株主総会で扶桑社教科書問題を追及できますよ」と唆されて(笑)以来、現在はフジ・メディア・ホールディングス(FMHD)になり、教科書は扶桑社の子会社の育鵬社の発行になりましたが、株主総会で追及を続けています。
FMHD役員の態度ときたら、年々さらに酷くなり、去年はついに「質問は一つ、2分以内」と一方的に宣言して、株主質問中にマイクを切ったりするなど、全く聞く耳持ちません。
今年の株主総会は25日(金)ですが「発言は1分以内」なんて言い出すんでしょうか? ソフトバンク(株)の株主総会はYouTubeでライブ配信しているそうですが、ぜひ、フジTVでFMHD総会をライブ中継してほしいものです。
育鵬社関係部分と役員の女性比率…なにしろ、総会会場壇上には男性しかいません…を問うた部分を以下にご紹介します。
ご興味ある方には、ぜひ、添付全文をお読みください!
※ 株式会社フジ・メディア・ホールディングス 第80回定時株主総会に対する質問状
https://1drv.ms/w/s!At3wl3Mk0w4TgZVV-TRFKpBNoQ5e-Q
**********************************
3、③また、育鵬社については、これまで「黒字になっている」旨の回答をされていたが、「道徳の教科書パイロット版」として出版した『13歳からの道徳教科書』を教科書として発行できなかった状態から見れば、育鵬社では教科書部門は赤字になっている可能性が限りなく高いとみていることを去年の質問状で明らかにし「今後も教科書発行事業を継続することは、株主として容認しがたい状況である」こと、「黒字化の見込みがなく、100%出資子会社である扶桑社の足を引っ張っている育鵬社中学歴史・公民教科書出版については、新学習指導要領に基づく全面改定を機に、潔く撤退することで経営の健全化を図り、株主の利益を守るべきであると考えるが、いかがか?」と明快に指摘してきた。
そして、昨年の教科書採択において、大きなニュースになったように育鵬社は大惨敗を喫した。昨年11月18日付産経新聞によると「公民で育鵬社が前年度比約9割減の4287冊(占有率0・4%)、歴史も約8割減の1万2533冊(同1・1%)と大幅に勢力を縮小した。」のである。
その結果、公式発表でも「▲当期純損失 1890万4000円(赤字転換)、 利益剰余金 ▲1億4477万8000円 (赤字拡大)」ということになってしまった。
そこで、以下の問いに答えられたい。
私が、ずっと指摘してきたように、育鵬社中学歴史・公民教科書出版については、この資本主義社会ではあり得ない赤字事業であり、今度こそ、潔く撤退することで経営の健全化を図り、株主の利益を守るべきであると考えるが、いかがか?
本件について、当社はずっと「教科書の発行には社会的責任があるから、今後も発行を続ける」旨、回答された。
しかし、明らかなウソ・フェイク記載が多数あり、扶桑社・育鵬社教科書で学ばされた中学生たちは学習権の中核である「真実を学ぶ権利」という人権を侵害されてきた。
育鵬社教科書は、歴史も公民も自国の最高法規である日本国憲法を敵視し、無民主主義・無基本的人権の大日本帝国憲法を異常に持ち上げ、基本的人権を軽視し、男女の役割分業を強調し「女性は良妻賢母たれ」というような苔の生えた主張をしている。
数あるフェイクのうちのほんの一例を挙げる。育鵬社公民教科書に『江戸しぐさ』という
1980年代になって発明されたことが明らかな「しぐさ」を、さも江戸時代の庶民たちの「しぐさ」であるかの如くコラムに記述した嘘=フェイク記載があった。これを育鵬社は、こっそりと2016年度からは削除したのであるが、では、2007年から9年間、この教科書で学ばせられた中学生たちに対して嘘を教えた社会的責任は、どのように果たされるのか、明らかにされたい。
④現在、発行中の「公民」教科書のコラム「『子どもの貧困』と『子ども食堂』」の「特にひとり親の家庭は経済的に余裕のない状況にあります」と断定的に記述している部分は、ひとり親の家庭の児童生徒の誇りを傷つけ、侮辱しているだけでなく、他の児童生徒などに偏見を植え付け、いじめや差別を助長・誘発させる危険性がある。
こうした危険性及び不当性は、同教科書が採択中の見本本の段階にあった時から、市民団体などによって繰り返し指摘されていた。それにもかかわらず育鵬社は是正措置を講じないまま、生徒に学ばせている。
この状況に対し、傘下企業の社会的責任ある経営について、当社は監督責任をどのように果たされるのか、明らかにされたい。
⑤、③④に指摘したように「真実を学ぶ権利」を奪い、「いじめ防止対策推進法」にも背くような人権侵害教科書を、利益を度外視してまで、21世紀に発行し続けるなど、「企業の社会的責任」に著しく反しているのではないか。
本「第80回定時株主総会招集ご通知」P28には「2018年4月に当社は国連グローバルコンパクトに署名」とあるが、この教科書は、その10原則の内「原則1:企業は、国際的に宣言されている人権の保護を支持、尊重すべきである」「原則2:企業は、自らが人権侵害に加担してはならない」に反していると考えられるが、当社の見解を明らかにされたい。
5、昨年も株主総会質問状において「フジテレビにおいては長年セクハラや差別発言を許容する風土が根付いていたのではないかとしか思えないが、それは役員・管理職構成にあまりにも女性が少ないことも影響しているのではないかとも考えられるので、当社における役員・管理職構成において女性はどの程度の割合を占めているか、明らかにされたい。」と糺した。
しかし、これ自体は、調べればすぐにわかるはずの数字にもかかわらず、当社役員は、まるで聞く耳は持たなかった。
そこで、以下の質問は去年のものであるが、上記のように無回答だったので…これ自体、本「第80回定時株主総会招集ご通知」P28の「積極的にSDGsを推進していきます」とあるSDGsの「目標5:ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る」に違反している…今年は、必ず、正対した回答をされたい。
① 当社における役員・管理職構成において女性が占める割合は去年の株主総会時と比較して、どのくらい増えたか、明らかにされたい。
② 役員・管理職構成において、今後、女性をどの程度登用する予定であるか…例えば、先ず20%を目指す等…明らかにされたい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます