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大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

キレンジャク ヒレンジャクにぎわう 城の春

2020年03月09日 | Weblog
 素晴らしい快晴。途中で暑くなって中のセーターを脱ぐ。

 この数日、種々の情報でミソサザイ、ホオジロ、キレンジャク、ヒレンジャクなどなど。夏鳥はまだ早いが、冬鳥や漂鳥などが観察されている。

 今期ヒレンジャクは見ているが、キレンジャクはまだ出合いがない。今日こそはと出かける。
 東外堀でカモのカウントをして、見上げると梅林にレンジャクの影。その後は、各所でレンジャク、レンジャク状態。

〇 キレンジャク 2羽+ みどりのリズム、青屋門、愛の森、梅林東外堀沿いなどなど同時に見られたのは2羽だが、各所で観察されているので、それ以上かも。

〇 ヒレンジャク 40+ 梅林東外堀沿い、愛の森、梅林、天守閣東側配水池、梅林南側上桜広場、みどりのリズム、玉造口、飛騨の森などなど。各所で出合い、数が確定できない。 

 最低40羽+。群れが分散したのか、新たな群れが飛来したのか。新芽や飛ぶ虫を採餌している。

 梅林で観察していると2人の男性が寄ってきて、手にした写真を見せ、この鳥は、アカレンジャーか? アオレンジャーか?  もう一人の男がキレンジャーだろ。
 一瞬頭が混乱して・・・。おいおい、本気か。それともボケか?

 真剣に悩んでいる様子。一応説明する。地球防衛隊じゃない!とは言わなかったが。

〇 シロハラ 13羽 水上バス乗り場、太陽の広場東の森ほか

〇 カワラヒワ 1羽 大阪城公園駅

〇 ツグミ 8羽 太陽の広場東の森、市民の森、音楽堂西側上ほか

〇 ヤマガラ 2羽 音楽堂西側上

〇 エナガ 4羽 音楽堂西側上、みどりのリズム。前回書いた、一番やぐらの営巣中のエナガ、今朝大将に出会って話していたら、一番やぐらの階段上の位置から観察できないことはないと。せめて巣立ちまで成功したかどうか記録したい。

〇 アオジ 4羽 音楽堂西側上、修道館裏

〇 ジョウビタキ 6羽 桜門、内堀、飛騨の森、梅林、修道館裏、ミライザ。

〇 アオジ 4羽 修道館裏、音楽堂西側上

〇 ウグイス 梅林 さえずり

 もう春。水鳥も少なくなってきた。

〇 ハクセキレイ 12羽 各所

〇 カイツブリ 6羽 東外堀、南外堀

〇 キセキレ 2羽 北外堀、東外堀

〇 カワセミ 2羽 東外堀、北外堀

〇 セグロカモメ 3羽 第二寝屋川

〇 オカヨシガモ25羽
〇 ヒドリガモ 6羽
〇 マガモ 7羽
〇 カルガモ 4羽
〇 ハシビロガモ 37羽
〇 コガモ 22羽
〇 ホシハジロ 97羽
〇 キンクロハジロ 185羽
〇 スズガモ 1羽

※ 追加情報 16時過ぎ梅林東外堀側にヒレンジャク50羽+。キレンジャク1羽。

● 今日の観察種。
 オカヨシガモ、マガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、オオバン、シロハラ、カワラヒワ、ツグミ、ハクセキレイ、カイツブリ、ヒレンジャク、キレンジャク、ヤマガラ、エナガ、シジュウカラ、アオジ、ジョウビタキ、キセキレイ、ウグイス、カワセミ、メジロ、ゴイサギ、セグロカモメ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。  

