大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

1/14 キマユムシクイ、ニシオジロビタキ 越冬中。

2016年01月14日 | Weblog
 梅林に入るとちらほらと人の影。梅花にはまだ早い時期。目に付くのが黄色いロウバイ。 ウメの仲間ではないことはよく知られている。

 しかし各地の梅林ではロウバイが植えられていることが多い。なぜだろう。 ネットで少し調べてみたが理由などは見つけられなかった。

 勝手な想像では、咲く時期が早いのでウメがつぼみを膨らませている時に、もうすぐですよ。春は近いよ。と梅林の看板みたいなものとして植えられている。

 梅林内を一通り回ると、白梅と紅梅でわずかに開いているのが見える。
 名札を見ると、白いのは 「冬至」 紅いのは 「寒紅」 品種名も早く開く種に合っている。ジョウビタキ♂1羽が越冬しているが、どちらの梅にもとまってくれない。

 ジョウビタキは他に豊国神社裏で♂1羽のみ。 

 市民の森の上をハイタカ1羽が旋回する。双眼鏡で確認するが、喉胸赤褐色の♂か、そうでないのか分からなかった。最近は朝から市民の森に出てきて、採餌やとまっている姿が見られている。

 待っていれば観察撮影のチャンスに合ったかもしれないが。

 西の丸庭園のニシオジロビタキ。サザンカの前で待っていると横の木に出てくる。特に変わりなし。
 キマユムシクイは修道館裏。単独で行動。 双眼鏡で追っていると、突然くちばしを開いて 「チイッ」 と鳴いたように思った。
 耳には自信がない。帰宅後図鑑で調べるとそのような地鳴をする。あの声は間違いなかった。

 キクイタダキは確認できず。
 カンムリカイツブリは西外堀でいつものように。一目で目につく。
 バンは見られず。あるいは見つけられず。

 第二寝屋川でカモの少群が見える。双眼鏡で確認するとヒドリガモだ。中に1羽オオバンも混じっている。ヒドリガモ10羽とオオバン1羽の群れ。
 しばらくしてヒドリガモが飛び立ち低く下流へ。オオバンはどうするか興味。すぐに飛び立ち同じように下流へ。

 オオバンは、東外堀63羽。西外堀9、内堀7、北外堀9。第二寝屋川も水上バス乗り場前で調査対象地域。合計89羽。
 セグロカモメ1羽、第二寝屋川。
 ユリカモメは、東外堀、北外堀、第二寝屋川で92羽。北外堀沿いのクスの実を採餌。

 SMAPが解散とかで話題になっている。もともと芸能界には興味がなく、歌手やタレントなど全く知らなかった。

 随分昔のこと、極楽橋から飛騨の森へ向うとトイレがある。前は同じ建物に売店と小さな休憩所風の場所があった。
 昼めしはいつもここで食べた。おにぎり二つと、キツネうどんかカレーうどん。当時は昼から飲む事もなかった。

 ニコンの800ミリ、超望遠レンズとジッツオの三脚を担いでいつものように店に。なぜか内堀沿いの道に人出が凄い。 何か行事があるんだろうと思っていた。

 店の椅子に座ってやれやれ。端に座っていた十代の女の子が、巨大なレンズを見て声をかけてきた。
 「中居くんの写真を撮りにきたんですか?」
 ん?変な顔の私。

 その後の会話で、私が来た日に、偶然中居くんが来てラッキーだったねと。私が幸運だと喜んでいる。
 私は、スマップなるものが何者か、ナカイとは誰なのか全く知らない。興味も関心もないのに。

 今は少し詳しくなって、歌手のグループであるとか、キムタクがイケメンで有名だとか。草なぎが、酔って全裸で公園を闊歩し、公然わいせつ容疑で逮捕されたニュースも知っている。
 若いころは同じような事をやりそうだった私としては、身につまされる思い。

 その後、大阪城公園でいろいろな芸能人を見た。一人だけ話しをした女優がいる。
 沖縄復帰の森が今ほど茂っていなかった頃、カメを据えて待っていると、30歳くらいの女性が話しかけて来た。
 「何を撮っているんですか?」
 
 一目で一般の人ではないと分かるオーラを醸し出した美しい女性だった。撮影の時間待ちだったらしく、カメラをのぞかせてくれという。名前ははっきり覚えていない。

 ○○さくらこ とか記憶にある。桜子。そんな女優いたのか。はっきり覚えているのは、近づいてくると、今まで感じたことのない香水の匂いが辺りに漂った。
 沖縄復帰の森が一瞬にして華やかな舞台に変わった。うっとりして別世界に誘われる香りだった。

 飲みながら書いていると、また鳥から話がそれている・・・・(>_<) 

 南外堀から沖縄復帰の森の間でカラの混群に出会う。シジュウカラ4羽、メジロ15羽±、コゲラ2羽、エナガ2羽。
 
 オカヨシガモ、111羽。東外堀が63羽で最も多い。
 ヨシガモ、東外堀♂1羽、内堀蓮如前16羽。♂は見事な夏羽になって光り輝く。大阪城公園でこれまでに観察されたカモの中で、美しさはベスト3に入る。

 ヒドリガモ、珍しく第二寝屋川で観察を含め143羽。
 カルガモ、14羽、人工川の草の茂みに10羽。

 ハシビロガモ、各堀の合計で43羽。少ない。100羽ほどが集まってぐるぐる回りが見られない。
 コガモ、31羽。最も多い南外堀では♀を囲んで求愛行動盛ん。鳴き声も。

 ホシハジロ、246羽。
 キンクロハジロ、120羽。近年ホシハジロとともにやや増加傾向。

 ツグミ、飛騨の森から北外堀の上空を群れが飛び回る。130羽±。その他合計185羽。
 シロハラ、各所で17羽。少ない。

●今日の素敵な鳥たち。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ツグミ、シロハラ、カイツブリ、ハクセキレイ、モズ、シメ、シジュウカラ、エナガ、コゲラ、メジロ、アオサギ、コサギ、ハクセキレイ、カンムリカイツブリ、カワウ、ニシオジロビタキ、ウグイス、キマユムシクイ、ジョウビタキ、アオジ、カワラヒワ、ユリカモメ、セグロカモメ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント
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