今日も地球は周ってる

管理人の趣味や日々のことを徒然に。宇宙戦艦ヤマト好きーが現在進行形。時々、六神合体ゴッドマーズ。ALの右オタも兼務

ヤマトは父かヤマトは兄か

2013-11-30 09:05:58 | アニメ
タイトルのような歌詞の歌がありましたが(笑)

数年前に、ヤマトクラスタさんから
「ヤマトとゴッドマーズとどちらが好きですか?」
って聞かれて、返答に物凄く悩んだことがあったんです。

それまで、ヤマトとゴッドマーズの『好き』を比べた事なんてなかったから。

悩んだ挙句、当たり障りの無い答えを返したような記憶があるのですが、
何を言ったのかまでは覚えていない(苦笑)

だけど、最近になって何となく違いが判ってきたような気がするんです。

旧作ヤマトは、私をアニメに導き、色々な世界の物事を教えてくれた大切なアニメ。
ゴッドマーズは物語を読み、情熱を掻きたててくれた作品。
2199は、どんなエピソードがあっても温かく見守ってあげたい作品。

例えるなら、
旧作ヤマトは、父か、ずっと年上の兄
ゴッドマーズは 彼氏のような存在
2199はやんちゃで元気な可愛い 弟

そんな感じでしょうか。

だから、一言で「好き」と言っても、「好き」の内容が全く違うんですよ。
「愛」が様々な形を取るように、「好き」も様々な形があるのだと。

これで、数年前の某様の質問にお答えできたかしらん?(笑)
この答えが出るまでに何年もかかっちゃいましたけど。

自分の思いを言葉で、人に解ってもらえるようにするのって難しいですね。
でも、自分の中で明確な答えが出てすっきりした気持ちです。

某様、あの質問はとても有意義な質問でした。
聞いてくださってありがとうございました(*^-^*)

おまけ。
最近描いた2199古代くん



折を見て色を付けていきたいと思います。

その手の先に…

2013-11-25 12:37:52 | GM_SS
「もう、絶対に離さない」

タケルの鳶色の瞳が揺らぎながらも、マーグの澄んだ碧い瞳を捉えた。
そう。
今まで離れていた分、そして、無理矢理敵味方に引き裂かれた分、俺達はずっと一緒にいるんだ。
失った17年を取り戻すんだ。

そう、タケルは心の中で決めていた。

「…マーズは赤ん坊の時から、甘えん坊のままだな」

小さくクスリとマーグが笑う。
初めてみる兄の心からの笑顔。
タケルの心が更に震える。

「え?赤ん坊の頃からっ…て?」
「父上や母上の記憶だ。お前には伝えきれていない記憶もある。
 いずれ伝えてやろう。
 マーズ、お前はね、本当に甘えん坊で、ちょっとでも母上が離れると我儘言って泣くんだ」

タケルの顔にサッと朱が差す。

「な…、に、兄さん!?」

心当たりがタケルにはあった。
明神夫妻に育てられていた幼少期、養母の静子の姿が少しでも見えないと、泣きながら後追いばかりしていた。
それを亡き養父、正から散々聞かされていたのだ。

「どうやら、地球でもそうだったみたいだな?マーズ」
「…」

頬を染めた弟の様子に、マーグは目を細める。

「(俺の弟。甘えん坊でやんちゃで…。今でもそのままなのだな。
 地球の両親が大切に育ててくれた、俺の大事な弟)」

不意にマーグがタケルの背に両手を回して抱きしめた。
マーグからのアクションにタケルは一瞬戸惑ったが、すぐにマーグの首の後ろに両手を回して、頬を寄せた。

「(温かい。この人が俺の兄さん。もう一人の俺。俺と同じ血を持つ、たった一人の肉親…)」

2人はそうやって暫く、互いの半身を強く感じていた。

「にい、さん…」

タケルがポツリと呟く。

「どうしたんだ?マーズ」

マーグの優しい声に、それだけでタケルの胸は喜びに満たされる。
渇望していた肉親の情。
今、それに自分が包まれている。

「にいさん…」
「マーズ?」

タケルが兄を呼ぶ度に、兄が優しく答える。
そのたびにタケルの頬を伝うものが増える。

「泣き虫なんだな、マーズ」
「兄さんのせいだ」

言葉を交わす度に、心も熔けあうような感覚がタケルを襲う。

「(これも、超能力…。超能力は戦う為だけの物じゃなかったんだ…。
 全然しらなかった。なんて、なんて温かくて幸せな力なんだろう)」

2人が抱きあっていたのはどのぐらいの時間だったのだろう。
戦いのさなか、ほんの僅かな時間だった筈だ。
それでもタケルにとっては、初めて感じる穏やかで長い、そして濃密な時間だった。

