(上)華麗な大輪の花を咲かせるダイモンジソウ’緋華’ではないかと思われます。
(上)風情溢れるダイモンジソウの寄せ植え
2010年10月17日(日)、千厩野草会(会長・金野昌敏)主催の「千厩秋の山野草展」が、千厩ショッピングモール・エスピア(一関市千厩町千厩字東小田)で開催されていたので、見に行ってきました。会員が丹精込めて育てた山野草が100鉢以上展示されていましたが、それらの中に「ダイモニソウ」とだけ書かれた草花が20鉢ほどもありました。いずれも園芸品種と思われるものの、品種名は書かれていませんでしたのでわかりません。
(上と下)八重咲き種のダイモンジソウ(緑色の八重咲き種に’萌’がある。)
(上と下2つ)ダイモンジソウ’大黒天’ではないかと思われます。
ダイモンジソウ(大文字草) ユキノシタ科 ユキノシタ属 Saxifraga fortunei var.incisolbata
ダイモンジソウは山地の湿った岩上などに生える多年草で、北海道から九州、朝鮮半島、中国、サハリン、南千島へと分布する。大の文字の花形に咲くダイモンジソウは山野草の中でも特に園芸化が進んでいる一種。毎年次々と新しい園芸品種が登場する。そんな華やかな花と対比して、清楚な自然のままのダイモンジソウも、秋の風情を独り占めしそうな愛らしい山野草だ。
この属は北半球の温帯から寒帯を中心に300種ほどもあり、日本には16種ほどの多年草が自生する。この属を大別すると、花形が左右相称で下の2枚の花弁が長いグループと、放射相称(星形)のグループに分けられる。
ユキノシタのグループのユキノシタ:陰地でなじみの草。栽培される種は、葉に斑が入る雪月花’’御所車’など。花弁がほぼ放射相称のホシザキユキノシタも親しまれる。[講談社発行「山野草大百科”ダイモンジソウの仲間”」より]
http://blog.goo.ne.jp/momono11/e/cd3e5f259fb7f0e03bc0f3e885de04a8 [ダイモンジソウ・ジンジソウ・センダイソウ- 花の名前・木の名前・名前の由来]
http://www.weblio.jp/content/%E5%A4%A7%E6%96%87%E5%AD%97%E8%8D%89 [大文字草とは- 薬用植物一覧 Weblio辞書]