◆◆キレンジャク(2011.2.15 天守閣東配水池 内堀側)
 昨年の夏は記録的な猛暑。そして冬になると大阪にも雪が降る。そのせいか分からないが、冬鳥の当たり年で、マヒワの群れの飛来が各地から伝えられ、そしてレンジャクの飛来も。
 キレンジャクとの出合いは何年ぶりだろうか。常に動き回るが手持ち撮影なので、それなりに対応ができる。デジタル一眼ならでは。
 連続シャッターを押して後から選択する方法。それでも、かつての一発で決める撮影意識は役に立っていると思う。帰宅後、たくさんの中から数枚を選んでプリントする。
 キレンジャクは、かつて元芙蓉花壇の水辺で撮影した1枚に思い出がある。花壇はその後ホームレスの一時避難施設が建設され、今は再び造園工事が行われている。
 月日とともに変わって、芙蓉花壇があったことは忘れられてしまうだろうが、私の中ではキレンジャクとともに鮮明に残っている。今回の撮影も思い出に残るだろうか。

レンジャク レンジャク ヒレンジャク 2020.3.6

2020年03月06日 | Weblog
 素晴らしい快晴。もう春を実感。

 沖縄復帰の森で I 氏と出会う。彼は一匹狼スタイル。群れることはない。いつも一人でじっくり観察し過ごしている。しかし話をすると優しくて気さく。

 今朝、沖縄復帰の森でヒレンジャク30羽の群れを確認し撮影したと聞く。
 1羽ずつ数えたが全て 赤 だったと。モニターの写真も見せてもらう。ヒレンジャクは、その後、桜広場、青屋門などで10羽程度の群れの観察情報。

 梅林で飲んでから北入口に向かうと、ヒレンジャクが観察されたと再び彼に出会う。梅林の東側、東外堀沿いの木に5羽のヒレンジャク。
 枝から飛び出して堀上の虫を採餌して、枝に戻ることを繰り返す。
 
 飛騨の森に向かうと、そこにもヒレンジャク14羽。しばらくして一斉に飛び立つ。
 今朝のヒレンジャク、すべて同じ群れなのか、多くの群れが入って来ているのか。分からないが、今日はヒレンジャクが多い。

・ツグミ 9羽 もみじ園、人工川、梅林ほか
・ウグイス 1羽 もみじ園でさえずり
・シロハラ 6羽 太陽の広場東の森、教育塔裏、水上バス乗り場ほか
・ジョウビタキ 2羽 六番やぐら、修道館裏
・エナガ 2羽 沖縄復帰の森

・オカヨシガモ 25羽 東外堀、南外堀、内堀。内堀では観光船休業のせいか、西の丸庭園側の島に多く集まって休んでいた。

・ヒドリガモ 15羽 東外堀、南外堀、北外堀。随分少なくなった。
・マガモ 2羽 南外堀
・カルガモ 7羽 東外堀、南外堀、西外堀
・ハシビロガモ 66羽 内堀
・コガモ 南外堀17羽
・ホシハジロ 112羽 すべての堀
・キンクロハジロ 237羽 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀
・スズガモ 1羽 南外堀

・オオバン 25羽 
・ハクセキレイ 10羽
・カイツブリ 2羽 南外堀
・コサギ 1羽 内堀
・セグロカモメ 1羽 第二寝屋川

 豊国神社裏は既に立ち入り禁止だが、新たに一番やぐら周辺も立ち入り禁止になってフェンスが。この場所はエナガが営巣中。

 ガードマンに聞くと土砂置き場として使われるとの事。かつて飛騨の森での例もあるように、都市のエナガは意外とタフ。
 トラックや作業員を気にしないで繁殖成功してほしいと願っている。ただ、繁殖の成否を記録できないのが辛い。

●今日の鳥たち
 オカヨシガモ、マガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ハクセキレイ、ツグミ、ウグイス、ヒレンジャク、シロハラ、カイツブリ、ジョウビタキ、メジロ、シジュウカラ、コサギ、カワウ、エナガ、セグロカモメ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

