今日も地球は周ってる

管理人の趣味や日々のことを徒然に。宇宙戦艦ヤマト好きーが現在進行形。時々、六神合体ゴッドマーズ。ALの右オタも兼務

古代くんと波動砲

2018-01-31 06:32:59 | ヤマト
宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち 第四章天命篇
(11話~14話に相当)
心理面を描くのが中心だった第三章に比べて、お話しが一気に進み、それと共に戦闘シーンも増え、ヤマトならではのダイナミックな場面が続出でした。
とは言え、古代くんに関しては第四章でも引き続き心理的描写が多めではありましたね。
これは、主人公を古代進とハッキリさせ、古代進の成長物語でもある以上当然と言えば当然の話。
そして、第三章か引き摺っている問題と言えばやはり「波動砲」である。

第三章7話で、波動砲の使用に拘る古代くんがヘタレて、真田さんに甘えてしまったのは、そこにスターシャも沖田艦長もいないから。
約束した当事者同士が不在で、それを見ていた古代くんだけがヤマトで波動砲を撃てる、と言う、矛盾。
(土方さんも撃てるけど、本来のヤマトの乗員ではないので、ここでは割愛)
無機物に対して撃つことはできても、命を奪う撃ち方が出来ない古代くんは、本当に心根が優しい青年なのだろう。

「真田さん、俺は、俺はね、当たり前の事を当たり前にしたいだけなんです」

軍と言う所に身を置きながら、子供みたいな駄々をこねる古代くん。

「約束は守る。
 助けを求められたら手を差し伸べる。
 どれも当たり前のことでしょう?」

だからこそ、真田さんが「波動砲を使おう」と言いだしっぺになってくれるという優しさ。
それでも頑なにイヤイヤする古代くんは、生来の優しさの上に、波動砲の呪縛に絡め取られて、正しい判断が下せなくなってる。
キーマンのヒントで、敵の命を奪わずに敵を無力化し、地球を救う事が出来た。
古代くんにとっては二つとも安堵すべきことなのに、それでもまだ波動砲を使用した事に拘る。
不器用過ぎるほどに真っ直ぐな心根の青年。と言う描き方とも捉えられる。
それと同時に、軍人としての精神的な適格はどうなのだろうと言う疑問が持たれる。
これらが次の話以降の伏線になっていた訳なのだけれども。

個人的には、「俺はね」の古代くんの破壊力の前に、萌えが昇華してしまうところでしたよ。
古代くん、真田さんにめっちゃ甘えてるよ!弟になっちゃってるよ!!
そんな感じで大変でした(笑)
古代ファンの、しかも弟属性が好きな人はかなりヤられたみたいですねw
もうあれだけで2202を観た甲斐があるって思いましたもん。
こんなのを時々挟まれたら、血液がどれだけあっても足りんと思ってしまったw←アホ

第三章8話のシュトラバーゼでの出来事は、また別の機会に書くことにします。


そして迎えた第四章13話。
ゴーランド艦隊を向こうに回して、波動砲発射を迫られてしまった古代くん。

当初は波動砲で岩盤を撃ち抜き、残骸を盾にする予定だったのが、ゴーランドの「破滅の矢」によって先に打ち破られ、ピンチに陥る。
脱出して艦隊を振り切るつもりの古代くんに
「最初の計画は生きているぞ」
と、波動砲の使用を促す土方司令。

逃げ場がなくなり、追い詰められる古代くん。

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冷や汗を掻きながら大きく息を整える。
私には、過呼吸になりかけに見えてしまいました。大袈裟かもしれないけれど。

そして、波動砲を撃とうと
「波動砲発射準備!」
と、トリガーを握る。

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でも、そこから先の指示が出せない。
それを見かねた島くんが「非常弁への回路開け」と、指示を出し、次々と波動砲発射の準備が整っていきます。
茫然としている古代くんに島くんが「俺も撃つ」と言うと真田さんが「私もだ」と。
そして、第一艦橋の面々が頷く。
波動砲のトリガーを握るのは古代進一人じゃない。ヤマトに乗る全員がトリガーを担っているのだと。
最終的には空間騎兵隊も、乱気流にブレるヤマトを支えるということで、波動砲を共に撃つことになる。

そして、波動砲は撃たれた。
スターシャと沖田艦長の約束を反故にして。

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表情も変えずに泣いている古代くんは、何を思って涙したのだろうか。
当たり前の事を当たり前に出来なくなった自分のこと。
波動砲に撃ち抜かれて死んでいったガトランティス人のこと。
スターシャと沖田の約束を反故にしてしまった自分。

