大勢の前で弾き歌い

高齢者介護施設へ音楽ボランティアの日。

先月から場所や環境が変わり、やることは同じなのに、
より大きなエネルギーが必要になった。

自分で自分を励まし心をアップさせて車に乗り込む。

そして、

施設で会場となる、
学校の音楽室の軽く2倍の広さはある会場に入ってびっくり
前回とはまるで違うピアノの配列。

壁を背にして電子ピアノを置き、テーブルを取り払い
３０人以上の高齢者の方が整然と並び、
みなさんがこちらを向いて椅子に座られている。
まるでコンサート会場のよう。

高齢者の方は３０人を越えていただろうか。
お陰でお一人お一人の顔がよく見える。

そしてスタッフが１０人以上。
５０人程の人が、みんな熱心にこちらを見つめてくださる。

みなさん、私の話に頷き、笑い、返事を返して下さる。
大きな声で手拍子を打ちながら歌って下さり、
踊るような仕草の方もいらした。

その場の雰囲気はだんだん、だんだんと盛り上がり、
途中は全員で打楽器を打ち鳴らし大合奏。
最後の１５分は盛り上がりも最高潮の大合唱。

どなたかが、『みんなで大きな声で歌うのは楽しい～』と、
おっしゃっているのが聞こえた。

１時間にわたる歌が終わると、最前列の女性が立ち上がり、
感激の面持ちで私にお礼を言って下さった。
こちらも感激。

みなさんがとても喜んでくださったのがわかる。
スタッフの方が一緒に盛り上げて下さり、こんなにも充実した時間が持てた。
あぁ、よかった。
なんてありがたい。

頑張ってボランティアを続けていこうと思う。




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