ランチの最終回です。
コンソメスープ
現在のコンソメスープとは異なり、まさにコンソメのみのお味。
まさに西洋のだし汁といった趣。
スープが入ったボウルを持ったスタッフから、「こちらではお客様に好きな分だけご自身でお取りいただくスタイルとなっております」と言われました(笑)。
少し面食らいましたが、面白いプレゼンテーションですね~♪
メインの肉料理
牛胸肉の煮込み 代々受け継がれてきたデミグラスソース
デミグラスはビーフシチューのような印象を受けました。
肉の上に乗った付け合わせの野菜(特にトロトロの玉葱)が良かったです。
もうひとつの名物がこちら。
開業当時から変わらぬ味の富士屋伝統のカレーライス
カレーには6種(らっきょう、福神漬、レーズン、ピクルス、葉とうがらし、マンゴーチャツネ)のトッピングをお好みで。
全種類試しましたが、レーズンが予想以上にイケました♪
ナッツとバニラアイスの相性が良く、個人的には今日一番の料理(デザートですが)でした(笑)。
食後のコーヒー
ミルクボウルの脚が可愛い♪
ごちそうさまでした。
食後感はなかなかの満足を得ることができました。
料理は開業当時のレシピを基にしており、現代人の(おいしさの)味覚と必ずしも整合するものでないのは仕方のないところです。
しかし、このダイニングにはそれを上回る「歴史の重み」があります。
この立派な建物で食事ができるだけでも十分価値があると思います。
それに、「富士屋ホテルのダイニングで食事をした」という話のタネも得られますし(笑)。
さらに言えば、スタッフのフレンドリーなサービスも好印象でした。
皆さんも、箱根を訪れる際には立ち寄りを検討してみてはいかがですか?