お部屋のチェックが済んだところで、敷地内をちょっと散策してみました。
ラウンジ前の「水の庭」には小さな滝が
この時期は厳しいですが、椅子に座って談笑するのもアリですね。
宿泊棟を奥に進んでいくと・・・
ダイニング前にあった、ガラス細工が再び現れました。
どうやら、このあたりが「奥の庭」と呼ばれるスペースのようです。
石庭をイメージしてつくられたのでしょうか。
星のや京都の敷地は本当にこじんまりしています。
端から端まで歩いても、10分もかからないのではないでしょうか。この点、広大な敷地を有する星のや軽井沢と大きく異なる点です。まさに箱庭。
もっとも、敷地から出れば千光寺や嵐山妙見堂などのスポットもあるので、行かれてみてはいかがですか?
そうこうしているうちに、あっという間に夕暮れがやってきて・・・・
星のや京都の夜がやってきました。
ダイニングからはゲストの楽しげな声が聞こえてきました。
次はぜひ利用したいものです。
部屋に戻ってからは持参したパソコンをいじったり、読書をして過ごしました。
そして朝。
昨日は曇りがちの天気でしたが、今日はスッキリ晴れました(笑)。
朝の光に照らされて、木々も鮮やかさを増しています。
7時30分、楽しみにしていた朝食タイム・・・
だったのですが、急用が発生し予定外でチェックアウトすることに。
電話でフロントにその旨連絡し、帰りの船の時刻を聞きます。
船は8時から20分間隔で出港するそうですが、ご厚意により、車で上り桟橋(船乗り場)まで送っていただきました。
そうです。船だけでは悪天候時に旅館までのアクセスができないため、予備的な交通手段として車での移動があるのです。
ただ、川沿いの道がとんでもなく狭いのです。
車一台がやっと通れるほどの幅しかなく、当然、対向車がきたらアウトです。
このため、見晴らしのよい場所で対向車が来ていないか停車・確認のうえ、ゆっくりと進んでいきました。
途中、車の前を悠然と歩くサルに遭遇してビックリしました。このあたりでは当たり前の光景だそうです。
いくつかの難所を無事通過し、上り桟橋に到着。どうもありがとうございました。
いかがでしたか。
これで世界一早い(?)、星のや京都の宿泊レポートは終了です。
開業後、まもない訪問とあって、当然ながらサービス面で多少のぎこちなさも感じました。でも、ゲストに楽しんでもらおうとする一生懸命さがひしひしと伝わってきたので、結果的に大変満足な滞在でしたよ。
軽井沢に比べ、規模、施設面の充実など、改善の余地は多いでしょうが、「京都吉兆 嵐山本店」との提携など、近隣のサービスを組み合わせることで課題克服は十分に可能だと思います。何しろ、ここは屈指の観光地、「京都」ですからね。
京都駅からタクシーで約30分(プラス船)で、日常とはかけ離れた世界が楽しめるのです。多少奮発しても(笑)、「本当にわざわざ泊まりに行く価値のある 日本の宿、リゾート」(ブルータス風)だと思います。
星のや京都はスタートしたばかり。今後の成長が楽しみです。