goo blog サービス終了のお知らせ 

独身豪族ブログ

ホテル・旅館ライフの記録

星のや 京都 その9~散策

2009-12-21 20:57:07 | 星のや 京都

お部屋のチェックが済んだところで、敷地内をちょっと散策してみました。

 

P1040772

 

P1040667

ラウンジ前の「水の庭」には小さな滝が

 

P1040692

 

P1040687

 

P1040684

この時期は厳しいですが、椅子に座って談笑するのもアリですね。

 

P1040774

宿泊棟を奥に進んでいくと・・・ 

 

P1040775

ダイニング前にあった、ガラス細工が再び現れました。

どうやら、このあたりが「奥の庭」と呼ばれるスペースのようです。

 

P1040782

 

P1040776

石庭をイメージしてつくられたのでしょうか。

 

星のや京都の敷地は本当にこじんまりしています。

端から端まで歩いても、10分もかからないのではないでしょうか。この点、広大な敷地を有する星のや軽井沢と大きく異なる点です。まさに箱庭。

 

もっとも、敷地から出れば千光寺や嵐山妙見堂などのスポットもあるので、行かれてみてはいかがですか?

 

そうこうしているうちに、あっという間に夕暮れがやってきて・・・・

 

P1040800

星のや京都の夜がやってきました。

 

P1040806

ダイニングからはゲストの楽しげな声が聞こえてきました。

次はぜひ利用したいものです。

 

部屋に戻ってからは持参したパソコンをいじったり、読書をして過ごしました。

 

そして朝。

 

P1040814

昨日は曇りがちの天気でしたが、今日はスッキリ晴れました(笑)。

朝の光に照らされて、木々も鮮やかさを増しています。

 

7時30分、楽しみにしていた朝食タイム・・・

 

だったのですが、急用が発生し予定外でチェックアウトすることに。

電話でフロントにその旨連絡し、帰りの船の時刻を聞きます。

船は8時から20分間隔で出港するそうですが、ご厚意により、車で上り桟橋(船乗り場)まで送っていただきました。

 

そうです。船だけでは悪天候時に旅館までのアクセスができないため、予備的な交通手段として車での移動があるのです。

 

ただ、川沿いの道がとんでもなく狭いのです。

車一台がやっと通れるほどの幅しかなく、当然、対向車がきたらアウトです。

このため、見晴らしのよい場所で対向車が来ていないか停車・確認のうえ、ゆっくりと進んでいきました。

 

途中、車の前を悠然と歩くサルに遭遇してビックリしました。このあたりでは当たり前の光景だそうです。

 

いくつかの難所を無事通過し、上り桟橋に到着。どうもありがとうございました。

 

いかがでしたか。

これで世界一早い(?)、星のや京都の宿泊レポートは終了です。

開業後、まもない訪問とあって、当然ながらサービス面で多少のぎこちなさも感じました。でも、ゲストに楽しんでもらおうとする一生懸命さがひしひしと伝わってきたので、結果的に大変満足な滞在でしたよ。

 

軽井沢に比べ、規模、施設面の充実など、改善の余地は多いでしょうが、「京都吉兆 嵐山本店」との提携など、近隣のサービスを組み合わせることで課題克服は十分に可能だと思います。何しろ、ここは屈指の観光地、「京都」ですからね。

 

京都駅からタクシーで約30分(プラス船)で、日常とはかけ離れた世界が楽しめるのです。多少奮発しても(笑)、「本当にわざわざ泊まりに行く価値のある 日本の宿、リゾート」(ブルータス風)だと思います。

 

星のや京都はスタートしたばかり。今後の成長が楽しみです。

 


星のや 京都 その8~浴室

2009-12-18 10:15:00 | 星のや 京都

水回りを見てみましょう。

 

P1040740

入って右側にシンクがあります。

 

P1040741

シンク脇に置かれた、この布。正確な使い道が分かりませんでした(笑)。

 

P1040742

シンク下の引きだしには各種アメニティやドライヤー、ティッシュが入っていました。

 

P1040747

浴槽はヒバ(檜)を使用。広く深い浴槽なので、肩までつかることができます。それだけにお湯を張るのに時間がかかります(実測したら約17分かかりました(笑))。

 

なお、「水の音」はお風呂に窓がないため、かなり暗めとなっています(写真はフラッシュ使用)。

 

このため、床の端に置かれたシャンプー類の識別が困難です(どれがどれだか分からない)。床に置いてあるのも使いづらく、シャワー近くに棚(シャンプー置き場)を備えたら良いと感じました。

 

P1040744

明りに乏しい分お風呂に集中でき、十分に温まることができました。

ただ、お湯は温泉ではありません。星のや京都が経営権を取得した「嵐山温泉 嵐峡館」は温泉だったのですが。

 

また、軽井沢と違い、温泉施設(大浴場やスパ)もありません。この点、こちらの旅館を予約する際は注意が必要ですね。

 

最後に・・・

 

P1040737

トイレです

 

P1040751

色々な機能が付いた、最新式のウォシュレット。


星のや 京都 その7~客室「水の音」③

2009-12-18 09:35:00 | 星のや 京都

お部屋チェックは続きます。

P1040727

CDプレーヤー、電話、湯沸かし器など。

有名な話ですが、星のやにはテレビがありません。日常でいやというほどテレビをみているので、あえて排除し、ゆっくりとした時間を過ごしてほしいとのコンセプトのようですね。

 

CDが一枚置かれていますが、ラウンジにあるCDを借りてきてもOKです。

軽井沢と異なり、特に貸出帳は用意していないとのことでした。私はジェイクシマブクロの「my life」(フラガールのテーマ曲が収録されてもの)をお借りして聞いていました。

 

チェックアウトの際、ラウンジに戻し忘れてしまいましたが、仮に滞在時にゲストがどんなCDを聞いていたかが顧客情報として記録され、次回滞在時にあらかじめセットされていたら、リピーターは感激するでしょうね。そして、もう一枚、旅館側で選んだCDも置かれていたらいうことなしなのですが(やりすぎですかね、星のやさん?(笑))。

 

話がそれましたが・・・・

 

P1040730

CDの下には戸棚があり、お茶(ほうじ茶)セットが置かれています。

軽井沢では客室に丸山珈琲がありましたが、京都にはありません。

もっとも、コーヒーを飲みたければラウンジに行けばよいのですが。

でも、目ざめのコーヒーをお部屋で味わいたいという声も多数あると思いますね。

 

 P1040731

クローゼット

 

P1040734

ルームウェア

こちらのウェアでダイニングに行っても問題ありません。

 

P1040735

コート

散策時の必需品です。

 

P1040736

セキュリティボックスも完備

心が解放されていたので、結局使用しませんでした(笑)。さすがに部屋の鍵は閉めていましたが。

 

次の記事は浴室編に移りますが、その前に。

 

 

お部屋からの眺めはどうでしょうか。 

 

P1040788

目の前には大堰川がゆったり流れています(注:行政上の表記は桂川。通例として地域ごとに表記が変わり、北から北桂川、大堰川、保津川、桂川となる)。

僅かではありますが葉の色づきが残っています。

 

P1040790

川の向こう岸にはトロッコ列車が走っています(運行時間は概ね10~17時台)。スタッフによると、星のやの前でトロッコ列車が一旦停止し、乗客に星のやを見てもらうサービスも始めたそうです。

私は運悪く、列車と遭遇することができませんでした。

 

P1040791

でも、川下り途中の一行を発見!

目が合ってしまいました(笑)。


星のや 京都 その6~客室「水の音」②

2009-12-18 09:10:00 | 星のや 京都

ハイセンスな窓際はさすがです。P1040717

 

客室は無線LANで24時間ネット接続が可能です(無料)。「水の音」には有線ケーブルもありました(HPによると、有線は一か所のみとなっています。おひとりさま部屋の特典でしょうか?)