その後、岩盤表面の敵の殲滅計画などをすぐに立案していることから、私が想像するに
「当たり前のことを当たり前に…」「スターシャと沖田の約束」
を捨てざるを得なかった自分に涙したのでは?と、思ってしまいます。
軍人として自分の信念を曲げざるを得ない事もあることを、改めて突きつけられて。

しかし、これで古代くんは沖田艦長の言う「覚悟を示した」ことになるのでしょう。
だからこそ、土方司令も艦長としての責務を担う事になった。
そして、ヤマトも古代くんも新しいステージに立ったことになるのではないかと。
古代くんにとっては、苦痛を伴う成長でした。
しかし、指揮官として成長するには自分の意に沿わぬ事でも実行しなければならない覚悟が必要とされる。
それが第三章から第四章にかけての古代くんの受難でした。

沖田さんだって、火星沖海戦で艦隊司令の任を解かれています。
島くんのお父さんは、司令部から敵攻撃の命令を受けて攻撃しました。
土方さんも、ヤマト帰還後の波動砲艦隊整備に異を唱えて11番惑星の司令に左遷されました。

ヤマト世界の艦長さん達は皆さん苦労されてますよね。

え?山南さん?さて、どうなんでしょうね。
ヤマト追撃時はうまくやっていらっしゃったけれど(苦笑)

宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち 第四章天命篇 観たよ!

2018-01-28 08:52:42 | ヤマト
昨日は、ヤマト2202の第四章を観に行ってきました。

この辺りの最寄り劇場は名古屋のミッドランドスクエアシネマです。
JRで40分程なので、近くはないけど、さして遠くもない距離。
そんなところで上映なのでありがたいことです。

しかし、地元JR駅に着いたら運転見合わせとのこと。
それでも、振り替え輸送をする岐阜駅までの臨時電車が出るとかで、それに乗ることに。
既に座る場所もなく、入り口付近に立ったまま運転を待ちます。
30分以上待ったでしょうか、やっと発車。
岐阜駅で、振り替えの名鉄まで行って、急行か特急に乗っても上映ギリギリか?
と焦り始めた時、岐阜駅から普通電車が発車するとのこと。
勿論それに乗りました。
すぐに普通電車は発車してくれて、無事、上映に間に合いました。

と、いう件があって、劇場に着いた時には既に疲れ果てていました。
普段そんなに立つ事がない生活なのに、人混みの中立ったままで1時間近く。
ベターな体調で上映に臨めなかった事は残念でした。

それでも、第四章は充分に面白かった。

燃えて萌えて泣いて…
感情と脳みそが大忙しでしたよ。
次から次へと襲い来るピンチ=戦闘
艦内での不穏な動き
古代くんの悩み・ジレンマと、それを取っ払う仲間たち。
もうね、冒険譚の王道を行くような、でも意表をつく話に熱くなりました。
そう、初めてヤマトを観た時に近いような気持ち。
私達の知っていたエピソードが更に昇華された形でアレンジされていて、
『同じ話だけど同じじゃない』
と言う不思議な経験をしました。

総統は相当にいつもの総統でいらして、旧作よりもよりしたたかになっていらっしゃいました。
モニターに映ったガデルさんの、敬礼前のあの一瞬の表情には噴き出しそうになりましたw
嬉しかったのね、ガデルさん。でも、ありゃないよw反則だよww
でも、ヴェルデさんは?
ガデルさんが従うということは、「2」路線になるんだけど…。
しかし、総統の登場でガミラス国家内は、総統派と副総統派に分かれる事になるのかな?
その辺りも描いてくれると嬉しいなあ。

戦闘シーンは燃えたねえ。
CGがふんだんに使えるようになったから、旧作に比べても物量が多くて多くてw
迎撃ミサイルやパルスレーザーの航跡は美しいし。
2202は魚雷ミサイルが多く使われてて、それも何だか嬉しいw
すぐ主砲にいかないところが(・∀・)イイ!!

