三度(みたび)、
「裸足の夢」
です。
エキストラによる試合シーンの撮影、天気予報の検討で撮影手順を効率的に組み立て、予定を短縮し、24日で終了しました。
観客のいないスタジアムシーンについては未了シーンが残っています。
25日と26日で引き続き撮影です。
私は、25日なら?と事務局に伝えていたために、エキストラは中止になったけれど、撮影を見学してもよいという連絡をいただきましたので、3時間弱でしたが行って来ました
これまで、何本も映画館やDVDで韓国映画は見ていますが、現在、ヒットメーカーのキムテギュン監督
主演も、旬の俳優、パクヒスンさん、コーチ役にも、名脇役、コ・チャンソクさん がタッグを組む・・・広島ではもう今後ありえない空間だと思いました。
韓国映画の作り方や現場の空気を受け止めて見たい思いが現地へ足を運ばせました。
で、今朝、撮っていたのは、控え室でサッカー監督(パク・ヒスン)の志気を上げる掛け声を受け止め、「さあ、じゃあ次行こう!」と言う感じで、コーチ(コ・チャンソク)が少年選手の肩をたたいて励ましながら控え室を退出していくシーン。
スタジアム管理棟の長い廊下に、赤いディレクターチェアー二脚とテーブルにはモニターチェック
暖房は全くない状態で、キムテギュン監督はじめ、映画スタッフ皆さん、一番厚着をしても薄手コートまで・・と言う状態です。
ちなみに私はコートの下に、ニットセーターやマフラー、スパッツなど着こんで、しかも腰にカイロを当てているのにものすごく寒かったです。
スタッフさんたちは、常時15名くらい? 20代と思しき方が多く、韓国の皆さんが主流。俳優さんのマネージャーも混じっていました。
現場は、キム監督のスピーディな指示を与える、韓国語、そのなかにポルトガル語も混じっていた感じです。
日本人の登場するシーンではなかったので日本語セリフは聞こえませんでした。
キム監督は助監督さんとその場で細部の打ち合わせをしたり、控え室に入って演技指導をしたり、「スタート」の声の時は、チェアに座ってらっしゃいますが、それ以外は活発に動かれてました。
少年選手達はオレンジ色のユニフォームで、動きとセリフを何度もテストしたり、撮影するのにカメラアングルを替えて撮る等、同じシーンをいろんな角度で演じます。
部屋の中の動きは、私の場所からは見えず、繰り返し聞こえる音声で動作が違う所を感じたくらいでしたが、ニュースロケにきていた民放局がこのシーンを撮っていて、ロケ地から帰宅後、夕方のニュースでそのシーン、元気の出る映像だと納得できました。
現場はものすごい緊張感
時間がギリギリの中で、納得の映像を撮ろうとする意気込みがものすごくあって、ご迷惑にならないよう、とにかくじっとロケ風景を見ていました。
キム監督やスタッフさんのタバコ休憩もほとんどなかったし、あっても5分もあったか、なかったか?
そんなタイトな空気の続く中、遅い昼休みの合間に、日本人スタッフの方とお話できました。
キムテギュン監督から一番信頼されていて、日韓ティモールのコーディネートにとても気を利かされており、
このスタッフさんの気配りで、選手役の少年たちとわずかではありますが触れ合うことが出来ました。 ありがとう
。
追記
当日のロケの様子が放送されました。控え室シーンです。
(パクヒスンさんも、少し写っています)
1月25日 サッカー映画撮影快調.rm