おうみ進学プラザ 先生ブログ

先生たちがリレー形式でブログを作成。
どの先生が登場するかはお楽しみ。

“そはながためになるなれば”

2015年10月12日 | 日記

こんにちは、河合塾マナビスの真下です。

前回も書きましたが、模試の10月。と同時に、高2生にとっては「受験生」となるまで、残り2か月を切っております。

オリンピックの陸上競技でも何でも思い描いてみてくださいね。

"READY"のかけ声がかかるまでに、選手たちは、ウォーミングアップ、精神集中…いろいろなことをしています。

号砲が鳴るまでの間にも、大切な準備があるんですね。徐々にエンジンをあっためておかないと、スタート失敗してしまいますからね。

高2生のみんなも、今にも"READY"のかけ声がかかるんだって、ちゃんと意識できてるかな?スタートダッシュ、しっかりと決めようね!

というわけで、前回もお伝えした「スーパー講義」、絶対に来てくださいね!

いくら強調してもし足りないぐらいですが、高2生がこれに来ないなんて本当にもったいない!という内容、そして「奇跡の講師陣」です。

えー、でも部活が…と言っているそこのキミ!優先順位を見極めるんですよ!もうすぐ受験生のキミたちにとって、これに勝る「用事」は、なかなかありませんよ!

ぜひぜひ、スイッチを入れてもらいに、フェリエ南草津までお越しくださいね!(保護者のご参加も大歓迎です!)

 

ところで、「読書の秋」ということで、少しそれにからめて。

先日「サイボーグ009」の主題歌をふと耳にしたせいで、つられるように『誰がために鐘は鳴る』という小説の題名が、事あるごとに頭に浮かんできております。(カッコイイ題名ですよね…。)

読んだのははるか昔のことで、正直内容はあまり覚えておりませんが(!)、巻頭の詩は当時手帳に丸写ししていましたので、今でもよく覚えております。

ジョン・ダンという詩人の著したもので、「形而上派」の名にふさわしい「特徴的な比喩を使った理屈っぽい詩」ですが、最後のところがとてもかっこいいのです。

And therefore never send to know for whom the bell tolls; it tolls for thee.

(ゆえに問うなかれ、誰(た)がために鐘は鳴るやと。そは汝(な)がために鳴るなれば。)

うーーーーむ、かっこいい!と、思わずうなってしまいます。この一節がどういう事を言っているのか、詳細は、ぜひ図書館、本屋さんでご確認ください。

 

というわけで、前置きが長くなりましたが、最近のマイブームはこの言葉なのでした。

読書の秋、以下のような子どもたちとの定番のやりとりも、一部漢字を変えたこの言葉で格調高くなるかもしれませんね!

生徒:「何で、勉強しないといけないの!?」

ボク:「問うなかれ…そは汝がために成るなれば。」

生徒:「こんな勉強、何の役に立つの!?」

ボク:「問うなかれ…そは汝がために成るなれば。」

生徒:「何で、部活休んでまでスーパー講義行かなきゃいけないの!?」 

ボク:「問うなかれ…そは汝がために成るなれば。」

 

…すごく生徒に嫌われそうなので、やっぱりやめておきましょうか…。

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