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大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

大阪城公園 秋の空と鳥 2022.10.13

2022年10月13日 | Weblog
 うろこ雲と言うのか、高い空に浮かんでいる。今日の風は少し冷たい。

 城南地区バス駐車場、久しぶりに多くの観光バスが止まっている。
 インバウンドの客と修学旅行らしき子どもたちがぞろぞろ。コロナ後の姿が見えるよう。かつて多くの団体さんが押しかけ、園内もその間をぬって鳥見だった。今は日本の経済のためにとの思いはある。

 カモはヒドリガモが増加、コガモは? こんな事を繰り返し増減し季節に合うようになる。今朝はコガモが見られない。
 一方ヒドリガモは増加。

・キビタキ ♂5♀型7 太陽の広場東の森、梅林、修道館裏、飛騨の森、教育塔裏、豊国神社東、一番やぐらほか
・メボソムシクイ 1羽 太陽の広場東の森
・カルガモ 8羽 東外堀、人工川、第二寝屋川
・コサメビタキ 1羽 みどりのリズム
・エゾビタキ 2羽 みどりのリズム、城南地区
・シジュウカラ 9羽 各所
・エナガ 7羽 元射撃場
・モズ 3羽 豊国神社裏、梅林ほか
・クロツグミ ♂1羽 飛騨の森
・ヤブサメ 1羽 飛騨の森

・カルガモ 8羽 各所
・カワウ 5羽 南外堀、西外堀
・アオサギ 3羽 人工川、梅林ほか 
・ハクセキレイ 2羽 南外堀ほか
・ヒドリガモ 37羽 西外堀
・カワセミ1羽 内堀

■■コガモ 2015.12.16 南外堀、2015.12.22 南外堀
 未婚率が話題になっている。例えば、かつて30歳までの女性の大部分は結婚していた。特に考えることなく。それが普通だった。最近の統計によると30歳までの女性の未婚率は50パーセントを超えるらしい。そのため、日本の人口は減少一方で、将来の労働力不足が問題にされる。
 ただし、結婚するかしないかも、子供を産むか産まないかも個人の問題。まったくの自由だ。
大阪城公園で越冬する他のカモたちの求愛行動は、それほど目立たないがコガモばかり目立つ。この時期になるとそろそろ始まるかなと頭の片隅にある。
 冬の朝「ピリッ・ピリッ・ピリッ」南外堀から声が聞こえる。喜びの歌でなく哀愁の声に聞こえる。♂はただひたすら伸び縮みして声を掛ける。気付いて・・・、こっちを向いてと。
 12月のこの時期になると、換羽が進んで♂♀ははっきりしている。♀を囲んでデスプレイ行動。日本にいる間に相手を見つけ番を形成する。
 シベリアに帰った時にはすぐに繁殖行動に入れるように。コガモたちは知っている。そうしないと日本の人口のように減少方向に向かう。シベリアの春は短いのだ。
 人は酔うものをもっていないと生きられない。♂のコガモの行動を見ていると、命をかけて酔っているのかも知れない。

ノビタキ、ノゴマなど 22022.10.12

2022年10月12日 | Weblog
 今朝は曇天。でも雨の心配はなさそう。豊国神社裏でさかなやさんと出会って、マックスフェルスタッペンのワールドチャンピオンをたたえ合う。彼もF1観戦を趣味にしているひとり。

 鳥影はそう多くない。でもキビタキが比較的多い。
 それにカモが増えてきた。コガモは城南地区人工川に多いしヒドリガモは西外堀でアゾラではない水草を食べている。
 北外堀のアゾラが大変増加、全体の3分の1以上に繁茂している。昨日は風で西に吹き寄せられたいた様子、それが大きく広がった。ただし、カモがまだ気づいていないのか見られない。

 2001年に南外堀で大繁茂したアゾラ。堀全体を埋め尽くした。やがて主にヒドリガモがそれを餌に日々増加し、これまでの数百倍一気にこれまでの数を大きく超えた。あの時の衝撃は今もはっきり記憶にある。

