大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

ミコアイサ 北外堀に。2018.12.4

2018年12月04日 | Weblog
 12月というのに記録的な暖かい朝。大阪城公園を回っていると汗、もみじ園でリュックを下ろしベストを脱いで入れる。

 近年は、何十年ぶりとか、観測が始まって以来とか記録的な気象現象。猛暑、豪雨、豪雪また台風などなど。すべて温暖化の影響なのだろうか。

 南外堀を観察中、一番やぐら上あたりにハイタカ。ゆっくり上昇しながら旋回。十数枚撮影。バックの青空が映える。反転し朝日が下部全面に当たる向きなった時に一気に連写。

 何度も撮影しているが、タカが青空を舞う姿はいい。幸福感に包まれる。ハイタカはそのまま市民の森方向へ。

 南外堀ではカイツブリ5羽が群れて行動。別の場所でも1羽。東外堀1、北外堀2で合計9羽。

 双眼鏡をゆっくり動かしながら北外堀のホシハジロを数える。途中?。頭を背の中に埋めて休んでいる1羽。頭の赤褐色が気になる。

 しかし途中なので、カウントを止めて確認すると、始めからやり直さないといけないことになる。

 場所だけ記憶してホシハジロのカウントを継続しメモに記入。あらためて先に気になったカモに目を向ける。
 ミコアイサが頭に浮かんでいる。しかし頭をうずめて動かないのではっきり確認できない。周りのホシハジロも休んで動かない。

 困った。動くまで待つと覚悟を決めてリュックから、焼酎湯割りの入ったポットを出す。朝の出発前に作って持参しているもの。
 湯割りにシークワーサーを垂らしたものだ。なぜかレモンでも梅干しでも好まない。シークワーサーが合う。

 しばらくすると近くのホシハジロが動きだした。件のカモに近づいてきた。心の中で 「よし!来い。来い。」 ようやく頭を出してすーっと動く。ミコアイサだ!間違いない!いわゆる♂夏羽パンダガモではないので、雌雄等は分からない。

 ともかくミコアイサと確認できた。よかった♪ 
 対岸の石垣近くなので100メートル近く離れている。これまでなら飛騨の森側から観察撮影できたが、今は入れないのでここから。小さいので帰宅後パソコンに取り込んで♂♀確認することに。

 大阪城公園のミコアイサは数年に1回程度見られる。先日のオシドリよりは少なく、比較的珍しいカモ。
 しかし次は、 「ホオジロガモ」 来ないかなと心の中で思っている。あっ!それより、ばりばりのアメリカヒドリ♂が先かな。笑

 オカヨシガモ 43羽。

 ヒドリガモ 86羽。

 マガモ ♂♀2羽。

 カルガモ 6羽。

 ハシビロガモ 41羽。

 コガモ 28羽。

 ホシハジロ 221羽。

 キンクロハジロ 68羽。

 今朝はバーダーやカメラマンに会わなかった。市民の森の石の水場周辺で作業が始まった。作業車が走りチエンソーの音。

 途中で雨が降り出す。小走りに木陰に避難。上がって再び歩きだすが、その後再び雨。カモのカウントができたので早めに帰途へ。

●オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサ、オオバン、カイツブリ、カワセミ、ハクセキレイ、メジロ、アオジ、ハイタカ、シメ、シロハラ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする