今日も地球は周ってる

管理人の趣味や日々のことを徒然に。宇宙戦艦ヤマト好きーが現在進行形。時々、六神合体ゴッドマーズ。ALの右オタも兼務

おおかみこどもの雨と雪

2012-07-25 20:33:16 | 映画
今日は大きな街に映画を観に行ってきました。

「おおかみこどもの雨と雪」

とてもキレイなアニメーションでした。

揺れる花、葉にたまる雫、幼い子供の目から零れる涙。

美しい富山の自然。

ああ、これは大人用の映画だな。って思いました。


花とおおかみおとこの出会いは偶然だけど、2人にとっては必然だったのだろうな。
そして授かった雪と雨

なのに。
おおかみおとこは3人を置いてこの世からいなくなってしまう。
(このシーンは切なくてやりきれなくて、でも、現実にはこうなんだろうなと。
 花じゃなくとも泣けてしまいました)

雪と雨の幼い頃は、普通の子供よりちょっと(?)やんちゃっていう感じ?w
遠吠えとか、人間の子供はしないけど(爆)

1人で2人のおおかみこどもを育てる花。
普通の子育てとちょっと変わった子育て。
都会での生活は人目も多過ぎて難しいと考えた花は、富山の山間の村に移り住みます。
廃屋同然の家を少しづつ手を入れ、畑を作り…。
少しづつ村の人とも交流が始まります。

のどかな村での生活の中で、雪、雨、姉弟のそれぞれが、それぞれの途を見出していきます。

結局は子供というのは、自ずと途を見い出し、生きていくのですね。
雪と雨は自分の途を見い出すのが、少し早かっただけ。
花はあの里で、雨の生きる山を見つめ、雪の行く末を見守るのでしょう。

アニメとか実写という枠を感じさせない作品でした。





本当に良い映画だったんですよー!
映画館出てお手洗いに行ったら、目が赤くなってたし←泣き過ぎ
おばちゃん、涙もろいから(笑)

本当に丁寧に作られてるなあって思いました。
背景にチラリと何度か映る本棚。
その本棚を見るだけでも時系列が判ります。
(「11ぴきのネコ」があったのを見逃さなかったぜ( ̄▽ ̄))

レンタルが出たら是非ご覧になって下さい。
(山や雪原を疾走するシーンは大画面だからこそ良かったかも)

個人的には。
舞台が富山の山村なんですが、実家父母の出身が隣の県で…建物とか建具とかがよく似てて、親近感を覚えました。
韮崎のじーちゃん、中の人そのまんまのキャラデザ過ぎて笑えてきたww

切なくて、優しくて、でもちょっとコミカル。
そんな感じです。
癒されるというより、考えさせられる作品でした。