○ 先日から寒い日が続いています。今朝の気温はー4℃でした。メダカのポリタンクは氷がはり、外の水道の蛇口は凍り付いて水が出ませんでした。それでもツバキは咲き始めました。
先日、毎年恒例のサギソウ植え換えをしました。昨年花が終わった植木鉢をそのまま保存していましたが、春先に新しい土に植え替えます。サギソウは自然の湿地に自生していたようですが、私は野外に自生しているサギソウを見たことはありません。
○ 15年ほど前に知人に10株ほど植わっているサギソウ一鉢を戴きました。毎年、球根が少しずつ増えてゆきますが、それを別の植木鉢に植え替えてゆきます。小豆粒ほどの小さな球根ですので、水苔と鹿沼土の中から探し出すのは大変です。視力が弱い私にとては、むしろ指先を頼りに探します。
昨年の植木鉢は12鉢でしたが、その中から約600個の球根が出てきました。ベンツの荷台でのこの作業に約4時間かかりました。これを大小の浅い植木鉢に 30~50球ずつ植ましたが、鹿沼土と水苔を交互に敷きながら球根を挟み込んで行きます。今年は15鉢が出来ました。これを乾燥させないように管理すると夏には白い清楚な花を付けてくれます。
○ この花は白い花ですので華やかさはありませんが、サギが羽を広げているような花びらが美しく、メダカのように 質素な感じがするのが好きです。そして毎年、一斉にさきますが、人間と違って毎年、自分をリニューアルしてゆける花を羨ましく思います。