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あずまんが大王 第1話「入学式」 感想

2011-09-06 23:58:05 | あずまんが大王(アニメ)
↑ちょっとした百合要素や大きく崩したデフォルメ等「ゆるゆり」「ひだまり」などの後続作品に与えた影響は大きい。







自分の中のルーツを自ら掘り出して考えてみる、って事で
私がアニメを見始めるきっかけになった作品の一つ「あずまんが大王」をこれから1話ずつレビューします。
それが何になるかはよく分からないんですが
まあこれきっかけでもいいから、日常アニメブームの先駆けになった作品を見てもらえれば、と。

後この作品は私が学生の時にちょうどやってたので
否応なくその頃の事を思い出してしまうんですよね。碌な学生じゃなかったけどね(笑)。
OPとEDがめっちゃオシャレでスタイリッシュな出来なんですけど
これもまた今の作品に影響与えてるのかな、って。
日常アニメってどこかそういうスタイリッシュな部分が今も残ってる気がするので。たぶん。



1話目はキャラ紹介が中心なんですが
冒頭からしてキャラの個性が伝わりやすい。いい加減な性格のゆかり先生、天才児のちよちゃん
冷静なツッコミ担当のよみに、暴走女子高生ともちゃん、クールだけど可愛いもの好きの榊さん、
そんな榊さんを好きな百合入ってるかおりんは「ゆるゆり」でいうちなつちゃんポジションかな。
この時期の人気キャラのポジションに見事にハマった大阪さんの存在を含め
その紹介の仕方とか
構成が上手くて1話目から納得の出来、あっという間の30分です。
中でも私は智ちゃんが一番好きだったので、彼女のパートは特に面白かったですね。
それはきっとよみのツッコミの仕方も上手くて
明らかに呆れた感じのツッコミというか
息ピッタリのようにも思えて
それこそこれって百合にも発展できんじゃね?ってくらいのコンビネーションなんですけど。
実際この二人は後々に非常に近い距離であることが証明されていくので
その意味でもワクワクせざるを得ない1話です。

智ちゃんは一見おバカのように見えて逆に頭が良いといいますか
勉強でどっちも答えが分からない=引き分けって考え方や
胸のサイズだけ競争の時後ろに下がるっていうセンスだったり
アイディアの出し方が秀逸というか
やってる事は確かに阿呆だけど、その独特の行動理論には個人的には賢さを感じるんですよね。
精一杯今を楽しむ感覚というか
それを分かってやってる気持ち良さがあるっていうかね。
春日さんに大阪ってあだ名を付けたのも呼びやすい上に分かりやすい、要はキャッチーって事で
なかなか頭が回る人物だなあ、って印象もある訳です。
だからその様子を見てるだけで楽しいし、ドキドキもするんですよね。
未だにこの子が一番好き。
ではあるんですけど、
大阪さんも大阪さんで中々シュールで面白い。原作では元々困りキャラだった所為か
この辺はまだまだ真骨頂とは呼べないけど後々だんだんと覚醒してくるので
その意味でも今後に大いに期待が持てる1話目ですね。
方言萌えの方も是非観ましょう、って事で。





それと、個人的にはちよちゃんに勉強教えてもらってる自分に恥じる千尋が隠れた萌えキャラだな、とも思いました。モブもレベル高し。




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