peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市街地のボタンクサギ(牡丹臭木)/ベニバナクサギ/タマクサギ

2010年10月20日 | 植物図鑑

P1330769

P1330777

P1330837

2010年10月19日(火)、一関市立中里公民館(一関市中里字  )の前にある、草が生い茂って、今は無人と思われる民家の庭に植えられているボタンクサギ(牡丹臭木)が、盛りは過ぎていましたが、まだ花を咲かせていました。

P1330780

P1330683

P1330844

P1330850

P1330778

P1330841

P1330834

P1330770

P1330839

ボタンクサギ(牡丹臭木) クマツヅラ科 クレロデンドルム(クサギ)属 Clerodendrom bungei

中国南部原産の落葉低木。暖かい地方では観賞用に植えられる。高さは1m余り。葉は対生し、長さ10~20㎝の広卵形。枝や葉を切ると独特の強い匂いがする。6~8月、枝の先端に小さな花が直径10㎝ほどのボール状のかたまりになってつく。花は濃桃色で、直径1.5cmほど。

同じ仲間のゲンペイクサギ(源平臭木)C.thomsoniaeは、つる性で、白い萼と赤い花弁のコントラストが美しく、鉢植えで育てられる。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]

ボタンクサギ クマツヅラ科:華やかなクサギ。で、ボタンが冠せられた。臭木(くさぎ)の名がつくように、本種も葉をもむと臭い。ところが、意外にも花は香りがよい。アジサイのように小花が多数集まり、十数センチに広がる。一つ一つの花は径1.5センチ、下部は筒状。中国南部原産の落葉低木で、観賞用花卉(かき)から暖地では野生化。[朝日新聞社発行「花おりおり(湯浅浩史・文)」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%DC%A5%BF%A5%F3%A5%AF%A5%B5%A5%AE [peaの植物図鑑:ボタンクサギ(牡丹臭木)]


一関市東山町のダンギク(段菊) 2010年10月19日(火)、

2010年10月20日 | 植物図鑑

P1340271

P1340270

P1340279

P1340278

2010年10月19日(火)、東山郵便局(一関市東山町長坂字町)のすぐ傍にある民家の花壇に植えられているダンギク(段菊)が、花を咲かせていました。この花壇には、四季折々に、いろんな花が咲いているので、いつも楽しみにしています。

P1340269

P1340273

P1340275

P1340284

P1340266

P1340281

P1340282

P1340280

P1340283

ダンギク(段菊) クマツヅラ科 カリオプテリス(カリガネソウ)属 Caryopteris incana

中国、台湾、日本(九州南部)原産の半耐寒~耐寒性多年草で、日当たりのよい草原、岩場に自生する。花が段々になって咲き、色も美しいので、世界的に花壇などによく植えられている。野生のものは高さ30㎝ほどだが、栽培されているものは高さ60㎝ほどになる。全体に軟毛があり、灰緑色に見える。

香りのある葉は対生し、長さ3~6㎝の卵形で、先端は尖り、縁には粗い鋸歯が数個ある。裏面には毛が密生する。8~10月、茎の上部に集散花序を出し、葉のつけ根に芳香のある紫色まれに白色の小さな花を多数密生する。花は長さ7㎜ほど。和名は、花が段々になって咲くことによる。分布:九州(西部および対馬)。

ダンギクより繊細で花をまばらにつける交配種のクランドネンシス「ハナシキブ」の名で出回る。

栽培管理:日当たり、水はけのよい場所なら、庭植えも鉢植えもよく育つ。鉢植えは乾燥し過ぎに注意し、鉢土の表面が乾いたら十分水やりする。地上部が枯れたら刈り取ると、春に新しい芽が伸びて良い花が咲く。増殖は株分け。植え付けは5月。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の野草」&西東社発行「知りたい花の名前がわかる 花の事典(金田初代・文、金田洋一郎・写真)」&主婦の友社発行「色がわかる四季の花図鑑」より]