(01)
―「昨日(令和02年11月11日)」は示してゐない所の、―
1 (1)∀x{Px→(Tx∨Bx)} A
2 (2)∀x(Fx→~Px) A
3 (3)∃x(Bx& Fx) A
1 (4) Pa→(Ta∨Ba) 1UE
2 (5) Fa→~Pa 1UE
6 (6) Ba& Fa A
7(7) Pa A
1 7(8) Ta∨Ba 47MPP
1 7(9) Ba∨Ta 8交換法則
1 7(ア) ~~Ba∨Ta 9DN
1 7(イ) ~Ba→Ta ア含意の定義
6 (ウ) Ba 6&E
6 (エ) Fa 6&E
2 6 (オ) ~Pa 5エMPP
2 67(カ) Pa&~Pa 7オ&I
2 7(キ) ~(Ba& Fa) 6カRAA
2 7(ク) ~Ba∨~Fa キ、ド・モルガンの法則
2 (ケ) Ba→~Fa ク含意の定義
2 6 (コ) ~Fa ウケMPP
2 6 (サ) Fa&~Fa エコ&I
2 (シ) ~Ba 6サRAA
12 7(ス) Ta イシMPP
12 (セ) Pa→Ta 7スCP
12 (ソ)∀x(Px→Tx) セUI
といふ「計算」を、「計算(01)」とする。
(02)
―「昨日(令和02年11月11日)」に示した所の、―
1 (1)∀x{Px→(Tx∨Bx)} A
2 (2)∀x(Fx→~Px) A
3 (3)∃x(Bx&Fx) A
1 (4) Pa→(Ta∨Ba) 1UE
2 (5) Fa→~Pa 1UE
6 (6) Ba&Fa A
7(7) Pa A
1 7(8) Ta∨Ba 47MPP
1 7(9) Ba∨Ta 8交換法則
1 7(ア) ~~Ba∨Ta 9DN
1 7(イ) ~Ba→Ta ア含意の定義
6 (ウ) Fa 6&E
2 6 (エ) ~Pa 5ウMPP
2 67(オ) Pa&~Pa 7エ&I
2 7(カ) ~(Ba& Fa) 6オRAA
2 7(キ) ~Ba∨~Fa カ、ド・モルガンの法則
2 7(ク) ~Fa∨~Ba キ交換法則
2 7(ケ) Fa→~Ba ク含意の定義
2 67(コ) ~Ba ウケMPP
23 7(サ) ~Ba 36コEE
123 7(シ) Ta イサMPP
123 (ス) Pa→Ta 7シCP
123 (セ)∀x(Px→Tx) スUI
といふ「計算」を、「計算(02)」とする。
従って、
(01)(02)により、
(03)
12 (ソ)∀x(Px→Tx) セUI
といふ「結論」は、「計算(01)」であって、
123 (セ)∀x(Px→Tx) スUI
といふ「結論」は、「結論(02)」である。
従って、
(01)(02)(03)により、
(04)
① ∀x{Px→(Tx∨Bx)},∀x(Fx→~Px)├ ∀x(Px→Tx)
② ∀x{Px→(Tx∨Bx)},∀x(Fx→~Px),∃x(Bx&Fx)├ ∀x(Px→Tx)
に於いて、
① は、「計算(01)」に基づく「推論」であって、
② は、「計算(02)」に基づく「推論」である。
従って、
(04)により、
(05)
P=大統領である。
F=不正を行ふ。
T=トランプである。
B=バイデンである。
として、
(ⅰ)すべてのxについて{xが大統領であるならば(xはトランプか、または、バイデンである)}。然るに、
(ⅱ)すべてのxについて(xが不正を行ったのであれば、xは大統領ではない)。従って、
(ⅲ)すべてのxについて(xが大統領であるならば、xはトランプである)。
といふ「推論」、すなはち、
(ⅰ)大統領は、トランプか、バイデンである。然るに、
(ⅱ)不正を行った者は、大統領にはなれない。従って、
(ⅲ)大統領はトランプである。
といふ「推論」は、
① ∀x{Px→(Tx∨Bx)},∀x(Fx→~Px)├ ∀x(Px→Tx)
である。
従って、
(04)により、
(06)
(ⅰ)すべてのxについて{xが大統領であるならば(xはトランプか、または、バイデンである)}。然るに、
(ⅱ)すべてのxについて(xが不正を行ったのであれば、xは大統領ではない)。然るに、
