○ 稲は黄金色に色づき、いつでも刈り取り出来るまでに育ちました。旅行ばかりで野菜の植え付けが遅れていますので、昨日はキャベツ、ブロッコリーの植え付け、今日は水菜、カブの播種をしました。孫もやってきて芋掘りやナス、ピーマン採りなどを手伝ってくれました。そして露天風呂で2時間も遊びました。
○ 韓国旅行2日目の13日は、先ず、ソウルの南約40㎞の水原(スウオン市にある水原城(華城)に行きました。朝鮮王朝末期の李王の時代に建設されたようですが、緑の芝生を囲んで5.7㎞もの城郭が延々と続いていました。地勢に沿って建てられていますので、何となく万里の長城を思わせます。要所に砲台があり、登ってみると城の広さが想像できました。1997年に世界文化遺産に指定されたとのことでした。
○ 次いで韓国民族村に行きました。ここは以前に訪れたことがあります。韓国の昔の農村の生活や身分の高い人の住まいなどがそのまま再現されており、農作物も現実に植栽されていました。日本と共通の照葉樹林文化圏ですので、作物や民家の様子も私の幼い時代の日本に似ている点も多いのですが、部屋にオンドルがあることや戸外に瓶を並べて醤油や味噌を醸造する点など、韓国独特の文化も伺うことができました。
○ 前回もそうでしたが、大勢の子供たちの遠足に出会いました。遠くの地域からも来るらしく、ものすごい人数の子供たちです。私がつたない韓国語で話しかけると親しそうに返事をしてくれましたので、とてもうれしく思いました。東屋やビニールシートの上でお弁当を広げていましたが、覗いて見るとほとんど全員がキムパ(海苔巻き)でした。
○ また、民族衣装での写真撮影や昔懐かしい民芸品もたくさん販売されていた他、、古式に則った結婚式 や広場では綱渡りのイベントも行われていました。
○ この日の食事は、朝食は鍋で煮る茶碗蒸しの韓国式朝定食、、昼食は若鶏の腹に餅米を詰めて煮た参鶏湯(サンゲタン)、夕食は宮廷料理でしたが、朝食も夕食にもお頭付きのイシモチが出ていました。もちろんキムチはいろいろと付いていました。
○ 夕方、ソウルの繁華街である仁寺洞(インサドウ)を散策しましたが、昔懐かしい屋台が並んでいて、食べ物が民芸品などを売っていました。孫へのおみやげにコマを買いました。若い女性に「一人でご旅行ですか?」と声をかけられましたので、韓国語で答えました。夜は古典舞踊のナイトツアーでしたが、私は、ソウルの流行の先端を見ることが出来ると言われる明洞(ミョンドン)を散策して、つたない韓国語の力試しをしました。