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はばかりさま

日常生活など諸々の自己満足日記、
マイブームは「スウィンギンロンドン60'&昭和40年代」です。

図書館本 ジェフリー・ ディーヴァー「ボーン・コレクター」

2014-05-20 | 小説

ジェフリー・ディーヴァ「ボーン・コレクター」 199909

安楽椅子探偵形式でハードカバーで2段組という仕様に、借りておきながらも、
全く読む気がしなくてでも返却期限が…えい!!と読み出したら…。
さすが!読ませます読ませます!…途中、延々と状況説明のような部分はかっ飛ばし(…)
何とかかんとか、2時間で読みました。斜め読みにもほどがある! 

元中央科学捜査部長リンカーン・ライム、映画化されているみたいですが何で、黒人(デンゼル・ワシントン)?
どう読んだって白人じゃないの…。アメリア・サックス(アンジョリーナ・ジョリー)も微妙な配役だし、
モデルの正統派美人なのに個性派肉弾女優をあててどうするよ?
…手足が動かなくて顔の表情が肝なのに、黒人じゃ顔色の違い分からないって…。
ほんとにね、まぁ、ハリウッドの似非正義?で黒人にキャスティングしたんだろうけど駄目だわ。
私はピアーズ・ブロスナン+(ヴァンパイアダイアリーズの)イアンを足して割ったような
やや目デカの黒髪の男前を想像しながら読んだので、ほんと、黒人はありえないわー。

で、萌えを見つけるとすれば(え?)介護士トムの存在でしょうか。
他の介護士は皆すぐに根を上げた我儘なリンカーン・ライムの介護を
うまくやってのける美青年…(でも映画では女に変更されてる…) 
続編を借りるかどうかは迷うなぁ。ハードカバーは重たいし読みにくいし面倒なのよね。 


図書館本 J・D・ロブ「イヴ&ロークシリーズ 24~26巻」

2014-05-12 | 小説

24.母になる冬の死
25.学びの園に葬られ
26.殺しはオペラを聞きながら

24巻で、ようやく?メイヴィスが臨月、出産間近で、強制的に立ち会わされることとなった
イヴとロークは出産教室に行く羽目に…そこでであった妊婦が行方不明となり、
メイヴィスに頼まれて、担当する殺人事件の捜査と人探しをすることに。
ここで母子相姦が出てくるのですが、一瞬、岩下志麻&坂上忍の「魔の刻」を思い出しました。
25巻、お金持ちの子女が通う小学校で死体が発見され、後、殺人事件へと変わるわけですが、
発見者の子供はイブの嫌いな優等生でこまっしゃくれたタイプで、親はイブの敵とも言える弁護士、
別口で、がさつ胸無し教養無しのイブと正反対のロークの昔の恋人とバッタリ出会う。
やっと、というと失礼だけれど自身の女子力の無さ、というか魅力的ではないことに気づき
自信喪失で捜査もうまく進まず…。オチはやや救いがありますが、微妙な感じ。
26巻、これちょうどyoutubeで「ひどいめにあった著名人」というようなタイトルの動画で
白暁燕の娘さんの事件の詳細を知って、うっかり女子コンクリート詰め殺人事件を思い出して
ブルーになってしまいました。うううう…。理解も礼賛もしませんが、強姦とか殺人はまだ
分かるんですが、拷問(リンチ・粛清)は分かりません。へんな言い方ですがさくっと殺しちゃ駄目なのか。
嬲り殺しというのが本当に理解できない…。 

27巻からは貸し出し中と予約でなかなか借りれそうも無く、西村しのぶが「下山手ドレス」で
紹介していた「リンカーン・ライム」シリーズを借りたのですが未だ読めず、というか読まず…。
ハードカバーで2段組!!文庫で出ているのに図書館はそっちは入れてないのね(泣) 


図書館本 J・D・ロブ「イヴ&ロークシリーズ 18~23巻」

2014-04-15 | 小説

(18.あの頃を思い出して第1部)
18.あの頃を思い出して第2部
19.報いのときは、はかなく
20.赤いリボンの殺意
21.幼子は悲しみの波間に
番外編.ニューヨーク十二番地の呪い
22.この邪悪な街にも夜明けが
23.過去からの来訪者