・キビタキ ♂2♀型11 市民の森、梅林南側上桜広場、太陽の広場東の森、沖縄復帰の森、音楽堂西側上、教育塔裏、一番やぐら、豊国神社東、梅林南側上桜広場、梅林など
・エゾビタキ 2羽 市民の森、城南地区
・シジュウカラ 6羽 各所
・メボソムシクイ 3羽 梅林南側上桜広場、豊国神社裏、北外堀沿い
・ノゴマ ♀2羽 本丸日本庭園、梅林
・ツツドリ 1羽 天守閣東側配水池
・モズ 3羽 豊国神社東、西の丸庭園、本丸
・コサメビタキ 3羽 市民の森、梅林、北外堀沿い
・ヒヨドリ 67羽 群飛
・ノビタキ 1羽 梅林、初めは梅の先にとまっていたが、やがて下におりて柵や下枝にもとまる。本種は今期2羽目。今期初記録は9/27に西の丸庭園で大将が観察している。

・コガモ 南外堀2、人工川15
・カルガモ 人工川5
・ヒドリガモ 西外堀28
・マガモ 西外堀2
・ゴイサギ 北外堀1
・アオサギ 北外堀1

■■ノゴマ(1993.5.16 豊国神社東側一番やぐら)
 真っ赤な喉の粋な奴を一瞬見た。写真集によくあるような輝く太陽の光の中で、花にとまってさえずる印象と違って、暗い所を選んで人目を避けるように移動した。
 もう一度の出合いを期待して、愛の森の資材庫の横に早朝から座り込んだ。カメラを三脚にセットして弁当と飲み物も用意して、朝から一日中待ち続ける覚悟でいる。 
 ちょうど春の渡りの時期でバーダーたちが通りかかる。座り込んでいる私を見つけて、近寄って来て声をかけていく。しかし出てくる気配はまったく感じられない。いつまで座り込んでいても、無駄な時間を過ごしているようで気持が辛い。
 あきらめて他の場所に行ってみようかと、何度も考えながら三日間待っていた。最初の日にコルリとノゴマの♀は現れたが、後は一日中待っても何も出ず、弁当を食べて帰ってくる事の繰り返しだった。結局この春はあきらめて秋の渡りに期待することにした。
 ところが春の渡りが終わり、鳥影も薄くなった連休の最後日になって豊国神社東側の一番やぐらの所に現れた。
 石垣用の石が積み上げられた金網の柵の中のため、なかなか全身が見えず、観察撮影の条件は非常に悪い場所だった。
 しかし、葉の陰から顔を出したり露出した木の根の上を移動したりして何度も姿を見せてくれる。その都度、金網越しにカメラを向けて一人で興奮し飛び上がるほどの喜び。真っ赤な喉があの三日間の苦労を忘れさせてくれた。

セグロカモメなど冬鳥も 2022.10.11

2022年10月11日 | Weblog
 秋の空、夏と変わらない服装なので日差しを選んで歩く。今日は少なかった。出合う人出合う人皆同じことを言う。
 でもまだ9月中旬で渡りはまだまだ続く。
 朝一番に大阪城公園に着いた時、第二寝屋川をセグロカモメが下流へ飛ぶ。今期初ではないだろうか。
 カモも増えてきた。人工川、西外堀、北外堀などで見られた。いつものようにカモメの仲間やカモの仲間が増えると、少しづつ冬が近づいているのを実感する。

 日曜日にF1グランプリが鈴鹿サーキットで行われた。レッドブルのマックスフエルスタッペンが優勝し、2022年ワールドチャンピオンを獲得した。
 昨年に続き2回目だ。レッドブルのエンジンはホンダ製だ、それが一段とうれしい。
 雨で短縮されたのは少し残念だったが、コロナの影響で3年振りにスズカで開催されたもの。総理大臣も出席されていた。
 F1も残り4戦。アメリカGP、メキシコGP、ブラジルGP、アブダビGP。チームを組んで世界を回り闘うモータースポーツの最高峰。ワールドチャンピオンは決まったがまだまだ厳しい戦いは続く。

