豆本三昧我褸芥(がるぁくた)ノート & 美人画あれこれ

日本の名作文芸と東西の名画の自作豆本の内容紹介のほか、その資料として集めている東西の美人画をいろいろ紹介しています。 

Shakespeare's Tragedy 10  Hamlet  6

2016年12月26日 | 今日の美女
◎ 第四幕 五場 オフェーリア狂乱
  ハムレットに見放されたうえに、父親の殺害という出来事に彼女は精神錯乱をきたす。
  これには王と王妃にだけの場面と後半の兄のレアティーズが登場してからと二種類がある。
  彼は王と王妃の傍らで妹のあさましい姿を正視に耐えられない姿で描かれる。

   Sir Joseph Noel Paton                  Harold Copping                    William Paget
    

     Henrietta Rae           


                                   Dante Gabriel Rossetti             F. Lefler
    

     Thomas Stothard
  

     Benjamin West
  

     F.A.M. Retzsch                                          William Gorman Wills
  

◎ 第四幕 七場
  父の死と妹の狂気の元凶のハムレットに対して怒りに燃えるレアティーズをそそのかすクローディアス


 そこへ王妃が登場してオフェーリアの溺死したことを告げる。
 オフェーリアの死の様子は王妃の台詞で語られるだけであるが、絵画のハムレットではこの様子を描いたものがかなりの数に上る。

   「小川のほとりに柳の木があり、流れに灰白色の葉を映しています。
    そこに花輪を持ってオフィーリアはやってきました。・・・
    そこに、垂れ下がった大枝があり、オフィーリアは花輪をそこにつるそうとして登りだしたが、
    つれない枝は折れ、花輪もオフィーリアももろともに小川の落ちました。
    オフィーリアの衣装は水面に広がり人魚のようにしばらく浮いていました。・・・
    衣装が水を吸って重くなり、哀れな乙女の歌は途切れオフィーリアは水底に沈みました。
 
     Johann Heinrich Ramberg                                      W.G.Simmonds
   

 ※ 言葉通りの作品二点を例として上げたが、他の作品は後日纏める予定である。 

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