(ⅲ)あるxは(バイデンであって、不正を行った)。従って、
(ⅳ)すべてのxについて(xが大統領であるならば、xはトランプである)。
といふ「推論」、すなはち、
(ⅰ)大統領は、トランプか、バイデンである。然るに、
(ⅱ)不正を行った者は、大統領にはなれない。然るに、
(ⅲ)バイデンは、不正を行った。従って、
(ⅳ)大統領はトランプである。
といふ「推論」が、
② ∀x{Px→(Tx∨Bx)},∀x(Fx→~Px),∃x(Bx&Fx)├ ∀x(Px→Tx)
といふ「推論」である。
然るに、
(07)
(ⅰ)大統領は、トランプか、バイデンである。然るに、
(ⅱ)不正を行った者は、大統領にはなれない。従って、
(ⅲ)大統領はトランプである。
といふ「推論」は、明らかに「妥当」ではなく、
(ⅰ)大統領は、トランプか、バイデンである。然るに、
(ⅱ)不正を行った者は、大統領にはなれない。然るに、
(ⅲ)バイデンは、不正を行った。従って、
(ⅳ)大統領はトランプである。
といふ「推論」こそが、「妥当」である(推論の妥当性と、真実か否かは、関係が無い)。
従って、
(01)(05)(06)(07)により、
(08)
「昨日、最初」に思ひついた所の、
1 (1)∀x{Px→(Tx∨Bx)} A
2 (2)∀x(Fx→~Px) A
3 (3)∃x(Bx& Fx) A
1 (4) Pa→(Ta∨Ba) 1UE
2 (5) Fa→~Pa 1UE
6 (6) Ba& Fa A
7(7) Pa A
1 7(8) Ta∨Ba 47MPP
1 7(9) Ba∨Ta 8交換法則
1 7(ア) ~~Ba∨Ta 9DN
1 7(イ) ~Ba→Ta ア含意の定義
6 (ウ) Ba 6&E
6 (エ) Fa 6&E
2 6 (オ) ~Pa 5エMPP
2 67(カ) Pa&~Pa 7オ&I
2 7(キ) ~(Ba& Fa) 6カRAA
2 7(ク) ~Ba∨~Fa キ、ド・モルガンの法則
2 (ケ) Ba→~Fa ク含意の定義
2 6 (コ) ~Fa ウケMPP
2 6 (サ) Fa&~Fa エコ&I
2 (シ) ~Ba 6サRAA
12 7(ス) Ta イシMPP
12 (セ) Pa→Ta 7スCP
12 (ソ)∀x(Px→Tx) セUI
といふ「計算」は、「マチガイ」であるし、固より、
「EE(存在量記号除去の規則)」の「適用」を「予定」して始めたにも拘らず、
「EE(存在量記号除去の規則)」を「適用」しなかった「計算」は、
「これ迄、1度も行った」ことがなく、そのため、
12 (ソ)∀x(Px→Tx) セUI
といふ「結果」を見た際には、「本当かよ!?」といふのが、「率直な、感想」であった。
そのため、
(01)(02)(08)により、
(09)
「計算(01)」を放棄して、
「計算(02)」を採用したのであるが、
「計算(02)」も、「なかなか、興味深い」。
(10)
1 (1)∀x{Px→(Tx∨Bx)} A
2 (2)∀x(Fx→~Px) A
3 (3)∃x(Bx&Fx) A
1 (4) Pa→(Ta∨Ba) 1UE
2 (5) Fa→~Pa 1UE
6 (6) Ba&Fa A
7(7) Pa A
1 7(8) Ta∨Ba 47MPP
1 7(9) Ba∨Ta 8交換法則
1 7(ア) ~~Ba∨Ta 9DN
1 7(イ) ~Ba→Ta ア含意の定義
6 (ウ) Fa 6&E
2 6 (エ) ~Pa 5ウMPP
2 67(オ) Pa&~Pa 7エ&I
2 7(カ) ~(Ba& Fa) 6オRAA
2 7(キ) ~Ba∨~Fa カ、ド・モルガンの法則
2 7(ク) ~Fa∨~Ba キ交換法則
2 7(ケ) Fa→~Ba ク含意の定義
2 67(コ) ~Ba ウケMPP
23 7(サ) ~Ba 36コEE
123 7(シ) Ta イサMPP
123 (ス) Pa→Ta 7シCP
123 (セ)∀x(Px→Tx) スUI
