おおわだ保育園世田谷豪徳寺

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耳の健康を守りましょう

2022-02-25 10:55:49 | その他情報

耳の健康を守りましょう!

 

3月3日は耳の日です。耳の役割について考えてみましょう。

耳の中は3つに分かれています。いわゆる耳の穴と呼ばれている「外耳」。緩やかに曲がった2~3㎝の通路です。空気で伝わってきた音の波は、この突き当りにある鼓膜に伝わります。

鼓膜は、「中耳」との境にある薄い膜です。「中耳」には、3つの骨があり、音のふるえを「内耳」に伝え、電気信号に変えて神経によって脳に伝えられ、「音が聞こえた!」となるのです。

また、耳は「音を聞く」他に、「体のバランスをとる」という働きをしています。耳の奥にある「内耳」に三半規管があり、体の傾きや動きなどを感じ取っています。

 

子どもの耳を観察してみてください。

びっくりするほど耳あかが詰まっていることがあります。

たまりすぎていると聞こえが悪くなったり、水でふやけて鼓膜を圧迫し、ちょっとした不注意で中耳炎・外耳炎を引き起こすこともあります。

また、子どもの耳管の構造上、喉や鼻からの菌が入り込みやすく、中耳炎になりやすいです。鼻づまりなどで内耳の内圧が低くなり、中耳に浸出液が溜まることで中耳炎になることもあります。

 

日頃から気を付けるように心がけましょう。

①耳を爪で引っかいたり、強く引っ張ったりしないようにしましょう。

②耳あかがたまっていないか、こまめに確認しましょう。

 ※耳掃除のし過ぎには要注意しましょう。

  月1~2回で十分です。

③鼻をかむときは、片方ずつ静かに行いましょう。

④耳の側で、大きな音や声を出さないようにしましょう。

 

こんな症状が見られたら、耳鼻科に相談をしてみましょう。

①向かい合って話せば通じるが、背後から声を掛けると返事をしない。

②テレビの音を大きくしたり、近付いて見る。

③会話をしていて、何度も聞き返す。

④話しかけてもぼんやりしたり、後から聞き返したりすることが多い。

⑤よく耳を触っている。

鼻の症状がある時、耳の症状がある場合は、早めの耳鼻科受診をお勧めします。

 

耳掃除のポイント

①まず、子どもが耳に触れられることに慣れることから始めましょう。

②ゆったりとしたスペースで子どもを横向きに寝かせ、体制を安定させましょう。

③綿棒を使用する時は、耳あかを奥に押し込まないようにしましょう。

 カサカサの耳あか:耳かき棒と綿棒が可能です。

 ベトベトの耳あか:綿棒を使用しましょう。

④耳掃除は、耳の入り口から1~1.5㎝までにしましょう。

⑤耳あかが見えていても取りずらい時は、無理をせず耳鼻科を受診しましょう。

⑥お風呂あがりは、皮膚がふやけて傷つきやすいため、避けましょう。

⑦子どもがリラックスできることを心掛けましょう。

⑧きれいに取れなくても、「じっとして偉かったね」などと声掛けをしてあげましょう。

 

今年度も残すところあと1ヶ月となりました。

病気や怪我に気を付けて、残りの日々も楽しく過ごしましょう。

 

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