豆本三昧我褸芥(がるぁくた)ノート & 美人画あれこれ

日本の名作文芸と東西の名画の自作豆本の内容紹介のほか、その資料として集めている東西の美人画をいろいろ紹介しています。 

井上安治「東京真画名所図解」という豆本

2011年03月08日 | 豆本








 井上安治は明治前半の絵師で、以前に述べた小林清親の一番弟子である。二人の描いた東京の風景は明治前半の東京の姿を知る貴重な資料とされている。
 ただ清親の後を受けて明治14年ごろから描き続けた安治の絵の中には、師の絵に倣った作品もあって見分けにくいものがある。ほとんど変わらないもの、構図は同じでも点景の人物が異なるもの、季節が違うものなどいろいろある。
 上は清親、下は安治の作品。
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2 コメント

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井上安治、いいですね (y_araki)
2011-03-10 07:14:22
杉浦日向子「Yasuji東京」で井上安治を知って以来、その画風に惹かれています。一度現物を見てみたいと思いつつ、なかなかその機会がありません。
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Unknown (pahsuke)
2011-03-11 09:27:23
同好の士のお言葉、嬉しく存じます。
清親・安治ともに、古きよき時代が偲ばれます。
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