2010年9月30日(木)、一関市東山町長坂字北山谷にある妻の友人の家に行きました。前庭に植えられたコルチカム/イヌサフランが、花を沢山咲かせていました。
ユリ科 コルチカム(イヌサフラン)属 Colchicum:ヨーロッパ、北アフリカ、アジア西部及び中央部に45種が分布する。クロッカスに似るが雄しべは3、本属は6で識別容易。耐寒性の秋植え球根。葉は線形、披針形、長楕円形などで花と同時、または後にあらわれる。花は白、紫まれに黄色で、花筒は長く地下まで伸びる。
コルチカム C.autumnale
ヨーロッパ~北アフリカ原産の耐寒性多年草(夏植え球根植物)。和名はイヌサフラン。9~10月頃、大きな鱗茎(球根)から花茎だけが突然伸びてきて花が咲く。球根のまま机の上に置いておいても、花が咲くので人気がある。花は直径6㎝ほどで桃紫色(淡藤桃色)で、1~4生ずる。白花や紫色花、八重咲きの品種もある。
幅3㎝、長さ20~30㎝、披針形の(幅の広い)葉を、春に束(3~8)になって伸び、夏には枯れて休眠する。鱗茎や種子に有毒なコルヒチンを含む。コルヒチンは染色体を倍加する作用があり、育種に利用されている。
’ザ・ジャイアント’cv.The Giant、’ライラック・ワンダー’cv.Lilac Wonder、’ウォーターリリー’cv.Waterlilyなど、他種との交雑による多くの園芸品種がある。
栽培:8~9月に日当たりと排水のよい場所に植える。日当たりが良くないと花が美しく色づかない。土なしで花を咲かせたものは、花が終わったら花壇や鉢に植える。鉢植えは毎年球根を掘り上げ、日陰で貯蔵する。繁殖は分球による。用途:鉢植え、庭植え、土なし栽培。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&西東社発行「知りたい花の名前がわかる 花の事典(金田初代・文、金田洋一郎・写真)」より]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=32576366&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市東山町「柴宿団地」のコルチカム]
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%B3%A5%EB%A5%C1%A5%AB%A5%E0 [peaの植物図鑑:奥州市前沢区のコルチカム/イヌサフラン]