 

【追記】2010.2.10現在、HPでは「有線もございます」の表記に変更されています。また、色々な方のブログをみると、有線用の差し込み口が見つからなかったとのコメントも。「水の音」の差し込み口は机のコンセント脇にありました。

 

P1040719

机の上には金属製と木製の箱

 

金属製の箱には旅館のインフォメーションブックが入っていました。

P1040753

朝食のメニューは「和朝食」、「洋朝食」の2種類から選ぶことになります(写真クリックで拡大します)。

入室し、ゲストカードを記入する際に、夕食、朝食の有無と時刻を尋ねられました。

和朝食は4,560円、洋朝食は3,480円です(写真の金額と異なるのは、20%のサービス料が加算されるため)。

 

P1040754

ルームサービスのメニュー。

料理品目はかなり限られ、かつ朝食、夕食時の利用は不可との但し書きもあります。

このあたり、運営が落ち着いてくれば改善されると期待しましょう。

 

ちなみにドリンクメニューもありましたが、いずれも結構なお値段。

それぞれのカテゴリーのうち、最も安いものを紹介すると、

・白ワイン シャトー オーガールデール(1997)8,400円

・赤ワイン ヴィユー シャトーランドン(1999)8,400円

・シャンパーニュ フォリュジェブリュモン ブリュット(N/V)10,500円

・日本酒 月賞 純米大吟醸(720ml)8,400円

・焼酎 湯の鶴 米焼酎7年古酒(720ml)10,500円

・ソフトドリンク 東方美人(ウーロン茶)9,450円

 

ワインは置いておくとして、ウーロン茶の高さは思わず二度見してしまいます(笑)。

 

一方、ミニバーの料金は良心的。

P1040752

 

 

P1040728

こっちのウーロン茶(210円)なら45本分飲めちゃいますよ(笑)。

冷蔵庫のミネラルウォーターは無料です。

 

P1040760

木箱の中身はこちら。

便箋などが収納されています。筆記用具がえんぴつと筆なのが珍しい。

 

P1040764

 

P1040761

花札です。

ひとり部屋なのに、どうやって遊ぶんでしょう?

分かった! 「パブリック和室」でスタッフの方に相手してもらうんだ!(どなたか確認してみてください)

 

P1040763

花かるたの下に置かれた袋を開いてみると、こんなものが入っていました。

何だか懐かしいですね。

P1040723

P1040724

部屋の鍵

キーホルダー部分は二枚構造になっていて、上部のプレートをめくると・・・・

 

P1040725

部屋番号が刻み込まれたプレートが出てくるのです。


星のや 京都 その5~客室「水の音」①

2009-12-18 00:51:00 | 星のや 京都

星のや京都には、「おひとりさま」用のお部屋があります。

今回宿泊した部屋は、定員1名の「水の音」です。

案内された部屋、実は地下にあります(笑)。

位置関係についてはこちらをご覧ください。

P1040771

105~109号室へのアクセスは、こちらの集合玄関(?)で靴を脱ぐ必要があります。

 

P1040769

おしゃれな照明

105号室は玄関脇が入り口となっています。106~109号室は階段を利用して地下へいきます。

P1040785

 

P1040768

地下の廊下。かなり狭いですが、左の壁がカーブしているところが面白いです。

 

P1040697

部屋に到着しました。

 

P1040700

「水の音」の客室。

面積は良く分からないのですが、感覚的に30㎡位かな?

 

P1040707

ダブルベッド。ひとりでは勿体ない位の広さです。

ベッドもフカフカでした~。

 

P1040711

窓際に配置されたソファ。

こちらもセミダブルぐらいの幅があるのではないでしょうか。

寝そべりながら、ぼんやり外を眺めるのに最適です。

 

P1040713

 

P1040716

ソファと並んでいるのがライティングデスク。

P1040786

デスクの足の長さは、左右で異なっています。

特別に造られたソファとデスクなのですね。

 

ソファだけではありません。

床暖房が効いているので、12月の冷え込みが厳しい時期でもエアコンが不要なほどです。