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独身豪族ブログ

ホテル・旅館ライフの記録

ザ・フジヤでランチ その3

2011-09-27 00:25:00 | 富士屋ホテル

ランチの最終回です。

 

 

 

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コンソメスープ

現在のコンソメスープとは異なり、まさにコンソメのみのお味。

まさに西洋のだし汁といった趣。

 

スープが入ったボウルを持ったスタッフから、「こちらではお客様に好きな分だけご自身でお取りいただくスタイルとなっております」と言われました(笑)。

 

 

少し面食らいましたが、面白いプレゼンテーションですね~♪

 

 

 

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メインの肉料理

牛胸肉の煮込み 代々受け継がれてきたデミグラスソース

 

デミグラスはビーフシチューのような印象を受けました。

肉の上に乗った付け合わせの野菜(特にトロトロの玉葱)が良かったです。

 

 

 

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もうひとつの名物がこちら。 

 

 

 

 

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開業当時から変わらぬ味の富士屋伝統のカレーライス

 

 

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カレーには6種(らっきょう、福神漬、レーズン、ピクルス、葉とうがらし、マンゴーチャツネ)のトッピングをお好みで。

 

 

全種類試しましたが、レーズンが予想以上にイケました♪

 

 

 

 

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皇族の方々に愛されたチョコナッツサンデー

 

 

 

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ナッツとバニラアイスの相性が良く、個人的には今日一番の料理(デザートですが)でした(笑)。

 

 

 

 

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食後のコーヒー

ミルクボウルの脚が可愛い♪

 

 

ごちそうさまでした。

 

食後感はなかなかの満足を得ることができました。

料理は開業当時のレシピを基にしており、現代人の(おいしさの)味覚と必ずしも整合するものでないのは仕方のないところです。

 

しかし、このダイニングにはそれを上回る「歴史の重み」があります。

この立派な建物で食事ができるだけでも十分価値があると思います。

それに、「富士屋ホテルのダイニングで食事をした」という話のタネも得られますし(笑)。

 

さらに言えば、スタッフのフレンドリーなサービスも好印象でした。

 

 

皆さんも、箱根を訪れる際には立ち寄りを検討してみてはいかがですか?


ザ・フジヤでランチ その2

2011-09-26 00:01:00 | 富士屋ホテル

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さて、何をいただきましょうか。

 

この時(2011年9月)のメニューは、本館竣工120周年を記念した「エクセラン」、ビーフ・チキン・シーフード取り合わせカレー、1万円カレーなどがありました。

 

もちろん、アラカルトメニューもあります。

 

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ダイニング入口にあったアラカルトメニュー

(写真をクリックすると拡大します。ご参考まで)

 

 

 

ダイニングの名物でもある、カレーとコンソメスープを食べたかったので、エクセランをオーダーしましたよ。 

 

 

 

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フレンチを頂く際にありがちな、若干の緊張感を、館内の(良い意味での)古さが和らげてくれます。食事前ですが、リラックスしてきました(笑)。

 

でも、ドライバーですので、アルコールは回避です(汗)。

 

 

 

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カトラリーは使い込まれた感のあるもの。

 

 

 

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前菜

箱根西麓野菜と富士山の湧水で育ったトラウトサーモンのスモーク

 

お皿に添えられたレモンを絞っていただくと、キリッとした酸味とスモークサーモンがよく合って美味しい。

 

 

 


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ライ麦とくるみのパン

 

 

 

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バターのお皿もクラシックで可愛らしいものでした。

 

 

 

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ザ・フジヤでランチ その1

2011-09-25 20:42:03 | 富士屋ホテル

ホテル館内を見て回ったあと、ランチに伺ったのはメインダイニング「ザ・フジヤ」

 

 

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昭和5年、日光東照宮本殿をモデルに建てられたダイニングルーム。

クラシカルな雰囲気のなか、フランス料理を楽しむことができます。

 

 

 

案内されたのは一番奥の良席。

満席ではなかったものの、やはり予約しておくのが無難だと思います。

 

 

 

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ランチは11:30と13:30スタートの二部制となっています。

当初、11:30での予約でしたが、渋滞にハマり、ホテルに向かう途中、13:30の予約に変更した次第です。

 

訪問時、そうしたインフォメーションがきちんと伝わっていた点(案内係「遠くからありがとうございます」)もさすがホテルのダイニングと感心したわけです。

 

 

何気ない気配り、大事だなあと実感。

 

 

 

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席からダイニング全体を見たところです。

大きな窓からは太陽の光が燦々と入り込んでおり、明るい館内となっています。

 

 

 

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高山植物と花鳥が描かれた格天井(ごうてんじょう)が見事ですね~。

 

 

 

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木彫りの彫刻もさすがです。

 

 

 

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席の真上には明治天皇の額が飾られていました。

さりげなく置いてあるところに歴史の重みを感じてしまいます。

 

 

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席からは花御殿をバッチリ見ることができました♪

 

 


富士屋ホテル

2011-09-19 21:24:48 | 富士屋ホテル

三連休、皆様いかがお過ごしですか?

 

私は近場でご飯を食べたりしてゆっくりと過ごしましたよ。

 

 

但し、連休前の休みを利用して、箱根に行ってきました。

箱根の地を訪れるのは、3年ぶりですね~。

 

 

 

3連休前の週末でもあり、多少は空いているのかなと考えていたのですが、実際はかなり混雑していて、高速も渋滞がきつかったです。

 

 

この日は、一度入ってみたかった富士屋ホテルを訪問しました。

 

 

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1891年建造の本館

ホテルで一番歴史のある建物です。

 

 

 

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こちらは1936年建造の花御殿

海外では「フラワーパレス」と呼ばれ、富士屋ホテルを象徴する建物として知られています。

 

 

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本館のエントランス

クラシックホテルならではの重厚な雰囲気が感じられます。

もちろん、付近にはベル係が控えていてゲストを気持ちよく迎え入れていましたね。

 

 

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フロント

宿泊者だけでなく、食事やお土産を求めるゲスト、さらに婚礼関係など多くの方で賑わっていました。

 

 

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クラシックホテルを印象付けるに最適の階段

 

 

 

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ロビーには結構な数のソファが並べられており、待ち合わせや休憩に利用できます。

(写真の右部分にも同程度のスペースがあります)
 

 

 

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このソファなんて、逆に新しさを感じさせてくれます♪

 

 

 

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調度品を含め、とにかく渋いところが自分の中で新鮮にうつります。

こういう良さが分かるようになったのは、歳を取ったということなんでしょうね(笑)。

 

 

しばらく館内を散策したところで、お腹が空いてきました(笑)

 

では、そろそろお昼をいただきに行きましょう。