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peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市東山町のガウラ

2010年10月01日 | 植物図鑑

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2010年9月30日(木)、一関市東山郵便局(一関市東山町長坂字町)前に作られている民家の花壇に植えられているガウラ(白蝶草)が、花を沢山咲かせていました。

ガウラ 赤花種

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ガウラ 白花種

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アカバナ科 ガウラ(ヤマモモソウ)属 Gaura:北アメリカに約20種の一年草、二年草、宿根草、小低木が分布する。

ガウラ アカバナ科 ガウラ(ヤマモモソウ)属 Gaura lindheimeri

北アメリカのテキサス、ルイジアナ原産の耐寒性多年草(宿根草)で、長い花茎が伸びると高さ30㎝~1m以上になる。4枚の白い花弁と長く突き出た雄しべの形が、羽を広げたチョウ(蝶)のように見えるところから和名をハクチョウソウ(白蝶草)という。ほかに「ヤマモモソウ」という別名もある。

属名のガウラはギリシア語で「華麗な、堂々たる」という意味。葉は単葉、楕円形で互生する。長期間、長い花茎の上方に薄いピンク色がかる白色の花を穂状につける。花は一日花で下から上に次々に咲いていく。栽培:性質は強健で容易。花期:6~11月。

管理:日当たりと水はけのよい場所に植えると夏の暑さにも負けずよく咲く。鉢植えは日当たりのよい戸外に置き、朝夕たっぷりと水やりする。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&西東社発行「知りたい花の名前がわかる 花の事典(金田初代・文、金田洋一郎・写真)」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%AC%A5%A6%A5%E9 [peaの植物図鑑:一関市竹山町のガウラ]


束稲山のオヤマボクチ(雄山火口)

2010年10月01日 | 植物図鑑

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2010年9月26日(日)、一関市東山町、奥州市前沢区、西磐井郡平泉町にまたがる山束稲山(標高596m)に行きました。頂上まで200mほどの山道のすぐ傍に生えていたオヤマボクチ(雄山火口)が花を咲かせていました。

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オヤマボクチ(雄山火口) キク科 ヤマボクチ属 Synurus pungens

山地の日当たりのよい草原に生える多年草。高さは1~1.5m。茎の下部の葉は長さ15~35㎝のほぼ卵形で基部はハート形。ゴボウ(牛蒡)の葉に似ている。9~10月、枝先に直径4~5㎝の頭花を下向きにつける。暗紫色の花の集まりをクモ毛の多い総苞が包んでいる。火口の名の起こりは、葉の裏面に密生している綿毛を集めて、火口(ぼくち)に利用したことによる。また全体にいかつい感じがするということから、雄をつけたものらしい。分布:北海道、本州(岐阜県以北)、四国。

ヤマボクチ属には、本州(福島県以西~九州)に自生するハバヤマボクチ(葉場山火口)S.excelsusや本州(愛知県以西)、四国、九州に自生するヤマボクチ(山火口)S.pungensがある。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の野草」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/651cd6ad95a613de84501440cbc89547[peaの植物図鑑:奥州市衣川区のオヤマボクチ(雄山火口)]