以前に行った多摩御陵の雰囲気が良かったので、昨日(12/6)にまた行ってみました。
本当は甲州街道のイチョウの黄葉が見頃の時に行きたかったのですが足を故障してできず、先週の酒匂川で普通の道路なら問題ないことがわかったので出かけました。
通常、この方面に行く際には絹の道を通って行くのですが、脚が不安だったのでなるべく短くかつ舗装路を行くコースにしました。
始めは首都大学東京の南側にある松木日向緑地の西端の池のからです。
ここはモミジの紅葉が見事ですが、少し残っていました。(画像的には少し赤が飽和しています)
池の脇を登ってヤッ君のマンション横を通って行きます。
中山方面に向かう道を進みます。
中山のT字路をそのまま直進し、ここを入ります。
白山神社への長くて急な階段。漸く登りきると、何だ!と思う所です。
途中で見る里山風景の眺め。
白山神社です。
白山神社から北野台を16号に下ってゆきます。
16号で京王高尾線を越えたところで、左に入りま、そこから京王線に沿って行きます。
八王子の名刹である、臨済宗の禅寺の廣園寺に着きました。
奥に続く道です。
山門です。4棟が都の指定文化財になっています。
境内の杉木立です。中々、立派なお寺でした。奥に大きな枝垂れ桜がありましたので、その季節にまた訪れたいですね。
廣園寺から先に進むと、夢街道駅伝でめじろ台から散田町に向かう道に出ます。
前から広い道だと思っていたのですが、戦前に京王高尾線の山田駅から多摩御陵に向う御陵線という鉄道があって、その軌道がここを通っていたそうです。
前の画像の道をそのまま進むみ中央線と甲州街道を越えると、南浅川に出ます。
ここの遊歩道である「浅川ゆったりロード」を西に向かいます。
画面の奥に多摩御陵への道が通る、南浅川橋が見えます。
南浅川橋です。御陵に向かう橋なので立派です。
南浅川橋から多摩御陵に向かう道は広く、またの両側にはケヤキが植えられていて若葉の頃は見事です。今は剪定されている様です。
多摩御陵に着きました。御陵の前は広い広場(正確には正門と総門の間)になっています。駐車場は左隣にあります。
駐在所や事務所がありますが、誰でも何もせずそのまま入ることができます。
多摩御陵は、今では正確には多摩陵と武蔵野陵ということになります。
多摩陵の右側に武蔵野陵があります。
ただ、現在は奥で高尾街道への取り付け道路を建設中のため、表参道が通常止めとなっていて残念でした。
表参道が通れないので、こちらの北参道を行きます。
昭和天皇の武蔵野陵です。激動の時代を苦労された方です。
高い木の左が武蔵野陵、右側が皇后の武蔵野東陵です。
こちらは大正天皇の多摩陵です。時代的にこちらの方が立派な陵となっています。
前の画像の所から、通行止めの表参道を振り返って見たものです。
両側に北山杉が並んでいて荘厳な雰囲気があります。
多摩御陵は大正天皇の陵だけだった時は参拝する人が少なく、入ると静かで別世界のような荘厳な雰囲気があったのですが、今はただの名所という感じでした。また、意外とカップルなど若い人が多くいました。
多摩御陵の隣にある綾南公園です。東京オリンピックの時は自転車競技場(仮設)がありました。
前の画像のすぐ右にある南浅川の古道橋から下流の南浅川橋方面を見た光景です。左が綾南公園です。
この辺はかなり水が澄んでいます。
南浅川沿いに高尾街道まで行き、そこから旧甲州街道を戻りました。
現甲州街道から1本北側の道ですが、ここは広いのに交通量が少なく静かです。
前の画像もそうですが、千人同心の屋敷であったという黒塀の立派なお宅が何軒もあり、中々雰囲気のよい道です。
甲州街道のイチョウ並木は多摩御陵付近では殆ど散っていて、追分交差点近くだけ残っていました。
なお、この追分交差点から高尾駅までのイチョウ並木は、多摩御陵の造営を記念して植えられたものです。
甲州街道を追分交差点まで戻ってきたのは、この近くに甘納豆のおいしい店があるとのことで、寄ってみたかったためです。
知る人ぞ知る有名店だそうです。
店と言っても道路に面しているわけではなく、住宅街の車も入れない路地の奥にあります。
この画像の奥になりますが、甘納豆を作っている横で販売しているという感じです。
お多福豆と大納言小豆を買いました。これはお多福豆です。
ここから帰路に着きましたが、甘納豆のビニール袋を下げては走り難く、歩きが混じります。
途中でラーメンを食べて5時間ほどで戻りましたが、八王子駅を過ぎた辺りで、みぞれに降られました。
往復で約29kmでしたが、よいコースだったので、桜の咲く頃か若葉の頃にまた行ってみたいと思います。
トレイルF
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