・セグロカモメ 1羽 第二寝屋川を下流へ飛ぶ
・コガモ 14羽 南外堀5羽・人工川5羽・第二寝屋川飛翔4羽
・カルガモ 10羽 人工川 9羽・内堀1羽
・ヒドリガモ 23羽 西外堀20羽・北外堀3羽
・ヨシガモ 1羽 北外堀
・マガモ 3羽 内堀
・カワウ 3羽 南外堀、内堀

・エゾビタキ 3羽 みどりのリズム、城南地区、飛騨の森
・シジュウカラ 9羽 みどりのリズムほか
・メジロ 5羽 みどりのリズム
・キビタキ ♂1♀型8羽 飛騨の森、音楽堂西側上、沖縄復帰の森、城南地区、教育塔裏ほか
・モズ 4羽 すべて高鳴き、沖縄復帰の森、教育塔裏、大手前、梅林
・コサメビタキ 2羽 沖縄復帰の森、飛騨の森
・ハクセキレイ 1羽 内堀を飛ぶ、久しぶり
・ツツドリ 1羽 山里丸
・オオルリ 1羽 ♀飛騨の森
・ヤブサメ 1羽 飛騨の森
・ヤマガラ 1羽 飛騨の森
・ノゴマ 1羽 ♀本丸日本庭園
 
■■セグロカモメ(2007.12.16 東外堀)
 セグロカモメは珍しくなくなった。しかし、初めて見つけたときの心臓の鼓動は忘れていない。
 今朝の東外堀では、投げられたパンを激しく鳴きながら、群れて取り合うユリカモメの群れから少し離れて浮かんでいる。
 何となく気になり近づきたいが人が・・。といった感じで見ているだけ。ユリカモメから目を移すと、相当大きいのを実感する。
 大阪でも足の黄色い大型のカモメもよく見られている。見えるときは確認するようにしているが、カモメについて詳しくない。
 分からないものを見つけた時は、とりあえず撮影し、一応の判断をしてから詳しい人に相談するつもりでいる。
 識別などの勉強は一生続けるが、何も無い時に図鑑や資料を読んでも頭に入らない。大阪城公園で観察されたものの識別なら、思いもあって特に努力し頭に入りやすい。 

ノゴマ、クロツグミなど 2022.10.6

2022年10月06日 | Weblog
 秋の虫が「リ・リ・リ・リ・」と鳴いている。
 久しぶりにスーパー銭湯に行った。コロナの流行からスーパー銭湯には行かなくなった。それまでは年間20回以上は行っていた。
 コロナも少し落ち着いてきたようなので出かけた。屋上の露店風呂に浸かって空を眺めていると、全天を望む事ができてタカの渡り観察にぴったり。
 これはいい!と思ったが、双眼鏡を持ち込めない。何しろ風呂場。

 今朝はキビタキがたいへん少なかった。♂は1羽も見ず♀型もわずか。サメ3兄弟はかろうじて観察できた。
 大手門の上をオオタカとチョウゲンボウとカラスが揉みあうように飛ぶ。オオタカは六番やぐらの方に消え、チョウゲンボウは教育塔の方に消える。

 本丸日本庭園でノゴマが昨日から出ていると。いよいよノゴマやムギマキの時期がやってきた。

 カモたちは城南地区の人工川でコガモが2羽のみ、西外堀でヒドリガモが8羽。カルガモは東外堀で3羽。時期的に少しづつ増えてくる。

 市民の森の石の水場にクロツグミ、メジロ、エゾビタキ、オオルリが下りてくる。短時間の観察だったが、少しねばればもっと多くの種が来そう。

・カルガモ 3羽 東外堀
・シジュウカラ 7羽
・コサメビタキ 1羽 市民の森
・エゾビタキ 5羽 市民の森、城南地区、豊国神社東ほか
・サメビタキ 1羽 市民の森
・オオルリ ♂若1♀1羽 市民の森
・ノゴマ ♀1羽 本丸日本庭園
・キビタキ ♀型4羽 市民の森、沖縄復帰の森ほか
・クロツグミ ♂1羽 市民の森石の水場
・コゲラ 2羽 元射撃場、梅林南側上桜広場
・カワウ 8羽 南外堀ほか
・コガモ 2羽 人工川
・ヒドリガモ 8羽 西外堀
・オオタカ 1羽 大手門上
・チョウゲンボウ 1羽 大手門上
・モズ 4羽 西の丸庭園ほか高鳴き
・アオサギ 1羽 北外堀

