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-巨匠画家が描く日本の美-近代日本画の至宝展。

2010-04-11 17:04:30 | 美術館・博物館・シネマ。
-巨匠画家が描く日本の美-
  近代日本画の至宝展


極度の運動不足によるせいか身体が痛いので、柔軟及び運動を兼ねて千光寺公園まで散歩。今日は曇っているが気温は高く、もう春だなぁと全身で感じる。尾道市街地は観光客で溢れ、ガイドブックに載ってるのであろう店舗は何処も列をなしていた。観光客にとっては美味しかろうが、美味しくなかろうが、ガイドブック記載店を訪れたことが思い出となるのであろう。尾道の繁華街はまだまだ活気がある、素晴らしいこと。
ロープウェイ乗り場横を入口とした参道を歩いて千光寺公園に向かう。この参道が最も尾道らしい道のように思う。“旧”と“新”が融合した文化の混血的細道。途中に旧家を改装したカフェが数店舗あるが、まだ何処にも行ったことがない。通る度にいつの日か訪れたいと考える。いつの日になることやら-。

さすが極度の運動不足、半分地点まで登って来たところで足がガクガクする。数年前まではこんなことはなかった。ここ最近の体力低下が激しいのだろう。桜は既に散り始めている。満開を超えて“2分散り”ってところかな。花見をしながら食事をしている人は少なく、多くはカメラを持った鑑賞客。宴会シーズンは既に終わったのかな。
休憩を挟まず、ゆっくり登山。頂上付近に建っている尾道市立美術館に到着。この辺りが最も桜の木が多く、人の賑わいも1番。休憩を兼ねて当美術館で開催中の“-巨匠画家が描く日本の美-近代日本画の至宝展”を鑑賞しに行く。

尾道市立美術館の外装は、日本を感じさせる“寺院風建築物”とデザイン的近代建築物が融合した、まるでピラミッド型建築物と融合したルーヴル美術館のような違和感を与えてくれる。この違和感が良いのか?どうなのか、よくわからない。
さて今回の企画展内容は、日本画壇を代表する画家たちの作品群で、中学校の美術の教科書をペラペラ捲っているような気分になる。上村松園、川合玉堂、奥田元宗、横山大観…等々、有名どころのその魅力を存分に表現された作品群が展示されていた。
美術館を出ると、小雨が降っていた。
雨に打たれながら帰路へ。
これも趣があっていいと思い、濡れながら歩いた。