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はばかりさま

日常生活など諸々の自己満足日記、
マイブームは「スウィンギンロンドン60'&昭和40年代」です。

図書館本 J・D・ロブ「イヴ&ロークシリーズ 29、30巻」

2014-06-21 | 小説

29.「冷ややかな血脈」
30.「残酷なめぐりあい」

とうとうここまできたかの30巻、ちなみに30巻の奥付ましたらば、20130319、
かなりおいつきました。 

2巻とも親の因果が子に報い~的な話で、ちょっと「血」「親」「遺伝」「過去」
こればっかりゆーのもワンパターンじゃないの?と思ったりもするわけです。
チャールズとルイーズの結婚式+パーティーは無事に終わってまぁ、ほっこりしつつ、
イヴの女らしいもの、こと、ひとへの、嫌悪恐怖そして根底にあるのが、
たぶん「嫉妬」なんでしょうがそれがちらちらと出てくる29巻、んで30巻では
レイプ被害者=自分も被害者、きぃ~というのがややうるさい感じもしました。

こっからなかなか予約が20件待ちなんですよね。今年中に借りれるのかしら。


図書館本 あさのあつこ「かんかん橋を渡ったら」

2014-06-16 | 小説

20130326 角川書店

うーん。つまらなかった…10代(中学1年生)の少女の心を書いてあるわけですが
どうもうだうだうだうだしてて、分かる、分かるんですよええ、ガキ特有の青臭い主張とか
大人がずるくもといひどく見えたりとか…家族の不和に泣く、とかでもさーなんかねぇ。
子供が(馬鹿ばっかりで)子供だけが、傷つきやすいかというと、そうでもないでしょう。
子供特有の図太く鈍感なところもあれば、繊細なところもあるわけで、
田舎、地方、それを全面いや前のほうの前面かしら、出してて、んで戦時中をちろっと絡めて、
ぼけた老人を登場させて、主人公の父親と夫と子供を置いて出て行った母親。
母親や元踊り子よりも身づくろいをきちんとしていて爪が塗られている…。
登場人物がどうも型にはまっていて、合わないなーと。
目が滑って最後まで読まずに返却です。
女が女(少女や子供)を書く場合、より繊細により10代の不安定を描く、と
なーんか、(私には)あいません。生臭くなりすぎたり、妙に鬱陶しい子になったりして駄目、
あさのあつこは「バッテリー」のような少年に主体を置いた小説を書いてけばいいのです。
少女は駄目です。


図書館本 J・D・ロブ「イヴ&ロークシリーズ 27、28巻」

2014-06-08 | 小説

27.見知らぬ乗客
28.死者のための聖杯

予約待ちでほぼ1冊ずつ借りて読む、という感じです。33巻までは遠い道のりになりそうです。

え~~~~どうなのかなぁと思っていたカップルのひとつ、美形の男娼チャールズと医者のルイーズ、
27巻、チャールズはなんと!!!男娼を廃業(引退)し、ルイーズに求婚(プロポーズ) というややありきたり?
まぁ、真の愛に目覚めた今、他の女なんて…で、大きなお家を買って二人で住もう!と。
なんやかんやで二人の結婚式がロークとイヴの家でやることに決定(…小笑)
本筋では、イヴの、『こいつ気にくわねー』な直感で犯人は確定されててそれを裏付ける捜査をする、
で、なんとー同僚のバクスターが抱えていた事件が…ってなんかちょっと都合よすぎるんですが…。 
あとイヴの虐待されている母親への追求?何で抗わないのか?というのがうーん。
皆が皆、あんたみたいに暴力的ではないやろうって思ったりも。

28巻、司祭の死と新興宗教のトップの死、連続殺人?と思われたけれども実は違いました~、
司祭は実は別人で、という…悪なのにあっさり女にだまされて殺される…続けて2冊とも女が犯人か。
うーん。あまり進んでないけれども、少しづつチャールズ&ルイーズの結婚式へのカウントダウンと
その準備にイヴがキリキリ、ピーボディはわくわくしてたりとそれなりに。


コリーン・ハウック「タイガースカース シリーズ1 白い虎の月」

2014-05-23 | 小説



コリーン・ハウック著 松本美保訳 「白い虎の月」 ヴィレッジブックス 2013年6月20日発行 初版第1刷 定価2052円

いやぁ、お高い&場所をとるハードカバーを買うなんていつぶりですか?
清水から2回位飛び降りてスキューバーダイビングした気持ちです…。

両親を亡くした(大概、孤独な、ゆーのが王道?鉄則?)ケルシーはアルバイト先のサーカスで
青い瞳を持つ白い虎(雄)と出会い…もふもふ!!!毛、毛、毛玉様、
紹介文とアマ○ンのレビューの言葉に購入を決意したのですが、
微妙に、(伝統とか歴史に浅いもとい弱い)アメリカ人のアジア感が…、河童が血を吸う???
河童は尻子玉を盗るのよツ、吸血行為なんてしないわよツ!!!と読みながら突っ込むこと多数。
ハーレクイーンでは珍しいアジア(インド美形)に設定を持っていたったところが
やや目新しいといえば新しいでしょうか。
でもって、アメリカは男兄弟(又は双子ね)が好きですな。「エデンの東」に聖書のカインとアベルとか
「ヴァンパンア・ダイアリーズ」とかね。良い子と悪い子、両方とも良い子、ゆーのは無いんですよね。
まぁ、跡継ぎと、そのスペアですから親や周囲の態度や期待も違いますからねえ。 


カサンドラ・クレア「シャドウハンター 骨の街 上・下」

2014-05-22 | 小説



カサンドラ・クレア「シャドウハンター 骨の街 シティ・オブ・ボーンズ 上下」 創元推理文庫 20110428 初版

今現在公開中(でも半分以上終わってる?)で何のつながりか(ときめきトウナイトの)池野恋が
ときめきトウナイト風な映画のポスターを描いてちょっとだけ話題になり、
英国美形俳優(モデル)ジェイミー・キャンベル・バウアーがキャスティングされてるので
ちらっちらっと公式サイトは見るものの、ヒロインのぶっとい黒々眉毛が
ジェニファー・コネリーを髣髴とさせるリリー・コリンズ(父親は歌手のフィル・コリンズ)、
でも小説にも挿絵のイメージでは赤毛なので、イメージに合わない…。

で、小説はですね、15歳の少女、というのを頭において読んでます読んでますが、
こう、なんというか、うるさい?頑な、頭でっかち、偏った正義感を振りかざす…うんざりヒロインの性格が
そりゃあ、十代はこんな感じなのかもしれません、っていうか青臭いことばかり抜かす時代?年代は、
読んでる私も通った道なのですがええ年こいた大人にはちょっと辛い…。
イタイ度は、ヒロインの年齢に応じて「トワイライト」=「シャドウ・ハンター」<「トゥルー・ブラッド」
って言う感じでしょうか。
でも親を探す子供、スターウォーズもそうだっけ、なーんかなぁ…。

三部作で続刊を買うべきかどうか迷ってます。
なんか、検索かけてみたら「天使禁猟区」に似ているとかあったので、さらに迷う…。
ダークは嫌だ…。