台風一過土曜日朝8時 今日は通常営業です・・・げげげ!月末!
タイトな予定でありますが何とかこなしたい
車種
マツダ乗用ディーゼル
症状
水温警告灯点灯
点灯後走行するもエンジンが吹けなくなったようだ
急には止まれない走行環境もあるかと思いますが、とにかく水温警告灯が点灯したら「停止」が基本、面倒でもロードサービスを呼ぶほうがいいと思います
点検作業 部品交換作業
写真では見えないがインマニ奥、エンジンブロックにウォーターバイパスジョイントが取り付けてあり、そこから冷却水漏れ発生
じゃんじゃん漏ってましたな
作業はひと目インマニ脱着だ。だがこの状態で直接アクセスできた
ですので見積のインマニ脱着を見送ってマイナス、そしてやり辛くなった分をプラス。その他不随作業、診断機使用料など。結果的ではあるが見積金額より抑えられた。
(※項目、作業工賃の考え方などは事業所によって違います)
それにしても・・取り外したEGRパイプの状態を見るだけでも、エンジン内部にどれだけスラッジが溜まっているのか想像が付くと言うもの。・・・今回は忘れよう
冷却水漏れ部品 取り外して確認
樹脂接合部がパカッと割れている
やはりこういうのは頼りない。バイパスジョイント部品で割れているのはほぼ樹脂製だ。
金属でも錆びて穴が開く場合もあるが、スーパーロングライフクーラントになってからはそんな事例はあまりない(と思う)
新品は・・
対策品になっておりました。見た目からあんしーん
バイパスホースも交換 サーモは・・見送った
クーラント注入、水温を見ながらエア抜きファン作動確認
エンジンオイル交換
水温が上昇すると当然油温も上昇、そして高温が続くとその後のオイル性能が落ちます
ですからオーバーヒート修理時はオイル交換も同時にしたほうがいいです、程度によりますが
それでなくとも時期を過ぎていたので交換
当該車純正はディーゼルエクストラSKYACTIV-D・0W-30だがDL-1・5W-30で代替が効く
エンジンチェックランプ消去
オーバーヒートが原因と思われるDTC(故障コード)表示が3つほど
エンジンが吹けなくなったのはフェイルセーフモードに移行したからと推測できます
(水温110℃以上が2.5秒以上続くとエンジン保護のため吸気を制限)
車の状態を鑑みるに、今後は定期点検実施、エンジンオイルは必ず定期交換、DPF定期洗浄、そしてできるだけのエンジン内部洗浄を視野にいれてほしいところでございます
おしまい