()つきの18巻「あの頃を思い出して」の第1部は、ノーラ・ロバーツ名義で
ロマンティックサスペンス(現代もの)です。
んが、当然、図書館検索では、J.D.ロブ名義の小説1~33巻までしか出ないわけで、
イブ&ロークシリーズの「第2部」を図書館で借りて、あれ???と…共作だったことを知りました。 
なので先に未来編(2059年)を読んだので、なーんか現代(2003年…11年前です)が
つまらないというかロークと比べてなんとマックスの一足遅い感、ダメップリが際立っていてどうも…。
SF近未来ゆーことでご都合主義的な展開とか流れが納得できた部分が2003年だと
どうにも見過ごせないのです…。 リアリティがない?というのかなー。
で、第2部もうちょっと突っ込んで長い話になってもよかったに、と思いながら
19巻は、えーと癇癪もちの人妻(ロークの秘書のカーロの娘)ルヴァにちっとも共感持てず
ほーほーほーとややご都合主義的な、ロークとイブが過去に犯罪者の父親繋がりで
国土安全機構(HSO)に、実は昔々からマークされていた、とか広げる広げる…
イブのやや自分勝手な正義(実父殺しの正当性、自分の過去の改ざん)などが
目に余りつつも、合間合間に、悪夢シーンがあるのでなんとなく納得?させられてしまいました。
20巻の霊能力の人は、微妙で、んで、番外編にもややそういったオカルト的なお話が…、
21巻の子供はちとうっとうしくって…妊婦メイヴィスがチラッと登場。
22巻はなんというかオリジナルはどれ?清水玲子の「かぐや姫」を思い出すような
何ともいえないお話で、夫1人に妻(同じ女だけど) 3人、3度美味しいのね、
そんな下世話なことを考えてしまった。
23巻、むー。子供のころのイブ話で、本当に死を望まなかったの?と思わないでもない
そんなお話でした。でも、まぁ、イブはかわいげはない、はなぁ…。


図書館本 J・D・ロブ「イヴ&ロークシリーズ 12~17巻」

2014-03-29 | 小説

12.春は裏切りの季節
13.薔薇の花びらの上で
14.イブに捧げた殺人
15.汚れなき守護者の夏
16.弔いのポートレート
17.切り裂きジャックからの手紙

どんどん本は分厚くなっていき、世界観はもとより人物設定などが固まり読みやすくなってきました。
だから頁を捲る指が止まりません…まぁ、かなり主人公イブの頑なな思い込みのきっつい性格も
それなりにスルー(…) できるようになって、面白いわーと思いながら図書館で次の巻次の巻と予約してます。
今現在、33巻が出たところでしたよね。
15巻でメイヴィスが妊娠!!という展開に驚きつつ…。ハーレクィーン小説だとすぐに妊娠するので
結構、ゆっくりめ?な流れなのですが、子供が子供を、ゆー感じがじないでもないでも…。
高級公認コンパニオンで美貌のチャールズ・モンロー(名前がどうなのって思うのですが)が
出てくる13、14巻は気に入ってます。ルイーズと付き合うことになるのですが、
いわゆるステディになるんですかね?
マクナブとピーボディ(ディリア)はルイーズとチャールズが付き合いだしてそれまでの
(お互い好きなのに気づかず)体だけの関係だったのが恋愛関係へと変わります。
ロークとイヴやチャールズとルイーズたちと違って、普通(フリーエイジャーというのでちと違うんですけども)の
お金持ちでも洗練されてもいない何でもない者同士のカップルで微笑ましいというか
美術館やオペラ鑑賞のデートは素敵で憧れますが、ちんぷんかんぷんで楽しくないピーボディ…。
身の丈にあった相手、ピザ片手に、という…マクナブとお似合いです。うん。 
17巻ではピーボディが捜査官になるための昇級試験を受けますが、
マクナブとの同棲生活と試験勉強にぐるぐるするピーボディにやきもきするイブの、
ちと物語に無理のある推理、展開というか、犯人に結びつく伏線がほぼないので微妙なお話でした。


図書館本 J・D・ロブ「イヴ&ロークシリーズ 7~11巻」

2014-02-28 | 小説

7.招かれざるサンタクロース
8.白衣の神のつぶやき
9.カサンドラの挑戦
10.ラストシーンは殺意とともに
11.ユダの銀貨が輝く夜

思い込み激しい近親相姦や犯罪者の子供への偏見…などなどが多分にある主人公イヴ…、
でも、相手役で夫で大金持ちのロークが時に熱く時に熱く時に熱く(笑)捜査でもベッドでもフォローしたり、
ピーボディ、メイヴィスといった脇役たちが活躍するので多少は引っ掛かるのですが厭かせずに読ませます。
…2050年代の近未来が舞台となってまして、読むたびに「未来警察ウラシマン」が頭に浮かび、
塩沢兼人演じるルードヴィッヒさま(確か白燕尾服を着用してた…金髪で顔色悪くて素敵だった…涙)。
80年代初頭にテレビ映画小説でみられた近未来SFの世界を思い浮かべながら読んでますが、
ピーボディの外見描写では白人なんですが、どうしてもモンッチッチか、「ポリス・アカデミー」の
ラヴァーン・フックス(マリオン・ラムジー)を思い浮かべてしまいます…。
いずれにしてもロークはかっこええなぁ…と。