ヒュイーーーーン
遠くから聞こえる機械音が、スピードを上げてこちらに向かってくる。

2人はさっと互いから手を離した。
早くクレバスから脱出せねば。

「兄さん、さあ」
「ああ」

クレバスに落下して怪我をした兄に手を差し伸べ、タケルはクレバスを登った。

目の前に現れるバトルマシンの砲口。
その砲口が光った時、タケルは兄の手を放してしまった。

もう2度と兄の手を離さないと誓った筈なのに。

そして、タケルは2度と兄の温かい手を取ることは出来なくなってしまったのだった。

タケルがそれを思い知らされるのは、ほんの僅か後の事だった。





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あとがき

今日は11/25。
「いいふたご」の日ということで、なんと、小一時間で書いてしまいましたw

昨年春からずっとヤマト2199に漬かってて、ちょっとGMがお留守になっておりました。
ので、久々のSS更新です。

お気に召して戴ければ幸いです。

GLORIOUS ※本日2回目の記事

2013-11-21 10:58:07 | Aさん
先週発売になってたんだ。
全然知らなかった。

大音量と、音圧が無理になって、LIVEに行かなくなって、
ちょっと距離を置いてたから。
それにヤマトで忙しかったし(苦笑)

最近のシングルってそんなに好きじゃなかったのね。
心が動かされることもなくて。

でも、GRORIOUSは… 迂闊にも泣いてしまったぜ。
「人生2度目のRocdomだな」って思った。
歳を取ってからのRockdomだなって。

LIVE行けないけど、ちょっと距離置いてるけど、
ALFEE、やっぱり好きだよ。
私の人生の指針を示してくれたのが彼らだった。
もうすっかりオバチャンになっちゃったけどね。

彼らが歌う限り、やっぱりついてくよ。

http://www.uta-net.com/movie/154924/

壁の向こうのFreedom /ベルリンLIVE

2013-11-09 18:56:51 | Aさん
壁の向こうのFreedom /ベルリンLIVE


2泊5日で強行して参加したライブ。
1999/09/26

本当は、1990年4月の初海外旅行で行く予定だった。
英国周遊自由旅行の時に。
そうしたらベルリンの壁が崩壊し、
「初海外でしかも自由旅行、それで今のベルリンは危ないです」
と、旅行会社の人に頑なに反対された。

でも、行っておけばよかったと、今になって思います。
危険な目にあったかもしれなかったけれど。

動画冒頭で高見沢さんがインタビューを受けているのは、
「イーストサイドギャラリー」と言われる、壁の保存地区のすぐ裏(西側)の東西の緩衝地帯だった所。
東の人間が、壁を越えてこの場所に立てば、問答無用で射殺された場所です。
後ろの川が実質的に東西を隔てていた川。
西側にはご覧の通り、壁が無かった。

ベルリンの東西はこんなにも違っていたんです。


そうそう。
子供の頃、ベルリンの壁と言うのは、西ベルリンを囲んでいるものではなく、
ドイツを東西に分けている壁だと思っていました(苦笑)
どんだけ万里の長城っすか(苦笑)

西ベルリンから西ドイツにつながるのは、1本の鉄道と、1本のアウトバーン(高速道路)、そして空路だけ。
まさに「紅い海に浮かぶ自由の島」だったんですね。

日本も当初は割譲される予定だったので、ドイツ・ベルリンと紙一重の運命だったわけです。

そのような思いも重ねて、今日はこの曲を聴きたいと思います。

メモ

2013-11-07 23:51:59 | BOOK
http://www.zynas.co.jp/genius/sokudoku/sokutei.html

読書速度測定

日本人の平均 400~600文字/分
東大とかに合格する奴の速度は1500文字前後
司法書士試験に必要とされる読書速度は2000文字とされてる