私の朝いれるコーヒーのお気に入りのセット。
山ひつじ舎の直火オーケーのチャイポットとコーヒーカップ。
彼女の作品と出会ったのは、読谷村の共同売店だった。
そこは村内の陶芸作家の作品が一同に売られているところだ。
沖縄独特の素朴な模様のはいった器たちの中に、ぽわっと白く、絵も小さくほんのひとつさらっとあるだけの器があった。あまりにも他と違うアプローチにぐ~んと引き寄せられ、作家の名前を見た。女の人だ!
ある日、娘が通っていた保育所で、彼女と保護者として出会った。
女手ひとつで娘3人を育てている優しくてたくましい母だった。
それからは、娘どうし同じ年というのもあって、彼女の小さくてかわいい家へ何度となく遊びに行かせてもらい、私は彼女のことをとっても気に入ってしまった。
彼女の器は見た目が他の人と違うだけでなく、何というか、たたずまいがちがう。「自分はこのくらいで」というような控え目な器の「このくらい」に彼女のパンクさがある。他のいろんな陶芸家の男どものヘタなこだわりや自己表現を一掃するところがある。
忙しい母だからこそ必要なもの以外はそぎおとされ、できるもの、あるものでまかなってしまう逆こだわりがある。そこがカッコいい。
母親という目線をもっているのも好きだ。常に使う側だからこそ生まれた物や形がある。
こんな土鍋!まるで生き物みたい!
これは、我が家に生息しているやつです。
彼女の器は
読谷村の共同売店、
宜野湾市のmofmona no zakka、
那覇のMAXI MARKET、
首里のエコショップえころんなとで取り扱っています。
そして明日、読谷村のむら咲むらで行われる市場と音楽「きとねいち」(http://kitone1.exblog.jp/)にも出店しています。ちょっと画像が悪いけれど、これは出品予定の「ポレポレファミリー」。。。一輪ざしです。
来週は「山ひつじ舎」未可さんの生活の一部、「本」について書いてみます。
近所の友達の間では「山口文庫」ともよばれている彼女のたくさんの蔵書の数々。
私も彼女から借りた本で影響を受けたものがたくさんあります。
きとねいちのリポートも交えてお伝えします。
お楽しみに!
明日のきとねいち晴れるといいな!
よかったら、遊びに来てください!売り切れ御免!マイ食器ヨロシクです!
text:吉見綾子
きのうはおにぎりありがとう、完食。
ナルはおだいじにね。みか