ユーロシティのコンパートメントから

欧州旅行がメインですが、最近は日本の旅行が多いです。そして”鉄分”濃くなってきてます・・(笑)

「はやぶさ・富士」号@東京駅

2009年01月27日 22時51分02秒 | ⑨国内をあちこち・・・
今日は、先日東京に行ったときの、「寝台列車@東京駅」を載せます!

有楽町での買い物を5時半に終えて、その後迷わず東京駅へGo!


その「寝台特急はやぶさ/富士」は18:03に東京駅を出発するので、ホームにいれば列車が入ってくるのを見れるだろうと思ったら、、、




もう入ってた!


まだドアは閉まってたけど、その青い車体は、やはり特別。
存在感、未だに抜群でしたね。


そして、それを撮る、たくさんの「撮り鉄」さんもいっぱい!




あそこは何で賑わってるんだろう?




機関車ですね!
EF66と言う、大型電気機関車。
これも国鉄時代から使われてる人気もの。


もう何十年も続いてる東京駅のこの風景、、、



でも、こんな風景もあと数ヶ月です。

前にも紹介しましたが、この春(おそらく3月)のダイヤ改正で消えてしまうんです。


この「はやぶさ・富士」が東京発最後のブルートレイン。
そして最後の東京~九州を結ぶ在来線列車。


JRが発足して20年以上経ちますが、基本的に車内設備はほとんど変わりません。


その間に、新幹線はのぞみが東京~博多を5時間を切るスピードで結び、、、


飛行機は前売りで安くチケットを買えるし、、、


そして今は、やはり格安で快適な長距離バスが東京~西日本を結ぶし、、、



でも、東京発の寝台列車はほとんど変わりない。
時間も設備も。
新車を造らず、いつまでも古い車両を走らせてて、、、





おまけに、ただでさえ乗車券、特急券で高いのに、さらに一番安いこのB寝台(カーテンで閉じるだけの狭いベッド)で「6000円」もして、、、

設備の割にこんなにお金がかかるようでは、、、


これではブルートレインは勝ち目がなくて当然です。。。

もっと言わせてもらえば、一部の寝台車の真下に発電用のディーゼルが絶え間なく響き渡り、、、




これでうるさくて寝れないよ・・・
(1度、別の列車で苦い経験があって・・・)
百歩譲っても「快適」とはとてもいえません。



だから、こんなアコモデーションでは乗る人が減って当然ですね・・・


JR、きっと「もうやる気無い」んだと思います。。。
言葉悪いけど「しょうがないから最小限の負担で走らせてやるよ・・・」って、消極的な姿勢がみえみえで。。。
「この列車の廃止も時間の問題」と、昨年の銀河の廃止の時に時点で、もうあちこちで言ってましたからね。。。




でも、でもです。

やはり消えるのはさみしい。
乗る側としては辛口ですが、ファンとしてはやはり愛着があります。
(矛盾してるけど、分かっていただけますか??)



もう何十年もの東京駅、そして東海道線の顔でもあったこのブルートレインの「ファイナルカウントダウン」が進んでるなんて、、、



未だに信じられません。




通勤電車と新幹線ばかりになってしまった東京駅ですが、今でもこの独特の雰囲気は必要です。
この青い列車が入ると、やはり「旅情」を感じます。






はやぶさ号、熊本行き。






富士号、大分行き。


それぞれの行き先案内。
そして、乗車口案内。




それにホームの発車時刻表。



やはり寝台特急は「特別」です。
今は、「特に」特別!




最後部のテールマークです。




やはりここでも「撮り鉄」さんがいっぱい!




となりには踊り子号が。
この電車も国鉄時代のもの。
国鉄型が並ぶのも今やめずらしくなってしまいました。




そして午後6時3分。








「はやぶさ/富士」は、静かに九州へと旅立ちました。
(動画からのコマです・・・)


まだ2ヶ月あるけど、後悔しないようにたくさん撮りました。

おそらく今後、最終日に近くなるにつれて、大勢の人が見に、撮りに、そして乗りに来るでしょう。
先日引退した新幹線0系同様、この「東京発ブルートレイン」に思い出がある人は多いですから。


最後まで無事に走ってほしいです。
がんばれ!


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
古い車両 (マドモワゼル・ヒロコ)
2009-01-31 12:38:14
日本で見ると、確かに古い~って感じですね。
ルーマニアでは、普通に走っているけど。これくらいだと、まだまだきれいで使える、って感じになっています。
日本は料金をしっかり取るので、ちょっとそのあたりがね~~
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>マドモワゼル・ヒロコさんへ (suzukky)
2009-01-31 23:10:52
残念ながら、もう30年以上も同じスタイルで走り続けてるので、古さは感じずにはいられません。

誕生した当時は人気があっても、この世の中の速さです。
大した工夫も無い設備のままの夜行列車がほとんどです(or”でした”)。

それでもベラボーに高い寝台料金!
例えB寝台でも。
これでは「時代遅れ」と思われても、そして「廃止」されても仕方ないでしょうね。

でも、やはり思い出多い列車でもあります。
そして東京、さらには横浜からまた1つ、愛着ある列車が消えてしまいます。
複雑な思いはありますが、やはり寂しいですね。

ヨーロッパもやはり夜行列車は減少傾向ですが、それでも各国は、いろんな工夫をして夜行列車をより快適にして運転し続けてる(ルーマニアも!)、欧州での列車の旅の楽しみはまだまだ続けられそうですね。
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