堅壮院メダカ庵

百姓生活やメダカ飼育についての日々の記録です。

エジプト・トルコ旅行ー7 「カッパドキア」

2007-09-11 | 自然と共生

P1000701○ 8月27日、旅行の4日目はトルコのP1000727首都アンカラからスタートでした。オスマントルコ時代を終焉させ、近代的なトルコ共和国を設立した初代大統領アタチュルク廟に立ち寄りました。

○ アンカラの北東に位置するカッパドキアまでは約300㎞P1000718_1行程です。バスは市街地を出て農村地帯を走りました。列車の窓から見たのと同じ風景が続きます。大部分の農地を刈り取った後らしく茶色い起伏の丘陵です。時々の畑がみえますが、作目は馬鈴薯ビートのようです。ブドウの栽培もみられますが、日本のような棚仕立てやヨーロッパP1000739の垣根仕P1000771立てではなく、地這の栽培です。川のそばに同じようなこんもりとした木が見えますのでガイドに聞いてみたところグミのようでした。

○ 農村地帯を4時間ほど走ってアナトリア高原カッパドキア地域に近づP1000721きました。この地域はエルジェス山など3,000~4,000メートル級の3つの火山によって形成された土壌で、溶岩と火山灰の堆積でP1000766特異な地形が形成されているとのことです。昼食を食べたレストランも岩の洞窟の中にありました。

○ 先ず、ウP1000726チヒサールの地下都市に行きました。3世紀頃にローマ帝国等からの迫害から逃れるためにキリスト教徒が建設したもので、多くの部屋が迷路のようなトンP1000767_1ネルで結ばれ、中には教会倉庫家畜飼育場等々の部屋がありました。私達は地下4階まで見学しましたが、このような地下都市がたたくさP1000751んあり、地下8階まであるところもあるとのことでした。1万人以上の人々が生活したのではないかと推定されているようです。

○ 次にP1000768_1奇岩が広がる広大な風景を見下ろす丘に行きました。私はアメリカのP1000785グランドキャニオンを見たことがありませんが、その風景に似ているという人もありました。壮大な景観を眺めながらアイスクリームを食べました。奇岩に囲まれた谷間にあるユルギュップの町P1000774には岩をくり抜いて住居教会ホテルもありました。

○ 夕方に立派なホテルに到着しましたが、カイロを出てからからシャワーを浴びP1000777ていません。アフリカ大陸ヨーロッパ大陸、そしてアジア大陸3つの大陸を渡って来たわけですが、3大P1000755ホコリで汚れた体を洗い、ビールを飲むことが出来たのは最高の気分でした。