人生とは美しく刺激的なリッチ。

へんてこでも自分らしい生活。
美に感動、優に感謝、心に感性。

帝釈峡。

2009-11-03 22:22:46 | 九州・中四国旅行。

広島県庄原市東城町までドライブ。と言っても、いつもの通り助手席でリラックスしてるだけだけど-。本日は今年一番の冷え込み。とっても寒い!!出発した地元でさえ身に応えたのに、自動車で北へ走れば走るほど更にドンドン気温が下がっていく。だけど、それに連動して木々もドンドン色づいていく。東城町に入るころにはカラフルな山々その斜面は“秋を思わせる”ありったけの色を乗せたパレットのようだった。ちょうど今頃が見頃なんじゃないかな?!東城町までの道のり自体が“観光地(観光道)”だ。ゴツゴツした岩が転がる清流が国道沿いを流れ、いつまでも続く絵画のような故郷の景色。
3時間のドライブの末、上帝釈の駐車場にタイミング良く止めることができた。駐車場からは徒歩で雄橋まで散策。

鬼の唐門を通り、白雲洞へ。
今まで見てきた鍾乳洞とは全く異なる鍾乳洞だった。ツララのようなモノが全く無く、白壁の洞窟のようであった。帝釈峡一帯の地底には広大な鍾乳洞が無数にあると言われているらしく、その代表的な1つということみたい。ところどころ凄く狭い通路があって、人とすれ違うのがとっても大変。鍾乳洞って-、“時間”っていうものに対して身震いする程の不思議さを感じさせられる空間だ。

鬼の供養塔など有名なのか否かわからないスポットを鑑賞しながら散策。
何を観るでもなく、ただ歩いていることで刺激を受ける。
河のせせらぎの音、木漏れ日、そして色づいた木々、浸食されて芸術と化した岩、なんと感性を磨かれる道であるのだろう-。今日の目的地、雄橋に到着。写真で今まで何度か観たことがあったけど、実際に観ると圧巻だね!!その存在感に感動した。長い年月をかけた渓水の浸食作用により岩盤の貫通してできたこの天然橋を架けたのは“神様”または“鬼”ともいわれているらしい、ホントにそう思っちゃうほどに不思議な光景だった。

わずか2時間半程度の散策だったけど、非常に愉しめた。
帰りに買ったリンゴチップスがとにかく美味しい。




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