に於ける、
2 7(キ) ~Ba∨~Fa カ、ド・モルガンの法則
2 7(ク) ~Fa∨~Ba キ交換法則
2 7(ケ) Fa→~Ba ク含意の定義
といふ「3行」は、
2 7(キ) ~Ba∨~Fa カ、ド・モルガンの法則
2 7(ク) Ba→~Fa キ含意の定義
といふ「2行」であることも、「可能」であり、そのため、
6 (ケ) Ba 6&E
2 67(コ) ~Fa クケMPP
といふ「計算」も、「可能」である。
然るに、
(11)
2 67(コ) ~Fa クケMPP
であるとすると、
6 (ウ) Fa 6&E
ではないため、
2 6 (エ) ~Pa 5ウMPP
2 67(オ) Pa&~Pa 7エ&I
2 7(カ) ~(Ba& Fa) 6オRAA
2 7(キ) ~Ba∨~Fa カ、ド・モルガンの法則
2 7(ク) ~Fa∨~Ba キ交換法則
2 7(ケ) Fa→~Ba ク含意の定義
2 67(コ) ~Ba ウケMPP
23 7(サ) ~Ba 36コEE
123 7(シ) Ta イサMPP
123 (ス) Pa→Ta 7シCP
123 (セ)∀x(Px→Tx) スUI
ではない。
そのため、
(04)(08)(11)により、
(12)
① ∀x{Px→(Tx∨Bx)},∀x(Fx→~Px)├ ∀x(Px→Tx)
② ∀x{Px→(Tx∨Bx)},∀x(Fx→~Px),∃x(Bx&Fx)├ ∀x(Px→Tx)
に於ける、
① だけなく、結局は、
② も「マチガイ」なのか(?)。
といふ風に、「自信」を、無くしかけた。
しかしながら、
(13)
6 (ウ) Fa 6&E
でなければ、
2 6 (エ) ~Pa 5ウMPP
ではないし、
2 6 (エ) ~Pa 5ウMPP
でなければ、
2 67(オ) Pa&~Pa 7エ&I
ではないし、
2 67(オ) Pa&~Pa 7エ&I
でなければ、
2 7(キ) ~Ba∨~Fa カ、ド・モルガンの法則
ではないし、
2 7(キ) ~Ba∨~Fa カ、ド・モルガンの法則
でなければ、
2 7(ク) Ba→~Fa キ含意の定義
6 (ケ) Ba 6&E
2 67(コ) ~Fa クケMPP
でない。
然るに、
(13)により、
(14)
(ウ) Fa(aはFである。)
といふことが、
(コ)~Fa(aはFでない。)
といふことの、「原因」である。
といふことは、「矛盾」である。
従って、
(10)~(14)により、
(15)
2 7(キ) ~Ba∨~Fa カ、ド・モルガンの法則
2 7(ク) ~Fa∨~Ba キ交換法則
2 7(ケ) Fa→~Ba ク含意の定義
といふ「3行」を、
2 7(キ) ~Ba∨~Fa カ、ド・モルガンの法則
2 7(ク) Ba→~Fa キ含意の定義
といふ「2行」に、「書き換へる」べきではない。
従って、
(02)(15)により、
(16)
―「昨日(令和02年11月11日)」に示した所の、―
1 (1)∀x{Px→(Tx∨Bx)} A
2 (2)∀x(Fx→~Px) A
3 (3)∃x(Bx&Fx) A
1 (4) Pa→(Ta∨Ba) 1UE
2 (5) Fa→~Pa 1UE
6 (6) Ba&Fa A
7(7) Pa A
1 7(8) Ta∨Ba 47MPP
1 7(9) Ba∨Ta 8交換法則
1 7(ア) ~~Ba∨Ta 9DN
1 7(イ) ~Ba→Ta ア含意の定義
6 (ウ) Fa 6&E
2 6 (エ) ~Pa 5ウMPP
2 67(オ) Pa&~Pa 7エ&I
2 7(カ) ~(Ba& Fa) 6オRAA
2 7(キ) ~Ba∨~Fa カ、ド・モルガンの法則
2 7(ク) ~Fa∨~Ba キ交換法則
2 7(ケ) Fa→~Ba ク含意の定義
2 67(コ) ~Ba ウケMPP
23 7(サ) ~Ba 36コEE
123 7(シ) Ta イサMPP
123 (ス) Pa→Ta 7シCP
123 (セ)∀x(Px→Tx) スUI
といふ「計算」は、「妥当」である。