今日も地球は周ってる

管理人の趣味や日々のことを徒然に。宇宙戦艦ヤマト好きーが現在進行形。時々、六神合体ゴッドマーズ。ALの右オタも兼務

人それぞれのヤマト

2017-08-24 01:44:39 | ヤマト
ヤマトの旧作も、新しいタイトルが出るたびに喧々囂々だった記憶があります。

そして、2009年の復活篇に始まった、実写版にリメイクシリーズ。
こちらもファンが決して大人しく受け入れたとは言いません。
復活篇と実写版はニュー・タイトルだったのでまだしも…

問題はリメイク。
ファンの立場ですから、何でも言いたい放題はアリでしょう。
でも、「俺ヤマト」が強過ぎて、あちこちの掲示板が…^_^;

作品はファンの意向で作られるのでなく、監督が何をどう訴えるのか。
と言う物だから、黙って待ってて観てから色々言えばいいのに、

「あのシーンは外せない」
「音楽は絶対にアレだ」

私はそのやり取りにうんざりして、とっとと掲示板を離れたクチでした。
こちらはフラットな気持ちで新しいヤマトを迎えようと思っているのに。

新しい監督、新しいスタッフ、新しい声優さん。

全てリニューアルなのに、ファンの気持ちだけ昔を引きずってるってのも、何だかなあって。


2199は新キャラも増え、大胆に物語を変えて、辻褄の合わなかった部分を見事に繕って、風呂敷をキレイに畳みました。
私はとても楽しめて面白かったです。
今の時代に、74年のヤマトをやったって、背景にある物を理解出来なければメッセージ性もへったくれもありません。
74年ヤマトに拘り過ぎて、それを忘れてしまっては本末転倒。
だったら、今の時代の新解釈ヤマトでいいんですよ。
74年で「愛し合うべきだった」と叫んだ古代くんが、2199では「分かり合える」と言ってます。
これも、時代が流れたからですよね?
結果的に74年ヤマトの想いが「分かり合える」に集約されたと思っています。

「分かり合える」にも色々あります。
地球人とガミラス人、地球人とイスカンダル人、地球人とザルツ人、ガミラス人とザルツ人、ガミラス人とジレル人
アナライザーとオルタ

様々な星の人々が、それぞれの背負った物を乗り越えて手を取り合ったり、最後の一瞬でやっと分かり合えたり…。
74年ヤマトの古代くんの「愛し合うべきだった」は、ここまで昇華されたと思っています。
これは出渕監督の手腕の素晴らしさだと思います。

「星巡る方舟」では、ドメルの配下で生き延びたバーガー達と、古代くんはじめヤマトクルーが、レーレライ・レールによって半ば騙されつつも、互いに信頼を深めていく。
それが、あのホテルから、あの空間から生きて出る条件だったかのように。
波動砲を封じられたヤマトでも、バーガー達ガミラスと共闘することでガトランティスを打ち破る事が出来た。
ヤマトはそういう意図はなくても、ガミラスに対して貸しを作っていたことになるのだ(2202のバレル大使の言を借りると)

それこそが地球人類の他者を愛する気持ちに他ならないのではなかろうか。
ガミラス人にはそれを表す言葉が無い為に「ヤマトに借りがある」と言う表現になってしまっているが。



個人的な意見ですが、娯楽作品として見た場合、私は「2202」の方が好きです(苦笑)
旧作のなぞり方、オマージュの入れ方、そのタイミングと音楽。
それら全てが計算され尽くしているから。
「ここでこうきたら、お前ら泣くだろう( ̄▽ ̄) ニヤ」的なスタッフの顔が見えるようですもん(笑)

だって、第一章のエンディングが「ヤマトより愛をこめて」だった時点で「チクショー!ヤラレター!!」でしたもんw
そう思いながら、泣いてしまいましたもの(笑)

「2199」はリメイクと言うか、"リビルド"だったのではないかと思っています。
旧作の穴を埋め、辻褄を合わせ、そして監督のメッセージも織り込む。
とても複雑な作業だったと思います。そして、それは成功しました。

今度は「2202」です。
まだ第二章、第5話までしか見ていませんが、こちらも色々と細かな部分が変わっています。
監督が出渕さんから羽原さんに代わり、シリーズ構成&脚本に福井晴敏さんと言う布陣になりました。
監督が変わったのですから、物語の魅せ方が変わるのは当然の事。
どちらかと言うと繊細だった出渕さんから、ダイナミックな感じの羽原さんにとなりましたが、ヤマトの根底はそのまま息づいています。

懸念点だった、テレザートへの出発もテレサのメッセージをあのように受け取ると言う方法に変えて、ごく自然に見えるようになりました。
ここで、雪がメッセージを受け取っていないのが、何かの伏線になりそうですけどね。
そう言えば、真琴ちゃんんも受け取ってないような発言をしてましたっけ。
これも何かの伏線になりそう。
(ΦωΦ)フフフ…(私の頭の中にはそれはあるのだけど、ここでは書かないのだ)

司令部の命令に逆らって地球を飛び出すヤマト。
その準備過程も描かれていて、南部君、頑張り過ぎ!とか思ってしまいましたw
後でご実家は大変だったんじゃなかろうか…とか(苦笑)
でも、それがある事でヤマトのクルーが、それぞれの持ち得る能力や権限をフルに使って準備したことが判ります。
(南部エクスプレス の、功績は大きいぞw)

新見さんのように、やむを得ず地球に残ったクルー、
山崎さん達のようにはからずも地球に残る事になったクルー。
彼らに与えらえる役割にも非常に期待が持てます。

無事にヤマトが飛び立って、航空隊も合流し、アンドロメダの山南さんとも和解?して、ヤマトは11番惑星で…!!

