香辛料全盛という時代を反映してか、ナツメグ・メース・クローブの売値が上がったらしい。
先日のコショウ交易との比較も兼ねて、検証してきました。
「出発」
またいつものボロボロ帆で出発しようとしたところ、見かねたナバホ・おじぃさんとアシュリンさんが改良フルリグドセイルをプレゼントしてくれました。ありがとう~
これでかなり速くなりました(・ω・)!
いつも通り手ぶらで出発~
セビリアに寄って、ジャカルタへマスケット5つ届ける「ヨーロッパの武器」クエ(カテ3が26枚もらえる)を東南アジア行きに受けていくのも有名ですね。(ものぐさな私は受けていかない派)
東南アジアでのマスケット銃、ベルベット等の売値によっては行きも儲けが大きくなっているかも。これは後日検証です。
【積み込み】0㌦
「移動」
速い速い。風霊のペンダントを使って、快適クルージング。
積荷がないから主天使のヴェールも使う必要がない。
ストップウオッチを使っていましたら、ケープまで20分。
目標のアンボイナまでは44分36秒で着きました。
【使用アイテム】風霊のペンダント1.2M
「購入」
Eサバアンボイナに着きました。フランス同盟港になっていましたが、香辛料は売値が低いため、ポルトガル国籍でもあまり不自由を感じません。
香辛料取引R8でナツメグ74樽、メース66樽ほど積めました。
普段であれば両方とも積んでいくのですが・・・
今回はナツメグ1890、メース15という偏った積載量でアンボイナを出発です。
理由は後述。
香辛料が高くなる理由は、元は安くてもEUへ運ぶ際にインド商人やアラビア商人の間を通るたびに中間マージンをとられ、EUへ着くころにはものすごい値段になるため。香辛料がなぜ必要だったかは、肉の匂い消しや保存のためだったそうです。
カテ4が高騰の兆しがあるという話もあります。香辛料交易が流行しつつあるためでしょうか? 造船などでカテ紙は大量に入手できるものの、気になるところですね。
1890積むために26枚のカテ4を使いました。1890÷70-1(初回分)=26
カテ代は今回も100k計算で26枚=2.6Mの出費。
ナツメグの代金は、450㌦で1890積んだとして、約855k まあ900kとしておきましょう
【積み込み】ナツメグ代900k カテ代2,6M 合わせて約3.5M
積み込む時のテクニックとしてショートカット機能とカスタムスロット、Ctrlキーを使うことがオススメです。
私はショートカットのF1にカスタムスロットを設置。サブのカスタムスロットF1~F4にカテゴリー1~4を該当させて連続使用をしやすく工夫しています。
Ctrlキーを押しながら交易の購入可能ボタンを押せば一括でMAX購入できます。
カテ4を26枚使うために2分くらいで買えました。ぜひお試し下さい。
「帰り」
マスケットクエを受けていればジャカルタに寄るところですが、今回はスルー。行きで受ける方が主流かな?
帰りは「宝石と呼ばれる甲羅」というべっこうを配送する有名なクエストがあります。カテ4が22枚もらえるので、実はかなり大きいですね。
ロングスクーナーから商用大型クリッパーに乗り換えたため、速度は落ちます。積荷も満載なのでこちらも遅くなる原因。
香辛料は燃える交易品ですし、今回は時間もかかることから「主天使のヴェール」を有効に使えます。生産で起きる以外の火事は出航後5分はないことから、出航後5分から使うことが主流ですが、今回は1時間かからないことから即使います。
帰りの途中で風霊のペンダントが切れました。それほど急いでいる訳でもないですが、やはり使っておきます。南蛮交易時代に稼いだ金を使い、倉庫にまだ500個くらいあるので、ジャンジャン使うのが吉です。
そんなこんなでまたまったりしたギニア湾・・・
嵐だ~!
帆損傷、船速度減速。
ここで気をつけたいのが「荷崩れ」です。
嵐による「荷崩れ」は、主天使のヴェールでは防ぐことができません。
耐波が低い船であると、交易品が200、300とボロボロと落ちていくことも珍しくありません。
対応としては、嵐航行が可能な耐波を11以上にすることでしょうか。ここまで上げておけばたとえ荷崩れしても1しか減りません。
あとは冒険経験を稼ぎながら移動するだけです^^
(それと、最悪ログアウトという手段もあります)
【使用アイテム】主天使のヴェール 1M 風霊のペンダント 1.2M
「売却」
お楽しみの交易品売却です。
マデイラで売値を確認・・・
!? ナツメグの売値が137%!?