■■ノゴマ(1995.10.22 愛の森)
 APEC大阪会議が西の丸庭園で開催されることになった。西の丸庭園奥の休憩所が会議場として建て替えられるため、連日工事の車が出入りし建設工事関係者も多い。また警備のために制服、私服の警察官も非常に多く、パトカーその他も走りまわって毎日騒然としている。
 私の鳥見の格好は建設作業服スタイルだ。丈夫でポケットも多く実に使いやすい。そのため歩きまわっていると何度か間違われた。
 並んだダンプカーから運転手が降りてきて「おはようございます!」と次々声をかけられた。空堀をのぞき込んでいると、現場監督風の男から「これからどうしますか?」と突然聞かれた。
 ノゴマは愛の森にやってきて植え込みから出たり入ったりしていた。姿を現すと待っていたカメラマンやバーダーが、「出た!出た!」と騒ぐ。そこへ巡回中の一人の警察官が、怪しい連中だといった顔でそれとなく寄ってきた。何を見ているのかと不審さを隠さない表情のまま、皆の目線の先のぞき込む。そこには植え込みがあるだけ。
 不思議で仕方ない顔の警察官をみて、一人のバーダーが「どうぞ見てください」とスコープを勧める。
 その警察官はスコープでアップになったノゴマを見て驚いた様子で名前を聞いている。多分大阪城公園に野生のこんな鳥がいる事を初めて知ったのだろう。
 そして私にものぞいて見るように勧める。こんな珍しい鳥は一度見ておかないと後悔するぞといった感じで。どうやら私を好奇心で近寄ってきた工事関係者だと思っているようだ。 

サメ3兄弟 2022.10.4

2022年10月04日 | Weblog
 今期エゾビタキが多いように思う。コサメビタキは例年ほどか、サメビタキは市民の森の1羽が一週間ほど前から滞在中。
 経験から言うとサメは狭い場所に固執する傾向にある。そして低い範囲、ひとつの枝によくとまる。フレンドリーなのが多く比較的人を気にしない。今回もぴったり当てはまる。

 サメ3兄弟の識別はよく話題になる。識別には次のサイトが一番だと思う。
「コサメビタキ・エゾビタキ・サメビタキの識別 大阪南港野鳥園」
 で検索すると出る。今回の個体もすべて当てはまる訳ではないが、総合判断でサメビタキと識別できる。

 カモたち。城南地区の人工川にコガモが5羽、多分昨日いたのと同じ群れと思う。西外堀ではヒドリガモがいつもの1羽以外に8羽の群れが見られる。ようやく両種とも見た気分。

 昨日タカの渡りを観察中、さかなやさんがカモメ2羽を観察撮影、ともちゃんがハヤブサを観察撮影。
 両種とも大阪城公園ではかなり久しぶりの種。タカ見しているといつもと違う鳥を見ることもあるなぁーと。

・キビタキ ♂6♀型11羽 大阪城公園駅、豊国神社裏、沖縄復帰の森、修道館裏、飛騨の森、太陽の広場東の森、市民の森、もみじ園、教育塔裏、豊国神社東ほか
・ヤブサメ 1羽 飛騨の森。この個体も長い滞在。
・オオルリ ♂2♀5羽 飛騨の森、音楽堂西側上、沖縄復帰の森、人工川、豊国神社、豊国神社東など。
・シジュウカラ 11羽 各所
・カルガモ 2羽 東外堀
・エゾビタキ 4羽 市民の森、沖縄復帰の森、飛騨の森
・サメビタキ 1羽 市民の森
・クロツグミ ♂1羽 市民の森
・マミチャジナイ 1羽 市民の森
・コサメビタキ 3羽 市民の森、沖縄復帰の森、人工川
・メジロ 6羽 各所
・カワウ 2羽 南外堀
・アオサギ 2羽 南外堀、内堀
・コガモ 5羽 人工川
・ヒドリガモ 9羽 西外堀
・モズ 2羽 六番やぐら、梅林
・ツツドリ 1羽 梅林南側上桜広場

