おかずさんの読書

ビジネス・歴史を中心に読んだ本の感想を記載

銀河鉄道の父

2020-07-19 18:38:11 | 小説
「銀河鉄道の父」 門井慶喜著 講談社

 宮沢賢治の生涯を、父の宮沢政次郎から見たストリーで描いた小説。直木賞受賞作。
 駄目息の子賢治、それをやさしく甘やかす父。家長制の明治時代において、厳格な父を演じつつ、親ばかぶりを発揮しながら、仲良い宮沢家の日常が流れている。
 何をやっても中途半端で成功しない賢治。死後に小説が有名になるが、生涯賢治を見守った父親の愛情があふれている。
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