今日はやや少ない。渡りの谷の日か。それでもキビタキは15羽も見られた。秋の渡りのまっただ中。
山本周五郎の小説 「薊」 の中に次の一節がある。
「・・・くぬぎ林へモズの群れが舞い下りて、やかましく叫びながら枯れた枝の間を飛び回った・・・」
この一節に鳥見人の皆さんは違和感があると思う。「モズが群れる」事はない。枝の間を飛び回るような行動もない。
ただし、決してこの小説の評価を下げるものではないので誤解のないよう。鳥見人は鳥の全てが好きなので、姿形以外にもあらゆる場面で反応してしまう。
今朝のモズは青屋門近く♂1羽、高鳴きはしなかった。高い枝先にとまっている。
市民の森のサメビタキ、今朝も石の水場に下りてきたと。今はエゾビタキ、サメビタキ、コサメビタキの「サメ3兄弟」が見られる時期。大阪城公園では特にサメビタキが少ないので貴重で識別も面白い。
先日からひでキングやおきらく先生が10羽を超えるコガモを何度か観察されているが、私は一切見ていない。昨日もひでキングが10羽を超えるコガモを東外堀で観察している。
東外堀に今日はいるだろうか?どきどきして見るが居ない!
結局人工川の方形の池で観察。5羽。コガモは垂直離発着できるので、こんな小さな池にも降りてくる。
・メジロ 10羽 太陽の広場東の森ほか
・コサメビタキ 3羽 みどりのリズム、教育塔裏
・カルガモ 4羽 東外堀、北外堀
・キビタキ ♂3♀型12 教育塔裏、みどりのリズム、市民の森、音楽堂西側上、沖縄復帰の森、二番やぐら跡、梅林、飛騨の森など
・エゾビタキ 1羽 みどりのリズム
・オオルリ ♂若1♀2 音楽堂西側上、教育塔裏
・ヤマガラ 3羽 沖縄復帰の森、飛騨の森
・メボソムシクイ 1羽 沖縄復帰の森
・カワウ 1羽 南外堀
・コガモ 5羽 人工川
・サメビタキ 1羽 市民の森
・シジュウカラ 6羽 各所
・マガモ 2羽 内堀
・ヤブサメ 1羽 飛騨の森
・アオサギ 1羽 北外堀
・モズ 1羽 青屋門
■■モ ズ(1998.11.3 梅林)
梅林でニシオジロビタキを待っている間に何回も現れたモズ。カメラマン連中がニシオジロビタキ撮影のために餌をまいている。
キビタキとモズがそれを目ざとく見つけてやってきた。この素晴らしい目の良さはなんだろう。いつも驚いてしまう。
モズは何度も短い雑草の上に飛び降りて、落ちた餌を取っているようだった。回りを囲んだ人たちは、セットした枝にニシオジロビタキがとまるのを待っていて、モズが現れても強い興味を示す者はいない。
待っている間は雑談してやってくると誰かが見つけてくれるだろうと注視することもない。その点、一人で待っていると自分だけが頼りなのでいつどこから現れても即座に対応できるよう、機材や露出などのセットはもちろん、心の準備もして緊張を持続していなければならない。私はその緊張が好きで単独撮影を好む。
山本周五郎の小説 「薊」 の中に次の一節がある。
「・・・くぬぎ林へモズの群れが舞い下りて、やかましく叫びながら枯れた枝の間を飛び回った・・・」
この一節に鳥見人の皆さんは違和感があると思う。「モズが群れる」事はない。枝の間を飛び回るような行動もない。
ただし、決してこの小説の評価を下げるものではないので誤解のないよう。鳥見人は鳥の全てが好きなので、姿形以外にもあらゆる場面で反応してしまう。
今朝のモズは青屋門近く♂1羽、高鳴きはしなかった。高い枝先にとまっている。
市民の森のサメビタキ、今朝も石の水場に下りてきたと。今はエゾビタキ、サメビタキ、コサメビタキの「サメ3兄弟」が見られる時期。大阪城公園では特にサメビタキが少ないので貴重で識別も面白い。
先日からひでキングやおきらく先生が10羽を超えるコガモを何度か観察されているが、私は一切見ていない。昨日もひでキングが10羽を超えるコガモを東外堀で観察している。
東外堀に今日はいるだろうか?どきどきして見るが居ない!
結局人工川の方形の池で観察。5羽。コガモは垂直離発着できるので、こんな小さな池にも降りてくる。
・メジロ 10羽 太陽の広場東の森ほか
・コサメビタキ 3羽 みどりのリズム、教育塔裏
・カルガモ 4羽 東外堀、北外堀
・キビタキ ♂3♀型12 教育塔裏、みどりのリズム、市民の森、音楽堂西側上、沖縄復帰の森、二番やぐら跡、梅林、飛騨の森など
・エゾビタキ 1羽 みどりのリズム
・オオルリ ♂若1♀2 音楽堂西側上、教育塔裏
・ヤマガラ 3羽 沖縄復帰の森、飛騨の森
・メボソムシクイ 1羽 沖縄復帰の森
・カワウ 1羽 南外堀
・コガモ 5羽 人工川
・サメビタキ 1羽 市民の森
・シジュウカラ 6羽 各所
・マガモ 2羽 内堀
・ヤブサメ 1羽 飛騨の森
・アオサギ 1羽 北外堀
・モズ 1羽 青屋門
■■モ ズ(1998.11.3 梅林)
梅林でニシオジロビタキを待っている間に何回も現れたモズ。カメラマン連中がニシオジロビタキ撮影のために餌をまいている。
キビタキとモズがそれを目ざとく見つけてやってきた。この素晴らしい目の良さはなんだろう。いつも驚いてしまう。
モズは何度も短い雑草の上に飛び降りて、落ちた餌を取っているようだった。回りを囲んだ人たちは、セットした枝にニシオジロビタキがとまるのを待っていて、モズが現れても強い興味を示す者はいない。
待っている間は雑談してやってくると誰かが見つけてくれるだろうと注視することもない。その点、一人で待っていると自分だけが頼りなのでいつどこから現れても即座に対応できるよう、機材や露出などのセットはもちろん、心の準備もして緊張を持続していなければならない。私はその緊張が好きで単独撮影を好む。