◆◆ヒレンジャク(2003.4.7 梅林側内堀沿い)
 今季はレンジャクの当たり年で各地から飛来の情報が次々と入ってきた。服部緑地、鶴見緑地などなど。
 近くではトヨタの販売店のところで娘が見た。京橋口を出て天満へ向かう、道路の街路樹でH坂さんが見た。
 大阪城公園でも豊国神社裏などで何度か観察報告があったが、その時のみで後からは見られなかった。
 そんな中でようやく出会えたヒレンジャク。元博物館裏から内堀へ梅林側から内堀へ飛び出してはフライングキャッチを繰り返す。
 たまたま双眼鏡のみの観察で来ていてカメラがない。急いで家に向かう。道路へ出たところタクシーが前にやってきたので、もったいないが野鳥には代えられないとタクシーで往復することになった。
後日、鶴見緑地での写真を見せてもらったが、なかなか素晴らしい写真だった。数メートル前の実に群がるので短いレンズで撮り放題だったそうだ。ちょっと悔しい思いもあるが、いずれ大阪城公園でもそんな出あいもあるだろう。


レンジャクを 見逃す城の ひな祭り 2020.3.3

2020年03月03日 | Weblog
 今朝も暖かい。昨日に続いて中に着ていたセーターを脱いで登城。

 目的は飛騨の森のレンジャク。ひょっとして 「黄」 も居るかもしれない。 そんな想いで市民の森からもみじ園へいつものコースを。

 そこでばったり大将と出会う。昨日も飛騨の森で会ったので二日連続。最近は仕事が忙しいようで会う事は少ない。

 しばらく立ち話して別れる。彼は種々のテーマを持って観察している様子は素晴らしい。仕事が忙しい日々、観察を続ける人生は充実しているのではないか。


 コロナウイルスの蔓延が心配。いろいろなところに影響が出ているが、楽しみに待っていたF1の世界にも。3月開幕が5月に延期か?などのニュースも。

 待ち遠しくてユーチューブで、F1関連を探して楽しんでいる。そこで、見付けた下の動画の背景に野鳥が。

 「マーサーニュースF1 2020 レッドブルホンダのホーナー代表、山本雅史MD、フェルスタッペンの考え〇〇〇が一致した!これだと勝てる」

 海岸の波打際に十数羽の大型カモメ。幼鳥のような羽色のも混じっている。上面の色はセグロカモメくらいの灰色に見える。

 多分ヨーロッパの海岸ではないか。鳥が出ているのに名前が分からない情けなさ! 見ていると、最後の方にコマドリみたいな鳥が!おおっ!

 苔の上で何かをついばんでいる様子。・・・・ん。苔を貼り付けて、餌付けしたコマドリの写真にそっくり。

 画面を停止して観察すると、え!コマドリじゃない。ロビンだ!するとヨーロッパにもこんな事があるのか。分からない。
 
 ヨーロッパコマドリと呼ばれるロビン。日本での観察例を調べる。日本鳥類目録を開くと北海道、千葉、奈良、飛島、舳倉島に記録がある。

 少なくとも先ほどの大型カモメと違って、名前は分かったので、よしよしと気が楽になった。しかし心の隅にモヤモヤが残る。


〇 ヒレンジャク 今日も合えると出かけたが・・・。大将の話しでは今日は15羽で、市民の森、玉造口、青屋門などよく移動している。出会えるかどうかは運次第。15羽の中に黄は混ざってなかったと。

〇 シロハラ 15羽 水上バス乗り場、みどりのリズム、沖縄復帰の森、教育塔裏、梅林などなど各所。地面採餌が多い。

〇 ツグミ 15羽 シロハラと同じく園内各所。

〇 シメ 3羽 東外堀沿い、修道館横ほか

〇 ジョウビタキ 2羽 もみじ園、沖縄復帰の森

〇 ヤマガラ 2羽 音楽堂西側上

〇 エナガ 4羽 音楽堂西側上ほか

〇 ウグイス 3羽 音楽堂西側上さえずりほか

〇 アオジ 4羽 音楽堂西側上

〇 イカル 2羽 人工川

 梅林は人も多くない。桃の時期に変わったか。ベンチも空いていたので、おでんを買って、ひとり持参の焼酎を飲む。

 女将相手に料理屋で飲むのもいいが、ベンチで一人持参の焼酎を飲むのも好き。所詮人はひとり。梅やメジロと対話しながら飲む。

 水辺の鳥たちも日々減少。春が近付いた証拠。

〇 ヒドリガモ 9羽 東外堀、北外堀

〇 キンクロハジロ 252羽 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀。大阪城公園で優占のカモ。

