秋の虫が「リ・リ・リ・リ・」と鳴いている。
久しぶりにスーパー銭湯に行った。コロナの流行からスーパー銭湯には行かなくなった。それまでは年間20回以上は行っていた。
コロナも少し落ち着いてきたようなので出かけた。屋上の露店風呂に浸かって空を眺めていると、全天を望む事ができてタカの渡り観察にぴったり。
これはいい!と思ったが、双眼鏡を持ち込めない。何しろ風呂場。
今朝はキビタキがたいへん少なかった。♂は1羽も見ず♀型もわずか。サメ3兄弟はかろうじて観察できた。
大手門の上をオオタカとチョウゲンボウとカラスが揉みあうように飛ぶ。オオタカは六番やぐらの方に消え、チョウゲンボウは教育塔の方に消える。
本丸日本庭園でノゴマが昨日から出ていると。いよいよノゴマやムギマキの時期がやってきた。
カモたちは城南地区の人工川でコガモが2羽のみ、西外堀でヒドリガモが8羽。カルガモは東外堀で3羽。時期的に少しづつ増えてくる。
市民の森の石の水場にクロツグミ、メジロ、エゾビタキ、オオルリが下りてくる。短時間の観察だったが、少しねばればもっと多くの種が来そう。
・カルガモ 3羽 東外堀
・シジュウカラ 7羽
・コサメビタキ 1羽 市民の森
・エゾビタキ 5羽 市民の森、城南地区、豊国神社東ほか
・サメビタキ 1羽 市民の森
・オオルリ ♂若1♀1羽 市民の森
・ノゴマ ♀1羽 本丸日本庭園
・キビタキ ♀型4羽 市民の森、沖縄復帰の森ほか
・クロツグミ ♂1羽 市民の森石の水場
・コゲラ 2羽 元射撃場、梅林南側上桜広場
・カワウ 8羽 南外堀ほか
・コガモ 2羽 人工川
・ヒドリガモ 8羽 西外堀
・オオタカ 1羽 大手門上
・チョウゲンボウ 1羽 大手門上
・モズ 4羽 西の丸庭園ほか高鳴き
・アオサギ 1羽 北外堀
■■ノゴマ(1995.10.22 愛の森)
APEC大阪会議が西の丸庭園で開催されることになった。西の丸庭園奥の休憩所が会議場として建て替えられるため、連日工事の車が出入りし建設工事関係者も多い。また警備のために制服、私服の警察官も非常に多く、パトカーその他も走りまわって毎日騒然としている。
私の鳥見の格好は建設作業服スタイルだ。丈夫でポケットも多く実に使いやすい。そのため歩きまわっていると何度か間違われた。
並んだダンプカーから運転手が降りてきて「おはようございます!」と次々声をかけられた。空堀をのぞき込んでいると、現場監督風の男から「これからどうしますか?」と突然聞かれた。
ノゴマは愛の森にやってきて植え込みから出たり入ったりしていた。姿を現すと待っていたカメラマンやバーダーが、「出た!出た!」と騒ぐ。そこへ巡回中の一人の警察官が、怪しい連中だといった顔でそれとなく寄ってきた。何を見ているのかと不審さを隠さない表情のまま、皆の目線の先のぞき込む。そこには植え込みがあるだけ。
不思議で仕方ない顔の警察官をみて、一人のバーダーが「どうぞ見てください」とスコープを勧める。
その警察官はスコープでアップになったノゴマを見て驚いた様子で名前を聞いている。多分大阪城公園に野生のこんな鳥がいる事を初めて知ったのだろう。
そして私にものぞいて見るように勧める。こんな珍しい鳥は一度見ておかないと後悔するぞといった感じで。どうやら私を好奇心で近寄ってきた工事関係者だと思っているようだ。
久しぶりにスーパー銭湯に行った。コロナの流行からスーパー銭湯には行かなくなった。それまでは年間20回以上は行っていた。
コロナも少し落ち着いてきたようなので出かけた。屋上の露店風呂に浸かって空を眺めていると、全天を望む事ができてタカの渡り観察にぴったり。
これはいい!と思ったが、双眼鏡を持ち込めない。何しろ風呂場。
今朝はキビタキがたいへん少なかった。♂は1羽も見ず♀型もわずか。サメ3兄弟はかろうじて観察できた。
大手門の上をオオタカとチョウゲンボウとカラスが揉みあうように飛ぶ。オオタカは六番やぐらの方に消え、チョウゲンボウは教育塔の方に消える。
本丸日本庭園でノゴマが昨日から出ていると。いよいよノゴマやムギマキの時期がやってきた。
カモたちは城南地区の人工川でコガモが2羽のみ、西外堀でヒドリガモが8羽。カルガモは東外堀で3羽。時期的に少しづつ増えてくる。
市民の森の石の水場にクロツグミ、メジロ、エゾビタキ、オオルリが下りてくる。短時間の観察だったが、少しねばればもっと多くの種が来そう。
・カルガモ 3羽 東外堀
・シジュウカラ 7羽
・コサメビタキ 1羽 市民の森
・エゾビタキ 5羽 市民の森、城南地区、豊国神社東ほか
・サメビタキ 1羽 市民の森
・オオルリ ♂若1♀1羽 市民の森
・ノゴマ ♀1羽 本丸日本庭園
・キビタキ ♀型4羽 市民の森、沖縄復帰の森ほか
・クロツグミ ♂1羽 市民の森石の水場
・コゲラ 2羽 元射撃場、梅林南側上桜広場
・カワウ 8羽 南外堀ほか
・コガモ 2羽 人工川
・ヒドリガモ 8羽 西外堀
・オオタカ 1羽 大手門上
・チョウゲンボウ 1羽 大手門上
・モズ 4羽 西の丸庭園ほか高鳴き
・アオサギ 1羽 北外堀
■■ノゴマ(1995.10.22 愛の森)
APEC大阪会議が西の丸庭園で開催されることになった。西の丸庭園奥の休憩所が会議場として建て替えられるため、連日工事の車が出入りし建設工事関係者も多い。また警備のために制服、私服の警察官も非常に多く、パトカーその他も走りまわって毎日騒然としている。
私の鳥見の格好は建設作業服スタイルだ。丈夫でポケットも多く実に使いやすい。そのため歩きまわっていると何度か間違われた。
並んだダンプカーから運転手が降りてきて「おはようございます!」と次々声をかけられた。空堀をのぞき込んでいると、現場監督風の男から「これからどうしますか?」と突然聞かれた。
ノゴマは愛の森にやってきて植え込みから出たり入ったりしていた。姿を現すと待っていたカメラマンやバーダーが、「出た!出た!」と騒ぐ。そこへ巡回中の一人の警察官が、怪しい連中だといった顔でそれとなく寄ってきた。何を見ているのかと不審さを隠さない表情のまま、皆の目線の先のぞき込む。そこには植え込みがあるだけ。
不思議で仕方ない顔の警察官をみて、一人のバーダーが「どうぞ見てください」とスコープを勧める。
その警察官はスコープでアップになったノゴマを見て驚いた様子で名前を聞いている。多分大阪城公園に野生のこんな鳥がいる事を初めて知ったのだろう。
そして私にものぞいて見るように勧める。こんな珍しい鳥は一度見ておかないと後悔するぞといった感じで。どうやら私を好奇心で近寄ってきた工事関係者だと思っているようだ。
お早うございます。
いつもありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。
また大阪城公園にお越しください。秋の渡りは終盤ですが。