■■マミチャジナイ(2012.3.20、26 豊国神社東側)
 65歳になった。高齢者である。意識はほとんど変わっていない。マミチャジナイに出合った。
歳を取ったという事は多くのものと出会ったと言うことである。逆に言うと、後どれだけのものに会う事ができるかとも言える。
 私の平均余命は17年くらい。今のように車も運転して自由に行動ができて、好きな酒も飲めて、大阪城公園の記録も続けられて。と考えてみるとせいぜい後10年くらいだろう。それほど長くはない。
 死は恐怖ではない。これまでの人生で一通り経験してきた。その意味で思い残すことはない。
ゴールまで気ままに暮らさせていただくつもりだ。意識や体力の変化をじっくり眺めながら。
 マミチャジナイは2番やぐら跡から豊国神社東側辺りを採餌しながら移動する。比較的フレンドリーな個体だ。
 早朝で誰もいない。気遣うことなくゆっくり近づいてカメラを構える。ファインダーの中にこれからの人生が見える。
 

ようやくコガモに合う! 2022.10.3

2022年10月03日 | Weblog
 今日はやや少ない。渡りの谷の日か。それでもキビタキは15羽も見られた。秋の渡りのまっただ中。

 山本周五郎の小説 「薊」 の中に次の一節がある。
 「・・・くぬぎ林へモズの群れが舞い下りて、やかましく叫びながら枯れた枝の間を飛び回った・・・」
 この一節に鳥見人の皆さんは違和感があると思う。「モズが群れる」事はない。枝の間を飛び回るような行動もない。

 ただし、決してこの小説の評価を下げるものではないので誤解のないよう。鳥見人は鳥の全てが好きなので、姿形以外にもあらゆる場面で反応してしまう。
 今朝のモズは青屋門近く♂1羽、高鳴きはしなかった。高い枝先にとまっている。

 市民の森のサメビタキ、今朝も石の水場に下りてきたと。今はエゾビタキ、サメビタキ、コサメビタキの「サメ3兄弟」が見られる時期。大阪城公園では特にサメビタキが少ないので貴重で識別も面白い。
 
 先日からひでキングやおきらく先生が10羽を超えるコガモを何度か観察されているが、私は一切見ていない。昨日もひでキングが10羽を超えるコガモを東外堀で観察している。
 東外堀に今日はいるだろうか?どきどきして見るが居ない!
 結局人工川の方形の池で観察。5羽。コガモは垂直離発着できるので、こんな小さな池にも降りてくる。

・メジロ 10羽 太陽の広場東の森ほか
・コサメビタキ 3羽 みどりのリズム、教育塔裏
・カルガモ 4羽 東外堀、北外堀
・キビタキ ♂3♀型12 教育塔裏、みどりのリズム、市民の森、音楽堂西側上、沖縄復帰の森、二番やぐら跡、梅林、飛騨の森など
・エゾビタキ 1羽 みどりのリズム
・オオルリ ♂若1♀2 音楽堂西側上、教育塔裏
・ヤマガラ 3羽 沖縄復帰の森、飛騨の森
・メボソムシクイ 1羽 沖縄復帰の森
・カワウ 1羽 南外堀
・コガモ 5羽 人工川
・サメビタキ 1羽 市民の森
・シジュウカラ 6羽 各所
・マガモ 2羽 内堀
・ヤブサメ 1羽 飛騨の森
・アオサギ 1羽 北外堀
・モズ 1羽 青屋門