〇 オオバン 23羽  

〇 ハクセキレイ 13羽

〇 カルガモ 8羽 西外堀、人工川、第二寝屋川

〇 コガモ 5羽 南外堀、内堀

〇 マガモ 5羽 南外堀、人工川、内堀

〇 カイツブリ 6羽 南外堀

〇 スズガモ 1羽 今日は一番やぐら下でなく中央辺りに。

〇 ハシビロガモ 22羽 内堀、北外堀

〇 ホシハジロ 75羽 南外堀、西外堀、内堀、北外堀

〇 オカヨシガモ 6羽 内堀

〇 セグロカモメ 4羽

〇 ゴイサギ 3羽

〇 コサギ 1羽 第二寝屋川

●今日の鳥
 オカヨシガモ、マガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、シロハラ、ツグミ、シメ、ジョウビタキ、ヤマガラ、エナガ、ヒレンジャク、ウグイス、アオジ、イカル、カイツブリ、セグロカモメ、ゴイサギ、コサギ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

◆◆キレンジャク1993.4.11 音楽堂北側花壇の泉水
 レンジャクの群れが市民の森で何度も観察されるようになった。ケヤキの新芽か虫を餌としているようで、この公園にとどまっているのはうれしいかぎりだ。
 ただし市民の森の樹冠部で行動するので距離が遠く見にくい。飛来当初は博物館前のヤツデの実を採餌している姿を目近に観察したとの話もあったので、半日以上2回待ってみたが現れなかった。
 数日後に偶然音楽堂北側花壇の泉水で水浴びする姿を見かけた。あらためて早朝から待ってみたが、1日目は空振りだった。翌日はヒリリヒリリの声とともに100メートルほど先の高木の枝先に集まってきた。
 下りてきてくれ。祈りながら待っていると鳴きながら次々下りてきて、泉水の縁にとまったりホバリングしたりしながら水を飲む。
 動かずにいると数メートルの距離に立っていても平気でいるが、自転車や犬の散歩の人がくると高い枝に飛び上がり避難する。
 現像できた写真を見てキレンジャクも交じっていたことが分かったほど、目にピントを合わせるのに精一杯で識別の余裕なく興奮していた。

レンジャク来たー! ♪♪♪  2020.3.2

2020年03月02日 | Weblog
 ようやく大阪城公園にもレンジャクがやってきた ♪ ♪ ♪

〇 28日にヒレンジャク10羽。29日にはヒレンジャク19とキレンジャク2の計21羽。その後も毎日レンジャクの便り。大将さすがによく見付ける。
 今朝はヒレンジャクのみ8羽、飛騨の森。撮影条件は最悪。

 十人くらいが観察撮影。レンジャクの割にカメラマンは少ない。今期各地でよく出ているので皆さん既にお腹いっぱいで大阪城公園。

 昨日は行ける予定だったが、家用のためダメになる・・・。仕事をリタイアして十数年、左団扇で自由に暮らしたいが、主夫もやりながらの毎日でそうもできない。

 U君からパソコンでの写真の処理について教えてほしいと言われ、昨日午後から来訪。
 娘と孫にパソコンを教えて欲しいとお客さんが来ると伝えると 「えっ!」 2人は絶句。ひーちゃん(私)にパソコンを??それはない!

