ここんところ涼しい日が続いているので、窓を開けて過ごすことが多くなっています。
PCがある"本部屋"(我が家の書庫なので)は幹線道路から一本入った道に面していることもあり、気軽に窓を開けていられます。
マンションの共用廊下に面しているから、カーテンは開けられないけれど。
その本部屋の窓際に置いてあるPCに向かっていたら、
今年初めて、金木犀の香りがしました。
雨上がりの緩やかな風に乗って、やわらかく、ふわり。と。
「ああ、秋なんだなぁ」
今年は遅くまで暑かったせいで、秋の訪れに気がつかなかったのですが、
ちゃんと自然の世界は秋になっていたのですね。
体質のせいか、芳香剤のように化学的に合成された香りはどうにも駄目なのですが、こういう自然の香りは大好きです。
たとえ花の香りの刺激で花粉症が出たとしても（笑）
香りというか匂いつながりで言うと、秋の匂いとして思い浮かぶのは、稲刈り後に田んぼを焼く匂いとか、落ち葉の匂い。
どちらも好きですね^^
匂いじゃないけど、椎の実の味も懐かしい♪←子供の頃に学校帰りに拾っては食べてた。（これは生でも食べられると、幼稚園の頃に教わった）
田んぼの稲をもいで、生米を食べたりもしたけど（をい）
30年以上昔は、そんなふうに身体全体で季節を感じておりました。
それは身体や心の奥底にしみついて、DNAにも刻み込まれてしまったんじゃないかと思うほど。
そういう記憶を今の子供たちにも伝えてあげたいものです。
しばらくは金木犀の香りで秋を楽しみたいと思います。
