王様に命をかけることを約束してまで、コジュマン師の外科手術を始めようとしたグァンヒョン
メスを持ち執刀しようとして患部を触った瞬間、進行の状態に衝撃を受けます。
今ここで外科手術をしても患部の血管を切らざるを得ない、命を落とす手術になる。
茫然とするグァンヒョン。インジュも見守るしかありません。
今までと変わらぬ処置しかないのか。 悲壮感さえ覚えます。
そこに、ジニョンが飛び込んできます。
自身も父ミョンファンの悪事にショックを受けてはいても、コジュマン師、グァンヒョンを助けたいのです。
ジニョンに迷惑がかかるから携わらないよう進言するグァンヒョン
しかしジニョンの心は決まっています。父のしたことは分かっています
<前向きなジニョン>
悩んでいるグァンヒョンにジニョンは骨に穴をあけて膿を取り出す方法がある!
そこに薬剤を入れて消毒して患部を安静化することができるのでは?
と提案。
大急ぎでグァンヒョンは馬医仲間に動物の治療に使うドリル器具を借りに行き、消毒
し改めて手術準備に入ります。
ジニョンもかいがいしく準備。そこにミョンファンが現れ、手伝うなと言います。
しかし、ジニョンは「お父さんのしたことは私はわかっています。手術に付き添います」と強く反論します。
<父とはいえ許せない>
膿を抜くことができ、手術は成功。グァンヒョン、ジニョン、インジュはホッとします。
手術に立ち会うことはなくとも、陰ながら応援していた、仲間の テマン、テジュも一安心。
<懸命のグァンヒョン>
ずっとコジュマン師を案じていた王様も成功の報を聞き、安心の表情。
落ちついたジニョンにイミョンファンは自身の養父として、うまくやらなくてはと
なだめるような表情をしますが、ジニョンは飲み込まれません。
ミョンファンは内心、怒りを覚えます
息子のソンハ 父には黙っていますが父の手下の動きを見張っている様子が続いています。
さて、コジュマン師の容体は小康状態。
インジュはグァンヒョンを呼びます。
実父 カンドジュンとの思い出、
役人に懐金を渡して、やっと会うことができた牢獄の中のドジュンとの約束があったことをグァンヒョンに伝えます。
わが子に渡してくれという戸籍書類と印鑑の入った箱を渡されます。
「グァンヒョン」という名前の由来・・・世界を明るく照らす光となれ(光)
インジュは時間がかかれども、身分回復ができるようつとめる気持ちもいわれます
ジニョンにも自分の口から真実を伝える気持ちもあるとも言います
<亡き父母の無念を助けるインジュの申し出>
自身の出生の秘密を受け止めることはジニョンの秘密も受け止めること
中庭で物思いにふけりながら遠くを見ているジニョンをみつけたグァンヒョン
いつもなら、陽気に声をかけるのでしょうが今はできません。
コジュマン師は意識が戻り、グァンヒョンもしっかり手を握り、医局のみんなも喜びます
ミョンファンが見舞いにきます。
コジュマンはミョンファンと二人にしてくれと言い、自身の考えを伝えます。
ミョンファンの気持ちは一瞬、素直なころの自分に戻りかけそうになります。
<ミョンファンへの助言。「昔と変わらぬ君だと信じているよ」>
その後、様子を心配してやってきたグァンヒョンにコジュマン師は諭します
「許すことの大切さ、こうならざるを得なかった事情もわかってみると一層心の広い人間となれる。冬が終われば春が来る。一寸先の見えない絶望感も報われる日が来るのだよ」>
<翻訳サイト経由日本語でコジュマン師のグァンヒョンへの言葉>
ところが、コジュマン師の暖かい心を封じてしまい
そのままで黙っていないのミョンファン。
アミーゴスの一人 ソンジョとこの先、自分たちがうまく長らえる方法を相談
家来に、以前インジュがグァンヒョンの身辺調査にかかわった
内偵の男を捕まえる手配をかけます。
程なくその男はとらえられ寒い小屋に幽閉されます
そんなことはなにも知らないグァンヒョンとジニョン
医局で久々二人きりの時間
ぎくしゃくして会話も短く、ジニョンがその場を早めに去ろうとします
そこで、グァンヒョンはジニョンの手をさっと、しっかり握り
じっと眼を見ながら
「私が手をとってこのまま二人でどこかに行くことができれば・・でもできないことですね」
情を感じるジニョン
スクフィ姫は、雪の降る寒い中 物見台で一人で物思いにふけります
尚宮も家臣も近寄ることができず。
姫の恋心もどこかさみしい気持ちになってきています
<失恋しちゃったのかな~>
さて、ミョンファンは内偵の男を捕まえ、痛めつけられた状態で納屋に閉じ込めたところに様子を聞きに行きます。
「ドジュンには息子がいて、その男の子は医局にいると伝えたんです」
この一言でミョンファンは全てを知り、衝撃を受けます。
「そうだったのか、グァンヒョンが息子だったのか。鍼の道具箱もだからなのか」
しかし、涙は出ません。冷徹な気持ちが勝っているのです
<ドジュンの子は女ではなかったのか。男か>
夜。
馬医の仲間達のすみかに、ミョンファンの部下率いる集団の男たちがやってきます。
狙われたのはギベおじさん。
グァンヒョンの生い立ちを知っている男として刃を向けられます。
そこに戻ってきたグァンヒョン。
グァンヒョンも戦いますが、武器をもつものが強く。
ギベおじさんは傷つけられ、グァンヒョンは男たちに連れ去られてしまいます。
時を同じくして・・
医局にいるジニョンは、コジュマン師の手術に使ったドリルを馬医のところに返しに行くことになり馬舎を訪れます。
若い馬医たちと話す中で、グァンヒョンの大事な馬を教えてもらいます。
「この馬の名前は、ヨンダルなんですよ」
それを聞いた途端、ジニョンにはわかりました。
あの初恋の君は今、自分と同じように医療を目指すグァンヒョンなのだと。
同姓同名なだけだと思っていたのではなく本人だった
深い思いがこみ上げてきます。
<「ヨンダル」この名前を分かる人は彼しかいない>
いろんなことが起きる夜です。
療養していて安静を保っていたはずのコジュマン師に激痛が襲ってきました
誰もいない病室で苦悶です。
さて、つかまってしまったグァンヒョン。
何を意図されているのか、ミョンファン部下から刀を向けられます
<「おまえはカンドジュンの息子なのか、どうだ?!」
もしかして、ミョンファンは真実の発覚を恐れて命を狙っているのではないか
そこで第26回は終わります。
昨日の25回今日の26回、世間はクリスマスですが、馬医の内容は
ずっと今まで隠されてた事実とその影響が渦巻いています。
クリスマスの夜の26回視聴率は19.1%の発表がありました
<ニュースはこちら>
5分でわかる「馬医」~第26回 驚きの真実~