無事なのは分かっているんですよ。だって、あそこで沈んだら話が続かない物(笑)
ただクルーに感情移入して観ていると、「ちょっとどうなってるの!?大丈夫なの!?」と内心は大汗w
あそこからどうやって、無事の種明かしをしてくれるのかが楽しみです。
ね、羽原さん、福井さん♪


私は、「2199」を全て観た後に、出渕監督の作品である「ラーゼフォン」を視ました。
出渕さんの世界は、こういう世界なんだ…と思うと、「2199」の繊細さがよくわかりました。
なるほど。って。
どこまで理解しているのかは怪しいものですが(苦笑)

一方、羽原さんは妹につられて「装甲騎兵ドルバック」「超獣機神ダンクーガ」を見ていたり、
ハッキリ言って、「蒼穹のファフナー」が好きで、全部視てますし(笑)

監督さん同士でも、辿った道筋やその人の個性で、同じ作品を担当してもカラーが変わるんだなあと、興味深く思っています。

「2202」は、「第三章は更に面白くなるよ」「第四章、凄く面白いよ」と、既にテレサのメッセージで私の頭に届いています(笑)
今、きっと第三章の作業の佳境でお忙しくていらっしゃると思いますが…
「第三章、期待してます!そして、10月まで待ち遠し過ぎます!!!」と、叫んでおきます(笑)←鬼

「さらば」と「2」を織り込みながら、オリジナルも織り込み、ラストはどうなるのか。
いや、既に第三章で「古代くんは何を選ぶの?」状態でもありますし(苦笑)

ほんとうに楽しみにしています。


此処に書いたのは、私が思っているヤマト。
人それぞれにヤマトの世界があります。
それが重ならないからと言って、「違う!断じて違う!」なんて、言わないで下さいね。
なにせ「無限に広がる大宇宙」の世界のお話なのですから。

双子にクッション

2017-08-05 22:05:21 | GM
双子にサイズに見合ったクッション?を作ってあげましたw



元は100均(Seria)の手拭いですw



柄が可愛かったので、双子に何か作ってあげようと思って買っておいた手拭い。
クッションになりました♪
柄はリバーシブルです。

ミシンを出すのが面倒だったので、ひたすら手でチクチク縫いました。
小さいけど、一気に四方を縫うので結構時間がかかる^_^;
服だと、少し縫って次、と言う感じで気分転換が入るけど。
中身は適当なものw

最初にペンギンを作ったのだけど、本当に適当に作ったのでサイズもイビツだし、縫い方も汚い^_^;
二つ目の雪だるまは、少しだけ気を付けて。
そうしたら、ちょっとは見られる物になったかな。


双子にクッションを抱かせて撮った写真が、図らずも2人の性格をよく表しているように思えます。

何事にも物怖じせずに、真っ直ぐに立ち向かっていく兄
真っ直ぐで正義感が強いけれど、心の底に拭えない不安を抱えている弟
(私基準ですw)

絵を描いていてもそうだったかもしれませんが、こうやってドールにちょっとポーズを付けるのでも、
やはり、自分が持っているキャラ観がすごく現れますね。
実は双子の顔は、全く同じ物を使っているのです。
SAOのキリトの、ねんどろいど・ぷち。
だけど、前髪の具合や諸々で、表情が全く違って見える不思議。
全く同じキャラで泣く、双子だからでしょうかね?


PinkySt.の古代くんが完成したので、今は同じくPinkySt.の雪を作っています。
しかしながら、雪の髪型に合致するものがないので、パテを盛り盛りして、今度は削って削って…
こんなに細かく作り込むのは初めてなので、上手く出来たら立派なものです(笑)

PinkySt.の雪が出来上がったら、ねんどろいど・プチのヘッドを使った古代くんと雪のオビツ11ドールです。
基本、これは首関節を調節すれば良いだけなので、難しくありません。
ただ…、古代くんのヘッドが女の子のヘッドの流用なので…
いずれはメイクを直さないと…と思っています。
それと、服も作らないと。艦内服。
古代くんのはリラックマで一度作っているので、サイズを除けば感覚は分かります。
しかし、雪の艦内服って…^_^;
ピタピタはさすがに難しいので、2202第三章の白いナース服にしようかと(苦笑)
どうなることやらw

ドールはなんとなく、まったりと静かに進んでおります。
地味だけど、楽しいよ♪

シルバニアの家や、リラックマの家具などを手に入れたので、これから作り込みますw