朝は家の用事などをこなし、昼頃にはほどほど酔いも回って、まったりと過ごしていた時に連絡が。
「飛騨の森でオジロビタキが出てます」 ん・・・。オジロと言って実はニシオジロがよくある。ニシオジロビタキなら、うんうんですむが。 添付された画像を見てびっくり!!
慌てて服を着替え、飲みかけの湯割りを一気に喉に流し込み表に飛び出す。 タクシーの拾えそうな道へ必死に歩く。 心臓ドキドキ必死。飛騨の森に到着。
20~30人が半円を作ってカメラを並べている。 よし! その中に並んで待つ。出てくれ! 出てくれ。
それから2時間ほど、出ない。全く出ない。 キビタキの♂や♀型、エゾビタキ、メボソムシクイなどがよく見られるが オジロビタキはだめ。結局空振り( ;∀;)
数人が撮影に成功したと聞き、カメラのモニターなど見せてもらう。その限りではオジロビタキ♂だ。
大阪城公園で、ニシオジロビタキは十数回の記録があるが、オジロビタキは 1999年11月の1回のみ。(大阪城公園の野鳥 26年間の全記録 194ページ) これで2回目となる。 しかも、前回は第1回冬羽の個体。今回は♂の成鳥だ!!!もちろん喉にオレンジ色が ♪ ♪大阪府内でも、オジロビタキ♂成鳥は初めてではないか。 近畿地方に広げてもどうだろ。そんな珍鳥だ。
空振りになっただけの鳥でブログを書いたことも始めてかも知れない。そんな珍鳥だ。ニシオジロビタキと混同している人もいた。 かつては亜種の関係だったが、現在は別種とする考えが主流。
落ち着いて撮影された方の画像を見て、最終の判断をしたいと思っている。今日出会った方に聞いたが、皆さん 「鳴き声」 聞いていないとのことだった。また、尾を上げる独特のポーズの写真はなかった。 ひと目見てその印象を感じたかった。
残念!との思いと一緒に帰途につく。連絡いただきありがとう。結果空振りになったが心から感謝しています。 とりあえずオジロビタキ緊急報告!!!まで。
なお、今日の写真は次のブログで見ることができます。ぜひご覧ください。
〇「ケチャップ姉さん探鳥記3」
〇「お城と淀川の鳥撮り記」
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