「知ってました」
これは事前に情報をいただいていたので(144%↑)、ナツメグ売値が高いということが分かっていたのです。ですから、ナツメグとメースを両積みしなかったのです。15樽のメースは相場確認用と空き容量埋めのためでした。
皇帝選挙の関係で、ふっかけが確実に成功するらしい?ので、すぐ売却。
利益74M! これはすごい!
単価40k近くで売れますから、現行の南蛮交易に匹敵するほどですね。
同時に積んでいた狭織は110%で56800㌦。満載ならやはり大きな利益になりそうですが・・・これは後日確認したいと思います。
マデイラに着いたのが1時間39分10秒なので、およそ1時間40分=100分とします。
【売却】利益約74M
【差し引き】利益74M - (積み込み 約3.5M + 使用アイテム 約3.4M ) =約67M
【かかった時間】 行き45分 + 積み込み5分 + 帰り50分 = 約100分 =1時間40分
【時給換算】67M÷100分x60分=40.2M
「全体考察」
今回は、事前にナツメグ売り相場が高い情報を得ていたために売却価格が高くなり、思っていた以上に利益が多い交易となりました。
以前とは違い、現在はナツメグ・メースを用いた交易を行う人が少なくなったために価格上昇が途中で止まりにくくなっているのではないでしょうか。これがしばらく流行ってたくさん売られるようになると120%行くことも稀になっていくことでしょう。
時給換算にするとおよそ40Mという計算になりました。
これは前回のコショウ交易のほぼ2倍です。移動時間も長く速くてたくさん積める船を持っている人がさらに利益を得ることができそうです。
クエストの関連もありますが、利益面だけで言うとコショウを積むよりも多少時間はかかってもナツメグメースを積んだ方がお得、と言えそうです。時間は少し長くなりますが利益は1.5~2倍近いですから。
香辛料交易は買値が安くたくさん積める為、複数アカウントがある人にもやさしい交易と言えることでしょう。これからますます香辛料取引スキルが重要視されるようになりそうです。
スキル上げに関しては、フレのにっこにこさんに聞いたところパルマでカテ4を連打して香辛料1⇒7まで上げたとのこと。
香辛料取引スキルは、最初は入手が面倒なものの(香料商人クエストで覚えるのが主流)、上げやすさで言えば食料品取引に次ぐほどです。
理由はパルマやセウタなどEU入り口に香辛料が3~4種売っている港があり、カテ4を連打すればたくさん買えることと、単価が安いためです。
また、香辛料取引はブーストもできます。真珠アクセサリー(+2)やアルヴェロ服(+2)、海事副官でおなじみランスロットも持っています。ややブーストしにく部類の取引かもしれませんが、元がたくさん買えるためにスキルR5くらいからでも十分実用に耐えうると考えます(カテ4の枚数は増えてしまいますが)
南蛮交易が始まる前の交易へ逆戻りとも言えそうですが、大学スキルで船速度アップ、ハイクリッパーでさらに大量に仕入れ・高速移動と取り巻く環境は変わっています。
南蛮交易と違い、積み込む量は一定ですからツアーなども組みやすく、人との交流も盛んになりそうですね。
今回のように売り場情報があれば利益は多くなりますが、そのためには暴落調整が必要になってくることになります。ワールドチャット等を利用して皆で利益を享受できるよう協力し合えるといいですね。
参考・使用URL
電卓http://calculator.keydam.com/
ストップウオッチhttp://www2.ttcn.ne.jp/yhousako/kyouzai/java_timer.html
世界史講義録(大航海時代と香辛料について)http://www.geocities.jp/timeway/kougi-54.html
Eurosポルトガルwiki「交易路/香辛料交易」http://wikiwiki.jp/eurospor/?%B8%F2%B0%D7%CF%A9%2F%B9%E1%BF%C9%CE%C1%B8%F2%B0%D7
大航海時代オンラインまとめwiki(クエスト情報ほか)http://gvo.gamedb.info/wiki/?FrontPage
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2012年9月30日(日)に、Eurosポルトガル交易グループで初心者向けに、
「コショウ買い付けツアー」を開催予定です。
詳細はPIECEさんにtell、ポルトガルワールドチャットで発言、もしくは公式掲示板をご参照下さい。
http://www.gamecity.ne.jp/dol/gvol_jp_bbs/BBSMain.do?view=thread&id=12612&forum=2&form=21&items=20&page=1
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