大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

1/4 キマユムシクイ滞在中。

2016年01月04日 | Weblog
 今年も町が動き出した印象。大阪城公園へ向かう道で、たくさんのサラリーマンたちとすれ違う。まいにち毎日ネクタイを締めて、地下鉄に乗って出勤していた昔を思い出す。

 第二寝屋川でオオバン1羽を見つける。調査地域外であるがオオバンが多くなっている証拠の一つ。過去ここでオオバンを見たことがない。

 東外堀のオオバンはますます増加、今日も50を超えて58羽。他の堀を合わせて合計82羽。

 今年も全国一斉に実施される 「ガンカモ類鳥類生息調査」 の時期が近づいてきた。近年は琵琶湖のオオバンの増加にただただ驚き注目している。
 大阪府は調査対象にオオバンは入っていないのか、データーを目にしていないが、伸び率は凄いものがあると思う。

 バンは西外堀1羽。

 キマユムシクイは豊国神社裏で1羽。年を超えて越冬中。大陸から何を思ってやってきたか。こんな小さい鳥が1羽で春を待っている。春になると日本海を渡って大陸へ帰って繁殖。

 大阪城で越冬は複数回の記録があるが、今回はこれまでで一番低い所に降りてくる。観察も撮影も過去の中で最良。

 ニシオジロビタキは明日以降。西の丸庭園が5日から開園し通常の運営になる。いてくれると思う。いてくれることを願う。

 オカヨシガモ、94羽。
 ヨシガモ、8羽。

 ヒドリガモ、93羽。一時は500羽を超えるか。という時もあったが随分少なくなった。今期はその中からアメリカヒドリを探すのが目標の一つであった。
 成果は1羽を見つけ、らしき奴をもう1羽。しかし、これだけ減少すると今期は無理かも。

 カルガモ、19羽。最近は人工川の草が茂った中にいることが多い。コサギも一緒に。内堀にも1羽が必ずいる。雑種のアヒルと夫婦気取りの奴。

 ハシビロガモ、今期は少なく合計でわずか32羽。
 コガモ、何故か見られず2羽のみ。遠くから観光バスのバック時、安全合図の笛の音。その音がコガモの、求愛時の声に聞こえて仕方ない。何度も堀の中を探してしまう。 「ピリッ・ピリッ」

 ホシハジロ、192羽。今一番多いカモが本種。主に北外堀。
 キンクロハジロ、68羽。

 カンムリカイツブリは西外堀に。
 カイツブリ2羽、西外堀。

 ユリカモメ、東外堀、北外堀、第二寝屋川などで計105羽。クスの実に群れて食べる。
 ツグミ各所で28羽。西の丸庭園が開園すれば、これよりかなり多いと思う。
 シロハラ、各所で68羽。市民の森では林床に下りているのも多いが、警戒心は強く、すぐに飛び上がる。

●今日の可愛い鳥たち。
 ツグミ、シロハラ、シジュウカラ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、バン、ユリカモメ、ハクセキレイ、キセキレイ、アオジ、ウグイス、カワウ、コサギ、アオサギ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ジョウビタキ、メジロ、キマユムシクイ、シメ、アトリ、バン、カワラヒワ、キクイタダキ、ヤマガラ、エナガ、ゴイサギ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント
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