■■モ ズ(1998.11.3 梅林)
 梅林でニシオジロビタキを待っている間に何回も現れたモズ。カメラマン連中がニシオジロビタキ撮影のために餌をまいている。
 キビタキとモズがそれを目ざとく見つけてやってきた。この素晴らしい目の良さはなんだろう。いつも驚いてしまう。
 モズは何度も短い雑草の上に飛び降りて、落ちた餌を取っているようだった。回りを囲んだ人たちは、セットした枝にニシオジロビタキがとまるのを待っていて、モズが現れても強い興味を示す者はいない。
 待っている間は雑談してやってくると誰かが見つけてくれるだろうと注視することもない。その点、一人で待っていると自分だけが頼りなのでいつどこから現れても即座に対応できるよう、機材や露出などのセットはもちろん、心の準備もして緊張を持続していなければならない。私はその緊張が好きで単独撮影を好む。

モズの髙鳴きで秋を感じる 2022.10.1

2022年10月01日 | Weblog
 暑くもなく風もあっていい日和。まさに行楽の秋。早くも10月。
 昨日スーパーで買い物中、電話が鳴ってタカの渡りとともに東外堀でクロハラアジサシが撮影されたと聞く。
 その後当人と電話で状況を聞く、知ってる方だが顔が思い出せない、いつもの事。

 今朝は市民の森でその方から声を掛けていただきプリント写真とCDをいただく。
 前頭はややごま塩部、頭頂からは黒、嘴は赤黒、足は赤。夏羽から冬羽にかわりかけだろうか。日本で言えばそんなに珍しい鳥ではないが、大阪城公園では珍鳥。

 クロハラアジサシは大阪城公園で3回目。1回目は2012.10.3~10.25。2回目は2021.5.10。そして今回が3回目。

 そして今日聞いた!コウノトリが上空通過の件。あまからさんが、9/29に上空飛翔通過を観察。秋は幼鳥など珍しい鳥が出る。

・今朝もキビタキが大変多い。♂4♀型19羽 太陽の広場東の森、市民の森、音楽堂西側上、沖縄復帰の森、六番やぐら、飛騨の森、梅林、豊国神社東など
・今期エゾビタキもよく出る。10羽 太陽の広場東の森、市民の森、沖縄復帰の森、修道館裏、ミライザ裏、飛騨の森など
・オオルリ ♂1♀2 市民の森、太陽の広場東の森
・シジュウカラ 8羽
・コサメビタキ 3羽 みどりのリズム、市民の森、沖縄復帰の森
・クロツグミ ♂1♀1 ♂がみどりのリズムから市民の森へ、♀が梅林南側上桜広場
・ヤブサメ 2羽 市民の森、太陽の広場東の森
・コガモ 3羽 人工川
・ツツドリ 2羽 梅林南側上桜広場。杜鵑1羽天守閣東側配水池
・モズ 3羽 ♂青屋門で高鳴きほか
・エナガ 3羽 京橋口
・メボソムシクイ 1羽 飛騨の森
・ヤマガラ 2羽 飛騨の森
・カワセミ 2羽 西外堀、北外堀
・アオサギ 1羽 北外堀
・ゴイサギ 1羽 北外堀
・マミチャジナイ 1羽 太陽の広場東の森
・ノスリ 1羽 カラスのモビングを受け飛ぶ

■■コガモ(2008.4.12 内堀)
 15年以上も観察を続けているが大阪城公園でコガモは意外と撮影し辛い。数が多くないことと比較的距離の離れた場所でしか観察できないからだ。
 大阪城公園でヒドリガモやハシビロガモが投げられたパンに集まってくるのに対してコガモが近くに寄って来ることは一度も見たことがない。その上テーマにしている「カモは♂♀一緒に撮影」となるとますます困難。
 たまたま、帰り遅れたコガモのペアを見つけチャンスと撮影成功。光線や水面の反射など条件は悪い。しかし大阪城公園のコガモにすれば上出来かもしれない。
 人生と一緒だ。まだまだ諦めるつもりはない。先は長いのだ。そのうちもっと良い出合いもあるだろう。あせらず自分のペースで死ぬまで続けるつもりだ。