朝にちょっと迷ったが予報で午前中は10パーセントと。 これならと出かけた。
マスクしていると息が苦しい。ちょっと階段を上がっただけで息が切れてフーフーッ!と苦しい。
金剛山さえ登った事のない私。キリマンジャロやK2もこんなんや!なんて。
もちろん今日も鳥はさっぱりだめ。 シジュウカラ、ツバメ、アオサギ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
鳥を観察するというより、ショートコースをさっと回って飲んで帰るだけ。
随分昔、鳥友の先輩たちの会話の中に、分からない用語が出てきて困った。適当に話を合わせてその場をやり過ごし、後で調べたことも。
例えば 「アボセット」 や 「スレンダー」 との名前が出るが、どんな鳥か分からない。野鳥図鑑で索引を探すが出ていない。
・・・・何だろう。会話からすると鳥の名前のはずだが。 後に 「ソリハシセイタカシギ」 「ハシボソカモメ」 などと分かったが、ベテランほどそう使う。学名からの呼び名とは分かったが、これらの鳥は、なぜ和名を使わないのか。
アボセットはRSPB(イギリス鳥類保護協会)のシンボルの鳥。セイタカシギはぼちぼち見られるが、ソリハシセイタカシギはずっと少なくなる。
ソリハシセイタカシギの珍鳥情報が入ってくる時、必ずアボセットと言われるが慌てないよう。
そして鳥友に連絡する時 「アボセット」 と使うとベテラン気分を味わえる。
スレンダーは超珍鳥。胸がピンクに染まる美しいカモメ。想像しただけで興奮する。これも多くはハシボソカモメが出たなどとは言わないのでご注意を。 「ス」 で索引を探しても出ていない。
日本鳥類目録改訂第7版を見ても、日本でただ1羽の記録となっている。こんなのに出合ったら興奮して顔がピンクになるか、魂を抜かれて倒れるか。
大阪城公園を回っている間は曇天も降ってくる心配はなかった。帰途スーパーに寄って晩の買い物。スーパーの袋を持って店を出たとたん、大粒の雨が。
家まで10分ほど。寒くはないし仕方ないと覚悟を決めて歩く。全身ぼとぼとに濡れる。道端の雨の排水溝から歩道上に激しく流れる雨水。
靴もずぼずぼ、全身ずぶ濡れ。息はマスクでゼーゼー、荷物で手は痛い。必死に家にたどり着く。これはきついー! K2レベルじゃない! 知らんけど。
家にたどり着いて、玄関でしばらくへたり込む。体力落ちてきたかもしれんなーと。
■■ハシブトガラス(1992.12.3 本丸庭園池)
草の上に座って休んでいると池に突き出した松の木にハシブトガラスがとまった。
カラスは行動などから何となく粗野で図太い神経を持っているように感じるが、案外繊細な精神の持ち主で警戒心も強い。近づこうとするとすぐに飛び立ってしまう。また、いつでも見られるとの気持ちも手伝って今までじっくり観察した事がない。
この機会にじっくり顔付きでも見てやろうと双眼鏡を手にした。詳しく見ると引き締まった目元の精悍な顔付きと、よく手入れされた羽の光沢が輝いて意外と美しい。
公園のごみ箱の中身を散らかしている不潔な悪者の印象から想像できないほど魅力的だ。
唐沢幸一著 「カラスはどれほど賢いか」 によればブラインドテントに出入する人の数をかぞえ、3までの減算もできるらしい。頭の良さは鳥類の中でトップクラスではないか。こうなると才色兼備のすごい奴となる。先入観を持たずに観察すること。
マスクしていると息が苦しい。ちょっと階段を上がっただけで息が切れてフーフーッ!と苦しい。
金剛山さえ登った事のない私。キリマンジャロやK2もこんなんや!なんて。
もちろん今日も鳥はさっぱりだめ。 シジュウカラ、ツバメ、アオサギ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
鳥を観察するというより、ショートコースをさっと回って飲んで帰るだけ。
随分昔、鳥友の先輩たちの会話の中に、分からない用語が出てきて困った。適当に話を合わせてその場をやり過ごし、後で調べたことも。
例えば 「アボセット」 や 「スレンダー」 との名前が出るが、どんな鳥か分からない。野鳥図鑑で索引を探すが出ていない。
・・・・何だろう。会話からすると鳥の名前のはずだが。 後に 「ソリハシセイタカシギ」 「ハシボソカモメ」 などと分かったが、ベテランほどそう使う。学名からの呼び名とは分かったが、これらの鳥は、なぜ和名を使わないのか。
アボセットはRSPB(イギリス鳥類保護協会)のシンボルの鳥。セイタカシギはぼちぼち見られるが、ソリハシセイタカシギはずっと少なくなる。
ソリハシセイタカシギの珍鳥情報が入ってくる時、必ずアボセットと言われるが慌てないよう。
そして鳥友に連絡する時 「アボセット」 と使うとベテラン気分を味わえる。
スレンダーは超珍鳥。胸がピンクに染まる美しいカモメ。想像しただけで興奮する。これも多くはハシボソカモメが出たなどとは言わないのでご注意を。 「ス」 で索引を探しても出ていない。
日本鳥類目録改訂第7版を見ても、日本でただ1羽の記録となっている。こんなのに出合ったら興奮して顔がピンクになるか、魂を抜かれて倒れるか。
大阪城公園を回っている間は曇天も降ってくる心配はなかった。帰途スーパーに寄って晩の買い物。スーパーの袋を持って店を出たとたん、大粒の雨が。
家まで10分ほど。寒くはないし仕方ないと覚悟を決めて歩く。全身ぼとぼとに濡れる。道端の雨の排水溝から歩道上に激しく流れる雨水。
靴もずぼずぼ、全身ずぶ濡れ。息はマスクでゼーゼー、荷物で手は痛い。必死に家にたどり着く。これはきついー! K2レベルじゃない! 知らんけど。
家にたどり着いて、玄関でしばらくへたり込む。体力落ちてきたかもしれんなーと。
■■ハシブトガラス(1992.12.3 本丸庭園池)
草の上に座って休んでいると池に突き出した松の木にハシブトガラスがとまった。
カラスは行動などから何となく粗野で図太い神経を持っているように感じるが、案外繊細な精神の持ち主で警戒心も強い。近づこうとするとすぐに飛び立ってしまう。また、いつでも見られるとの気持ちも手伝って今までじっくり観察した事がない。
この機会にじっくり顔付きでも見てやろうと双眼鏡を手にした。詳しく見ると引き締まった目元の精悍な顔付きと、よく手入れされた羽の光沢が輝いて意外と美しい。
公園のごみ箱の中身を散らかしている不潔な悪者の印象から想像できないほど魅力的だ。
唐沢幸一著 「カラスはどれほど賢いか」 によればブラインドテントに出入する人の数をかぞえ、3までの減算もできるらしい。頭の良さは鳥類の中でトップクラスではないか。こうなると才色兼備のすごい奴となる。先入観を持たずに観察すること。