第四章ではガトラン側の主要人物を丁寧に描写していて、それがまたいいドラマになってるの。
ゴーランドとノルのエピソードは、旧作含めてもかなり上位に入るエピソードだと思う。
本当にいい話だった。
自分の年齢や、過去によって、ゴーランドかノルのどちらに気持ちを寄せるかは違ってくると思いますが。
ゴーランド艦隊の話がこんな風に昇華されようとは思ってもいませんでした。
ザバイバルも、気が付けたんだよね、斎藤とガチでぶつかって。
このエピソードも、旧作より良かったと思う。うん。
まさかガトラン側の人物描写で泣かされそうになるとは思わんかったわ。
全部、ここに来るための伏線だったのね…。

古代くん。
波動砲を撃ったね。
撃ち終わった後のあの表情。
ゴーグルしているのがまた心情を物語る役に立ってる。
今までの自分に決別したのだろうね。
ツラい選択だけれど、そうで無ければヤマトは前に進めない。
それが波動砲のトリガーを担う者の責任なんだね。
手を血に染める覚悟をしたのだね。

そしてテレザートで、あの御方が出てくるとは思わなかった!!
「まだ始まってもいないのに、何を終わらせようと言うのだね、ヤマトの坊や」
坊や扱いキタ - .∵・(゚∀゚)・∵. - ッ!!
円盤のEDのこともあるし、ここからどうなってああなるのか、期待にドキがムネムネします♥
あと三章でどう描かれるんだろう♪

「さらば」でも「2」でもない、誰も見たことのないヤマト。
確実にその路線に向かっていますね。
リメイクはこうじゃなくちゃ。

そして、舞台挨拶のライブビューイング。
楽しかった!!
地方だと舞台挨拶の機会自体が少ないから、ライビュで観られるのは嬉しかったなあ。
リアルタイムで全国が繋がって、様子が見れてしまうんだもの。
芸達者な方が多いので、話も弾んで笑いが絶えない舞台挨拶でした。
その舞台挨拶でツッコミたい点が。
「監督"役"の羽原信義です」
と、仰った羽原さん。
"役"ってなんすか?(笑)
声優さんに続いてだから、ちょっと遊んでみたのかしらん?(笑)
相変わらずお茶目な羽原さんでした(笑)
舞台挨拶は、ライビュもいいけど、ニコ生配信もいいと思うの。
でも、時間が短すぎるかな?

いやあ、本当に充実した「舞台挨拶ライブビューイング付上映回」でした。
本編で感動しまくった後の舞台挨拶は、面白さ一際でしたもの。
また、ライブビューイングして欲しいな♪

書き洩らした事はたくさんありますが、また思い出したら徒然に。

と、言うことで「宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち第四章天命篇」のヒットを祈願しての鏡割りを!!
双子も一緒だけど、気にしないでね(笑)

宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち 第四章天命篇 公開

2018-01-27 04:20:31 | ヤマト
と、言うわけで初日を迎えます。

初日は11時の回上映終了後、14時05分の回上映開始前に舞台挨拶があります。
なんと、第四章からは舞台挨拶のライブビューイングがあるというのです!!
これは観に行かないわけにはいきません。
今まで豪華ゲストの舞台挨拶を、指を咥えて羨ましがっていただけでしたが、
ライビュでリアルタイムに観られるんですよ!

そんなわけで、11時の回のライビュに行くことにしました。
普通に上映を観た後での舞台挨拶なので、ネタバレもOKですから楽しく、深い内容になるでしょう。

もしライビュがなければ、第二週から第四週のどこかで、お天気のいい暖かい日にのんびり観に来ることになっていたと思いますw
それが、ライビュのおかげで寒波の中、出掛けることになりました(笑)
雪が止んだのが不幸中の幸いですけどね。

不幸と言えば、理由の詳細は不明ですが、パンフレットの販売が初日に間に合わないという事態が。
一部劇場では1/31から。その他全劇場では2/2からの発売になるそうで。
私は2回目の劇場鑑賞は無いと思うので、通販で買うことにします。
ちょうどブランケットも買おうと思っていたから、ブランケットとパンフだけ通販にして、
他の細かい物は劇場で買おうかな。と。


今回はヤマトがピンチに次ぐピンチに陥るとかどうとか。
でも、いつもヤマトはピンチに陥ってるので、それでも普通じゃね?と思ってしまう自分がいますw
ピンチに陥って、艦長代理の古代くんはどう乗り切るのでしょうか。
艦長に就任しないけど、美味しい所を持っていく土方司令はどうするのか?
透子さんが敵だとバレるみたいですし、キーマンもどうなるやら。
ヤマト側のピンチだけでなく、艦内も色々と大変そう。
そこに出てくるのが「久し振りだね…」のあの御方。
ヤマトとガトランとあの御方の三つ巴がどう展開するのか。
楽しみで堪りません。


第四章以降は、新しい物語になっていくとも聞いています。
さらばでも2でもない、新しい物語。
どうなるのか楽しみにして、まずは第四章を楽しんできます!!


それにしても、古代くんの髪型が益々タケルに似てきている気がするんですが^_^;