 パソコンど素人の私に聞きに来るのが信じられない様子。「写真の整理について」 の相談やと答える。

 U君に一通り説明が終わると、彼は書架に目をやる。いつも行く図書館には図鑑ばかりでと、本に目を輝かせる。

 やがて貸してほしいと言う。これまで来訪時に、複数冊ある本は彼にプレゼントしてきた。
 もちろん自由に持ち出してもいいと。

 やがて彼が選んだ本は 「野鳥の調査」 に関する本だった。なおも選んでいるので、今日は2冊にしとき、返しに来た時にまた選んだらいいと。

 こんな本を選ぶのは私にとって好ましい。いつも言うが視野を広げる意識を持たないと 「井の中の蛙」 になってしまう。
 野鳥の世界も日進月歩、昨日の知識を振り回していると大恥をかく。 U君がそんな本を選んだことを内心嬉しく思った。

〇 ツバメ 1羽 飛騨の森の上を飛んだと。今期は2月29日に北外堀で2羽の初観察。

〇 ツグミ 9羽 水上バス乗り場、太陽の広場東の森、みどりのリズム、梅林ほか

〇 カワラヒワ 7羽 太陽の広場東の森ほか

〇 シロハラ 8羽 太陽の広場東の森、沖縄復帰の森、音楽堂西側上ほか

〇 シメ 1羽 東外堀沿い

〇 ウグイス 1羽 音楽堂西側上でさえずり

〇 アオジ 2羽 音楽堂西側上

〇 ハイタカ 1羽 西の丸庭園からカラスともみ合いながら飛び出し、西外堀から南外堀の上を飛ぶ。

〇 ジョウビタキ 2羽 修道館裏、梅林

〇 オオタカ 1羽 上空飛翔

〇 ツバメ 1羽 飛騨の森上飛翔

〇 エナガ 4羽 音楽堂西側上、沖縄復帰の森

 カンムリカイツブリは2月27日が終認になってしまった。ありがとうカンムリカイツブリ。さみしかったこの冬の大阪城公園を、賑やかにしてしてくれた。
 カモも随分少なくなって春を迎える準備。

〇 オカヨシガモ 11羽 内堀

〇 ヒドリガモ 7羽 東外堀、西外堀

〇 マガモ 3羽 南外堀、内堀

〇 カルガモ 11羽 東外堀、南外堀、内堀、第二寝屋川

〇 ハシビロガモ 32羽 内堀、北外堀

〇 コガモ 11羽 南外堀

〇 ホシハジロ 59羽 南外堀、西外堀、内堀、北外堀

〇 キンクロハジロ 266羽 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀

〇 スズガモ 1羽 内堀 今日も滞在中。

● 今日の鳥たち
 オカヨシガモ、マガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、オオバン、ツグミ、カワラヒワ、シロハラ、シメ、カイツブリ、ハクセキレイ、ウグイス、アオジ、カワウ、ハイタカ、ジョウビタキ、メジロ、ヒレンジャク、オオタカ、ツバメ、エナガ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

ヒレンジャク(1993.4.3 ラグビーグランド東側)(1993.4.11 音楽堂北側花壇泉水)
 服部緑地のレンジャクの便りが届いた。楽しみにしていたので次の休日に出かけることにした。詳しい状況が知りたくて、服部緑地の近くに住む知人のHさんに電話した。(Hさんは服部緑地をテーマに観察記録されている方)
 翌日、観察に行った結果を連絡していただいたが、既に飛び去った後とのことだった。
 その後、高槻や東大阪などで観察された情報が次々届きはじめ、今年の飛来数の多さを予感させた。
 大阪城公園にも必ず現れると、大きな期待を持って探していた。植生から餌にするものは桜だろうと予測し、注意していたが、娘が見つけたものはケヤキの新芽を食べる姿だった。群の大半はヒレンジャクで少数のキレンジャクも交じっている。
 高い枝の先をチリリヒリリと細い声で鳴きながら採餌移動するので、それに合わせて数時間も市民の森を歩き回った。茂った枝葉で全身すっきり見えるチャンスに恵まれず。足の痛みと首のだるさに気付いたのは帰宅後だった。
 一度だけ数羽がグランドの水溜りまで下りてきて、またすぐに飛び上がった。その時1羽が近くの桜にとまってくれた。
 うれしさと興奮の中で撮ったのがこの1枚。もう1枚は音楽堂北側の花壇の水場に下りてきたもの。