- ○ 一昨日の夜か昨日の朝にかけて、久し振りに雨が降りました。かなり乾燥していましたので、山の木々もこの雨を活力として元気に芽吹くことでしょう。農村に住む私にとっても恵みの雨です。孫の待つ土筆もかなり頭を出してきました。
○ 庭木の剪定は今日も続いています。造園屋さんが切り落とした枝や葉をかき集めて、ゴミ焼き場に運ぶのが私の仕事です。我が家には「老木」と言ってもよいような木が数本あります。樅の木は何回も紹介していますが、地上1㍍での周囲が4.2㍍あります。既に髄の部分は枯れて空洞になっており、その中に人間が4・5人入れるほどの太さです。「年輪」が有りませんので樹齢は解りません。
○ 他にもう一本柿の木があります。この木も髄の部分はなく、皮の形成層の部分だけで生きています。私の集落では見かけない種類の柿ですが、サッパリとした美味しい実を付けます。これらの木の年代が気になりますが、誰に相談しても明確な解答をしてもらえません。家の建物が元禄時代のようですので、それと同等と推測しても良いと思っています。
○ 雨上がりの昨日の午前中、近くにある「山田錦の館」に立ち寄ました。私の家の周辺は酒米の元米としての「山田錦」の産地ですが、それを象徴する施設として設置されたもので、この施設の建設には私もかなりの協力をしました。日本酒のPRをすることが目的ですが、地域の野菜の販売、温泉の入浴施設などもありますので、足湯も大変繁盛しています。照葉樹林の食文化や地域農業の促進に繋がれば嬉しいことです。