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島嶼防衛用ってことで〜

2017年09月12日 | ミリタリー

平成30年度概算要求の中に登場する、
島嶼防衛用新対艦誘導弾に島嶼防衛用高速滑空弾。

何やら無駄に長い名称です(笑)
周辺国に配慮しての「島嶼防衛用」って付けたら何でもOKっぽい。
島嶼防衛用新対艦誘導弾は、
実質上の本格的な巡航ミサイル。
島嶼防衛用高速滑空弾は、
初の自国開発長距離地対地誘導弾になるのでしょうか…。

防衛省の平成30年度概算要求の概要には…

●島嶼防衛用新対艦誘導弾の要素技術の研究(77億円)
諸外国が保有するミサイルの長射程化を踏まえ、
その覆域外から対処が可能となるよう、
現有の対艦ミサイルの射程及び残存性の向上を目的として、
新たな島嶼防衛用対艦誘導弾の要素技術の研究を実施
 

●島嶼防衛用高速滑空弾の要素技術の研究(100億円)
島嶼防衛のための島嶼間射撃を可能とする、高速で滑空し、 目標に命中する島嶼防衛用高速滑空弾の要素技術の研究を実施
 

となっています。
いずれも敵の長距離誘導兵器のさらに外からの攻撃を目指してるみたいです。

島嶼防衛用新対艦誘導弾は、ASM-3の地対艦版なのでしょうね。
長距離化、高機動化、ステルス化にちからを入れてるみたいです。
注目なのが弾頭でしょうか〜
2種類の弾頭を開発するみたいです。
1.先駆弾頭により艦船等の外壁を貫徹し、主弾頭により内部構造物を破壊する弾頭
2.対地攻撃用クラスター弾頭(自己鍛造弾)
2の弾頭だと地対艦じゃ無くなりますね。

島嶼防衛用新対艦誘導弾は…
米国や中国が開発中Nの極超音速グライダーは大気圏外を滑空ですが、
島嶼防衛用高速滑空弾は、速度をそこまで出さず、
地上発射型で大気圏内を滑空する誘導爆弾みたいなものかもしれません。
ただ簡易イラストの弾頭の形が極超音速グライダーにそっくりなんですよね…。

極超音速グライダーは大気圏外を滑空し、
世界中のどこにでも1時間以内に攻撃可能を目標にしてるエグい兵器ですが、
日本がそんな覇権を目的とした兵器を作るわけもないですよね。
でも…北に対する報復攻撃もしくは先制攻撃としてだったら…。

コメント (7)
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